■ 昔を懐かしんでみるスレ(大人専用) ■

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9後藤寿庵
高校の時、ハムショップに入ったMZ-80Cをいじり倒してた。
そこで知り合った大人の人がAppleII持ってて、ハイレゾ画面で擬似的に
カナテキストを表示するのに感動した。ROMにアセンブラが内蔵
されてるのもすごかったし、キータッチの重厚さにも憧れた。
しかし、AppleIIは当時のくそ高いMZ-80Cよりなお高かった。
Macが出た時、ASCIIの記事で見て思ったのは、GUIのすばらしさでも
マウスのカッコよさでもなく、「なんでカラーマイコンの元祖
たるAppleがモノクロの事務機を出すんだ」という事だった。
実物を始めてみたのは、マイコンショーで展示されていたCanonの
DynaMac。スクリーンに高層ビルが描き出されていた。
その後だんだん憧れが膨らみ、MSX2でMacPaintっぽいインターフェイス
のドローソフトを開発しようと企むが、Mac起動時の「Welcome」のまねと、
メニューバーの実装まででメモリが足りなくなり、断念。そいでもメニュー
ピコピコ出して喜んでた。
初めて買ったMacはPlus、MacIIとSEが出た直後で、メモリも2MBに増え、
漢字Talkも2.0になって、以前より使えるようになっていたが、
あまりに高いのでハードディスクは買えず、内蔵フロッピーのみで
使用。メモリのうち800KBをシェアウエアのRamDiskに割り当て、そこに
起動ディスクを読み込んでRamDiskから使用するというわざを使って
いた。1年後に我慢できなくなってNovaの40MBハードディスクを購入。
これが寒くなるとグリースが固まってスピンアップしなくなるという
不良品(当時結構話題になった)。回らない時はディスク叩いたり
振ったりして起動させていた。
その後、Plus用アクセラレータのBrainStormを購入、これは
68000のクロックを倍に上げてくれるのだが、CPUの足に直にハンダ付け
したり、チップの足をニッパで切ったりして装着する、アクセラレータ
というよりMac改造キットといった代物。加えてあのPlusの構造で
CPU速度をあげれば、当然熱が篭って不安定になるので、秋葉原で
ジャンクのファンを購入(AC100Vで駆動するでっかいやつ)。取っ手のくぼみに
ガムテープで括りつけて使っていた。