幼なじみは禁止!! The 3rd Impact

このエントリーをはてなブックマークに追加
761不正規戦班
「ねえ、  幼  なじみの○○君」
「・・・・・  な  んだい同じく幼なじみの△△さん」
「うん、  じ  つはね。折り入って頼みたいことなんてものがあるんだけどね」
ほほえ  み  を浮かべた顔を、真っ直ぐ僕に向けて彼女は言った。
「あの、  断  っておくけど」
「なーに  固  くなってんのよ、2人の仲じゃないの。遠慮することなんかないのに」
「・・・・・  キ  ミは今自分がどこにいるのか、ちゃんと解っているのかい?」
「あーこ  れ  ?ベランダでしょ」
僕の人  生  のなかで、これをベランダと言い切ったのは、きっと貴女が最初で最後だろう。
「これが  か  ?これはな、手すりって言うんだよ」
ギッシギ  シ  と音を立て、少女(?)の重みに耐えてるステンレスの頼もしいやつだ。
「ふーん  て  すり、って言うんだ。勉強になるなあ、ということで宿題見せて」
「・・・・・・  お  まえ、ひょっとしてそれだけのために?」
「はーや  く  ぅー」
危なげ  な  音を立てつつ手すりをグラグラ揺らすんじゃない、という顔をしたら
「大丈夫  絶  対。子供の頃なんかよくやってたじゃない」
しかられ  た  のは決まって僕だったような気がするのは、僕の思い過ごしか記憶違いか。
「だいた  い  、あの頃とは体重が違うだろ体重が」
「それは  禁  句だよ。そういうデリカシーに欠けてるから、例の先輩にだってフられちゃうんだ」
「だから  止  してくれよその話は。はい、宿題」
「わーい  愛  してるぜー○○ちゃーん」
「それな  ら  今度からは玄関から入っておいで。熱く抱きしめてやるから。ついでに・・・
「こんの  ブ  男!スケベ!変態!!」
顔に何  か  平たいものが超高速で衝突した。「パァーン」我ながら良い音だ。なんちゃって。
「知らな  い  !!」
どうやら  血  は出てないようだが何と言うかすこぶる痛い。全くもって元気なお嬢さんだこと。
『発言は  よ  く考えて』そんな教訓が頭に浮かんだ。そしたら痛みもぶり返してきた。
「うううう  う  。ところでアイツ、ノートはどうすんだろう」


( ´Д`)/こんな変則縦読みを推奨スレに仕込んだら、敵の書き込みが止まってしまいました。
       これはサブリミナル効果か、それともこのSSが余りにもアレだったからでしょうか!?