スレッドを立てるまでもない質問はここ Part67

そうです。OSを再インストールしてから、手動で移せるものもあるということです。
アプリケーションによっては再インストールが必要なこともあります。

復元というのは大抵の場合リカバリを指し、その場合には（おそらく>>915が意図した）
ディスクユーティリティを使って、特定のボリュームのイメージファイルを作成し、その
内容をそっくり、空のディスクに書き戻して元の環境を作る（復旧する）ことです。

>>914のバックアップ方法にもよりますが、手動の場合には、新しいシステムの同じ階層
に必要なファイルを手動で移してやる必要があります。

サードパーティ製アプリはアプリケーション本体以外に：
・（全ユーザ向けならハードディスク直下の）/ライブラリ/Application Support
・（全ユーザ向けならハードディスク直下の）/ライブラリ/Preferences
・（個々のユーザ向けなら各々の）ホームディレクトリ/ライブラリ/Application Support
・（個々のユーザ向けなら各々の）ホームディレクトリ/ライブラリ/Preferences

システム環境設定の項目：
・（全ユーザ向けならハードディスク直下の）/ライブラリ/PreferancePanes
・（個々のユーザ向けなら各々の）ホームディレクトリ/ライブラリ/PreferancePanes

サービスメニュー項目：
・（全ユーザ向けならハードディスク直下の）/ライブラリ/Services
・（個々のユーザ向けなら各々の）ホームディレクトリ/ライブラリ/Services

コンテキストメニュー項目：
・（全ユーザ向けならハードディスク直下の）/ライブラリ/Contextual Menu Items
・（個々のユーザ向けなら各々の）ホームディレクトリ/ライブラリ/Contextual Menu Items

などが主なところですが、ソフトウェアによっては異なる場合もあります。バックアップ
したディスクの階層と、OSを再インストールしたディスクの階層を見比べてみてください。

なお、Mailの送受信メール、Safariのブックマーク、様々なパスワードを収めたキーチェーン
書類、iTunesやiPhotoのライブラリなどは、それぞれのアプリからインポートしてやるのが
基本です（コピーしただけでは認識されないことがあります）。フォントについては、コピー
したいものをダブルクリックで開いて、Font Book を使ってインストールするのが確実です。
（いずれもPanther以降で有効）

ちなみに、こうした手動バックアップの面倒をなくしてくれるのが .Mac に用意されている
Backup というソフトです（対象はアップル製ソフトと書類だけですが）。