Mac関連ネタをそれはもう凄まじい勢いで翻訳するスレ7

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障害の対処

Pixarでトイストーリーを作っていたとき、物語が大したものではないと
認めざるをえないときがあった。全然すごいものじゃなかった。
5ヶ月制作をストップした、トイストーリーになる物語をチームが
完成させる間、手持ち無沙汰だった全員に給料を払った。
そうして止める勇気がなかったらトイストーリーはああはならなかった、
おそらくPixarはなかった。

僕らはそれを"ストーリー危機"と呼んだ、それ以外は思いつかないね。
だけど、全ての映画にそれはあったんだ。制作を5ヶ月は止めない。
少し賢くなったんだ。だが、うまくいってない瞬間は
常にやってくるように思う、自分自身をだますのは簡単なんだー
自身を納得させられても、気持ちではそうなってないってことだ。

Appleのほぼ全ての製品もそういうものだ、iPhoneを例にしよう。
iPhoneは発表が近づいて変更が無理な段階になるまで違った外観のデザインだった。
ある月曜日の朝、僕は言った”これは全然好きじゃない。好きになれない。
これは今までやってきたもので最も重要な製品なんだ。”
104名称未設定:2008/03/13(木) 20:03:00 ID:ClqlJCPa0
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リセットをした。以前の多くのモデルと発想を全て検討した。
最後に出来上がったのが見ての通りのiPhoneだ。劇的に良くなっている。
地獄だったよ、チームのところに行って、"この1年間の仕事の全てを
捨てて、やり直さなくてはならないことになった。今の2倍働かなくてはいけない、
時間が無いんだ"って言わなくちゃいけなかったんだから。
そうしたらみんななんて言ったと思う? ”参加したい”

考えてる以上のことが起こる。これは単に技術や科学ではないからだ。
芸術でもあるんだ。時にこういう危機の中心にいるとき、終端に向かっていけるか
わからないものだ。だけど僕らは常にやってきたんだ、驚くだろうが、
大いに自信を持っている。重要なことはそれでも全く怖がらないことだと思う。
そう、心と魂を込めているんだ。

http://money.cnn.com/galleries/2008/fortune/0803/gallery.jobsqna.fortune/10.html