馬鹿のひとつ覚えな展開・Y〜追わずにいられない〜

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ヒロインの心理状態による、活動変化

1.絶望・自閉症気味(別名:私、不幸なの症候群)
 他人との関わりを拒んでいる。”他人を信じられない”か”自分と関わると不幸になる”のどちらかのパターン
 特殊能力(超能力やら封印された力など)を持つ場合、制御不能か、できても微々たる力しか出さない。
 「私に、関わらないで・・・」

2.幸福・元気
 1からの変化の場合は、ある程度の力の制御が可能になっている。
 初期にこの形態の時は、自分の力(運命)には全く気付いていない。
 妙に勘が鋭い、しかし事件には必ず巻き込まれる。
 「風が騒がしいわ・・・何故だろう、胸がドキドキする」

3.感情凍結
 中間イベント的状態、まずこの状態で話が終わる事はない。
 特殊能力持ちの場合、完璧に制御可能になってるが、ある種の脆さがある。
 行動の判断基準も、昔に定められた事(宿命やら盟約やら)を遵守する傾向
 「時は来ました。ローレライプログラム開始・・・」

4.自己犠牲
 ○○の為に、と言って自らを犠牲にする・・・が、その犠牲で事件が解決する事はない。
 精々、、次に戦う主人公の戦意を上げる為のイベント程度(笑)
 ヒロインが持っていた力が、主人公に宿るなどの、主人公パワーアップイベントに繋がる。
 この場合、ヒロインは精神体となって主人公に宿り、主人公がピンチの時に出てくる。
 ただし、相手が誇り高き敵の場合、高い確率で生き残る。
 ちなみに、敵はヒロインに対して敬意を表する。
「死ぬぞ・・・女」
「構いません・・・○○が死なないのなら・・・」
「いい目だ、今まで出会った戦士の中で、一番いい目をしている・・・」

5.慈愛・慈母モード(別名:ヘッドハンティングモード)
 敵側の人物が主人公側に寝返る時に、多発するモード
 このモードの時のヒロインに近付くのは危険、
 モラルの高い敵(誇り高き者等、大抵は敵の中でもトップクラスの強さを持つ)の、
 寝返りのフラグが立ちます(笑)
「もう止めましょう・・・憎しみは、自分を傷つけるだけです」
「・・・・・・(暖かい、何て暖かいんだ・・・まるで聖母の様だ)」

6.覚悟完了
 ヒロイン最強状態。もう、止められません・・・
 直接戦闘能力は兎も角、間接的な能力でラスボスでさえ怯ませます。
「私はもう逃げない! 自分の宿命に・・・未来は自分の手で勝ち取る!」
「こ、この力! 光の聖母の力!!」

長文、スマン