データシートの2ページに以下のように書いてあります。 --- The TEA5757HL is used in FM-standards in which the local oscillator frequency is above the radio frequency (e.g. european and american standards). The TEA5759HL is the version in which the oscillator frequency is below the radio frequency (e.g. Japanese standard). --- これは日本の受信機の規格が局部発振周波数を受信周波数より低い側にとって、 受信周波数-局発=10.7MHzと言うように中間周波数に変換する方式に対して、 欧米方式では局発を受信周波数より高くとって、局発-受信周波数=10.7MHzのよう に変換するように作っていると言っているだけです。 局発に使っているVCOの発振レンジは14ページfbandに書いてあるように50から 150MHzまで発振するようですからTEA5757HLでも充分カバーできるように思います。