幼なじみは禁止!! The 2nd War

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>>742
過去とはとかく美しく見えがちです
そして幼なじみの恐るべき力の源はまさしく「過去の思い出」。
しかし幼なじみとの微笑ましく美しい思い出は、えてして真相とは異なっていたりします。

例えば「俺小学校の頃ホントに女子にもてなかったよなぁー」といった苦い思い出は、
実は幼なじみが他の女子から「○○君に渡してね」と預かったラブレターやバレンタ
インチョコを、深夜の公園でこっそり燃やしていたり、チョコを家の庭に埋めて水を
やったりして、しかも現在それをスッパリ忘れていたりするのです。
 また食べ物の好き嫌いが激しく、幼なじみにも「ホント○○ちゃんは好き嫌いが
多いんだからぁ!!」と怒られるけど、実は昔ままごとで遊んでいたとき幼なじみに
庭の雑草や得体にしれない赤いキノコやみそ汁と称した泥(以下略)を無理矢理食べ
させられたのが原因だったりするのです。(そして現在幼なじみは料理が趣味)
 この他、「小さい頃風邪引いたとき幼なじみが毎日家にお見舞いにきてくれたなぁ」
といった淡い思い出も、単に幼なじみが主人公の風邪にうつって自分も学校休みたいなと
企んだだけだったりしますし、幼なじみに「これ買ってくれたらお嫁さんになってあげる!」
と言われて菓子やら何やらいろいろ買わされ、最後にはお金がなくなり主人公が親の財布から
500円とろうとしたところを見つかって親にシバキ倒されたなど、幼なじみに関わる思い出は
えてして悲惨な結果を生むのです。

このような「子供の頃にカナーリ毒入ってる」幼なじみを倒すには、とにかく自分のやって
きた罪状を思い出させて、罪悪感に引き落とすことです。
が、あんまり追いつめると「そ、そういう○○ちゃんさってだって昔お医者さんごっこ
で私に解剖手術とか言って無理矢理(以下略)」と逆に自分が罪悪感に陥ったり、最悪な
場合幼なじみの第2の人格が覚醒して血とはらわたと惨劇の物語になったりしますのでご注意あれ。