PC9801からのMac移行

このエントリーをはてなブックマークに追加
107名称未設定
>フロッピでデータを移すとき、PC98の1.2Mフォーマットのフロッピーはmacでは読めないので
>3modeといっても、1.25は読めないんですよね。

アップルは明言を避けているが、
■■MacOS10.2以降、いくつかのUSBドライブではMS-DOS1.2MBフォーマットのディスクの読み書きが可能です■■
■■MacOS10.2以降、いくつかのUSBドライブではMS-DOS1.2MBフォーマットのディスクの読み書きが可能です■■
■■MacOS10.2以降、いくつかのUSBドライブではMS-DOS1.2MBフォーマットのディスクの読み書きが可能です■■

今のMacOS10はFreeBSDの成果をコソーリと取り込んでいる。これにはNEC PC-9800シリーズへの対応が進んでいるから
そのドライバの中にUSB-FDDでの3MODEドライブのドライバがあったのではないかと思う
108名称未設定:05/02/05 08:02:45 ID:UqssbxLY
ここで少しフロッピーディスケットのformatに関して振り返っておいてもいいと思う。
■Macintoshのフロッピーディスケットは、元祖から400KB、800KB、1.44MBと進化してきた
今でもベージュMacintoshとかでは800KBも読めたはず。これらはMS-DOSやWindowsでは
読み書きすることは全くできない。
■MacintoshはSystem6時代に1.44MBドライブを採用することになって、これにIBMPCの
MS-DOS形式、720KBと1.44MBフォーマットのディスクを読み書きする機能がついた
■しかし、日本語版OSには不完全なMS-DOS640KBフォーマットの読み書き機能がついただけで
NEC形式のMS-DOSとの互換性は敷居が高く難しい状態だった。
109名称未設定:05/02/05 08:03:33 ID:UqssbxLY
■IBMPCの3.5インチフロッピーは720KB、1.44MBであったが、8インチ、5インチとの
互換性を重視するNECではNEC用の独自MS-DOSにおいて、720KBフォーマットには隠し機能
として一部互換性はあったものの、基本640KB、1.2MBフォーマットというものを採用した。
■しかもややこしいことに、この1.2MBフォーマットをNECでは「1MBフォーマット」と称していた。
実態は2HDというディスケットをNEC、Mac、IBMPCと三者てんでにフォーマットしていただけ
なのだが、ここで「読めない、やりとりできない」という誤解が発生した
■NECもIBMPCや東芝、当時大量にあった日本語ワープロ機との互換性確保のために
MS-DOSを改良。720KBフォーマットも明示するようになったり、DOS5.0A以降はついに
3mode機能搭載ドライブとの組み合わせで1.44MBIBM形式のMS-DOSフォーマットが可能になった。
110名称未設定:05/02/05 08:04:23 ID:UqssbxLY
■それでもMacintoshとNEC機とのやり取りは、とりわけNEC機が旧式であった場合には
かなり面倒ではあった。720KBフォーマットの2DDディスケットを用いるなどであった。
■その後、MacintoshはiMac登場、OS10登場を経て>>107に見るように、USB-FDDと
FreeBSD(98)のドライバ資産のとりこみ?を利用し、ついに1.2MBNECフォーマットのMS-DOS
ディスケットの読み書きが可能になる。
■逆にMSWindowsの方は、MS-DOSからの移行もあって、従来は「3mode」などをOSがサポート
していたのだが、次第にそのサポートも打ち切られつつあり、ついにWinodowsXPでは1.2MB
フォーマットがサポートされなくなった(読み書きは可能)。
■ディスクの管理方式以外にも、行末の改行記号の食い違いなども従来のMacOSと
MS-DOSの間には溝だったのだが、MacOS10の登場とともにMacOSはtext形式ではなく
リッチテキスト(rtf)形式を正式にOS標準として採用。いよいよNEC→Macへの移行の
壁が取り去られたといえよう

・・他に補足事項があればよろ
111名称未設定:05/02/05 08:08:14 ID:UqssbxLY
↑あ訂正

X →かなり面倒ではあった。720KBフォーマットの2DDディスケットを用いるなどであったB
○ →かなり面倒ではあった。720KBフォーマットの2DDディスケットを用いるなどが必要であった
112名称未設定:05/02/05 08:26:06 ID:UqssbxLY
あ、追加
■MacOSのNEC型MS-DOS1.2MBフォーマットフロッピー対応は、OS10.2以降に限られ
ハードウェアとしてはUSB-3modeFDDに限られる。旧型機種の本体内蔵FDDでは無理
■また、USB-FDDでは、MacOSにおいて従来型の400KB、800KBのフロッピーが
サポートされていない。800KBディスクはOS9.xのベージュMac本体ドライブに
限られ、400KBディスクはOS7時代ぐらいに遡らなければ読み書きできない
■東芝の旧式MS-DOS機のフロッピーもNECとは異なる形式の、約1.2MB程度の
紛らわしいフォーマットを持っていた
■ただ、不思議と、東芝機でも、NEC機でも、(1.44MBドライブを備えた)Macでも
あるいは現代のMacOS10、MSWindows機でも、720KBフォーマットのフロッピーは
互換性が高かった