Mac関連ネタをそれはもう凄まじい勢いで翻訳するスレ7

このエントリーをはてなブックマークに追加
455Finder 3/6
QuickTimeのプレビューも同様に機能が拡大されている。アイコン上でズームすると、妙な丸いプログレスインジケータの
ついたムービープレイヤーへと早変わりする。Finderのビューの設定における気まぐれな動作に抵抗しつつ、最も有用で
あるところのアイコンビューに移行することを考えると、この奇妙な小さなスライダーは実に有用なものになると思う。

(スクリーンショット:JobsのKeynoteのムービー)

リストビューにも機能追加が行われた。事故か偶然かそれとも? リストビュー上である行をドラッグしようとしたとき、
行全体がドラッグ可能になった。Leopardではアイコンかタイトルしかドラッグできなかったのだ。選択アイテム数を
増やそうと他のアイテムにまでドラッグ範囲を広げてドラッグすると、カーソルが移動してしまっていたのだ。
この変更は意図的なのか、それとも新しいCocoa Finderにおけるリストビューのコントロールに用いた技術によって
たまたまできた結果なのか、私には分からない。でもいずれにせよd(゜ω゜)bグッである。

リストビューにおいてカラムの分割線をダブルクリックすると、当該カラムが適切な幅にリサイズされるようになった。
これは、ほとんどのコラムが最も幅広い箇所に合わせて幅が拡大/縮小するということを意味する。データヘッダはより
冗長性の少ないフォーマットを表示するようにシュリンクする。これはおそらくLeopardでも部分的にはそうなっていた
のだろう。この機能がCocoaによって初めて実現できたことなのか、あるいはSnow Leopardで初めて正しく動作する
ようになったのかは知らないが、いずれにせよ良い方向への変化である。

Finderのブラウザビューを用いた検索機能も、年々多くのユーザーが待ち望んでいた「ちょっとしたこと」を実装する
ことで大きく進化した。Finderウインドウのツールバーから検索を実行する場合に、デフォルトの検索範囲を環境設定から
指定できるようになったのだ。神のご加護があったのかしらん。

(スクリーンショット:Finder 環境設定。マウスオーバーするとオプションが表示される)