Intel uPs Info 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
434名称未設定
http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=32776

解雇者のほうが多いIntelのコードネーム、事実上3つのうち2つが死にます。
興味深いのはそれらの存在そのものではなく、それらがmini-coreであることです。

彼らの名前はKevet、Keifer、Larrabee(Larabee?Laraby?Larraby?)です。
彼らは皆、確かに在ります、いえ在りました。Intelのmini-core計画の一環として。
KevetとKeiferは解雇されましたがLarrabeeにはゴーサインが出ました。
Requiescat in Pace(安らかに眠れ)と解雇者の墓石に刻まれました。

さて―――『 mini-core 』とは何でしょうか?


mini-core = LPIA(Low-Power Intel Architecture)
http://www.tomshardware.com/2006/07/10/project_keifer_32_core/index.html
http://images.tomshardware.com/2006/07/10/keifer_node.gif
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1023/kaigai313.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1130/kaigai136.htm
435名称未設定:2007/02/11(日) 02:30:25 ID:7KPzS4wf0
http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=37548

私たちは去年の春にIntelのハイエンドGPUについて報じました。
また、同年の夏にはLarrabeeというコードネームについても報道しました。
それらは、それの実態に関する関心と共にNVIDIAの死を届けます。

VR-Zoneが最近Larrabeeに関して詳細な情報を報じましたが、私はそれらはIntelによって解禁されたからだと想像します。
(つまり、私はVR-Zoneの報道とほぼ同じことを結構前から知ってました。すごいでしょ。
追伸:VR-ZoneはIntelから情報の公開を解禁されたわけではありませんでした。申し訳ありません。)
VR-ZoneはLarrabeeをほとんど丸裸にしました。
Larrabeeは16コアで2009年の早期に計画されます。が、まあ、それは定数ではありません。
何故なら構造上の理由からコアの数を減らすことができるからです。
それによってATI 1900/1600/1300のような流儀で販売できます。おそらくそれぞれ16/8/4コアになるでしょう。
厳密に言えばコアを多くすることも可能なのですが。

それらのコアは何ですか?それらはGPUではありません。
彼らは基本的に小さくて馬鹿なin-order型の『mini-core』ですがパイプライン段数はびっくりするほど短いです。
また、1コアあたり4つのスレッドをサポートするので「CGPU」全体では64のスレッドをサポートします。
CGPUにGPUとしての仕事をさせるにはベクトル命令が必要です。CGPUには非常にワイドなベクトル演算ユニットがあるので。
その命令セット(彼らの求愛に答えて拡張されたx86 ISA)には多くのGPU向けの命令が含まれるでしょう。

貴方は仕舞いには超ワイドなベクトル演算ユニットと沢山のスレッドをx86で動かすでしょう。
436名称未設定:2007/02/11(日) 02:33:58 ID:7KPzS4wf0
コアのインターコネクトを見てみましょう。それは双方向のリングバスです。
リングバスは配線が容易で高い帯域幅を持ちます。
帯域幅は4Tbpsです。GbpsではなくTbpsです。
それは普通のユーザーにとっては十分な帯域幅です。

もしもっと多くのCPUが欲しいなら、アーキテクチャは馬鹿みたいに素直なので、ただ追加したい分だけドボンと放り込んでください。
もしCPUを減らしたいなら何も考えずにノードを削除してください。
そんなわけで、私たちは16という具体的な数字が出ているにも拘らず定数ではないと言ったのです。
もっとも深刻な問題は帯域幅の枯渇がスケーラビリティを制限することですが、それでも20コアや24コアは容易に達成できるでしょう。

最後に私たちが聞いた話ではファーストシリコンの完成は2007年の晩期で、製造プロセスは65nmでした。
そのファーストシリコンの完成が2008年末から2009年へずらされたので、企画は間違いなく遅延しています。
この情報はテストチップのものなので製品はほぼ間違いなく45nmプロセスで製造されるでしょう。
現在はテストチップと目されているものでも、華々しく完成すれば製品に納まるかも知れません。
シングルスレッド性能が低くて熱いCPUと現代の一般的なGPUは通ずるところがあります。

何故CPUを引き合いに出すのかといえば、最初にLarrabeeについて聞いたときそれがCPUなのかGPUなのかはっきりしなかったからです。
それはKeifer/Kevetの名でCPUとして道を歩んだかもしれませんが、スループットに重心を置きすぎた製品には大きなリスクがありました。

Keifer/Kevet延命のためにMeromコアを1つか2つ追加することも検討されましたが、
それらが処置の施しようが無いほどに熱くて大きかったので代わりにGPUが生まれました。