デザインやりたいけどMACG5とWINを買うか迷ってます
>>631 レスつけてる貴方も十分構ってる部類に入るのでスルーするのが一番かと。
少しでもレスつくと「やっぱり3時までやる。」だもん(苦笑
生暖かく見つつスルー and 彼のこれからの人生を哀れむのが良いかと。
つか本当に病院行って欲しいし、治療中なら野放しにしないでもらいたいです。
641 :
名称未設定:03/08/25 06:14 ID:z+aFwsxs
ケーブル周りにも大いにこだわっています。
だからこそ、Power Mac G5の内部には1本のケーブルも見えません。
この整然とした様子とひどく対照的なのは、
大抵のPCの内部を「ネズミの巣」にしてしまっている絡み合う醜いワイヤーやケーブル。
こんなことを言うのは、
モノを「詰め込む」と「片付ける」の違いをママから言い聞かされたからではありません。
それが、アップルのハードウェア設計で厳しく採られている重要な指針だからです。
642 :
名称未設定:03/08/25 06:50 ID:eQ1mLndg
そうか奴は結局ここでその知識を使って煽るのが趣味なわけだ…
そしてその行為がカスであることも自覚しているちょっと壊れかけの人間てわけだ。
>>590 >っつーかWinの需要のほうがでかいはずなのに
オフィスドキュメントも範疇に含めたらそーかもしれんが
そういうのはさ
カラー複合機とか入れて自分とこで極彩色の資料刷っちゃって
完結させちゃうので充分でしょう
商業印刷と自分とこのプリンタで済ますことを混同しちゃいけない
わざわざ印刷屋に頼むから御互い不幸
そうした小口の注文に特化しようとしてぜんぜんペイしないで
苦しんでるとこも少なくない
>フローを乱しているのは印刷業界のほうだと思う
なんとか10年くらいかけてまっとうなフローを積み上げてきたところに
異なった流儀を持ち込んできたからWinのデータが敬遠されがちなのよ
圧倒的に大きいシェアっつー自負があるなら
おのおののソフト屋さんと、それを束ねるべきマイクロソフトさんが
まっとーなもの作ってくれないとなー
644 :
名称未設定:03/08/25 16:44 ID:XqeC8oou
>>643 オペレータの生の声を聞いてみたいね。
一因として、構築した環境を保守するあまりDTPビジネスの停滞がある。
投資効果とは別に現場の怠慢も大きいと思うが。
「あれこれしてくれないと」からは工夫や改善は生まれない。
印刷業界が受注産業の体質を見直さないと、保守から衰退への移行は免れない。
Winへの投資は新しいビジネスを開拓できるチャンスでもあると思うが。
意外と現場単位での取り組みが進んでいる場面もあるかもしれないから、
そっちに期待していたりするんだけど。
日本の場合、移行の障害になってる理由はいろいろあるよね。
(1)そもそも日本は一般印刷物に要求されるクオリティが高い。
解像度、紙質、カラーマッチング、詰め組みなどに対する要求水準が
異常に高く、顧客もそれに慣れきっている。だからWindowsDTPで
コストを50%落とせても色再現性などの面で今の精度が保てないなら
移行しない、という声が多い。他の国だとそのへん「ローエンドの
パブリッシングはWinで充分」と割り切って棲み分けされてるけど。
(2)同じ理由で、印刷屋のレベルと価格にピンキリある諸外国と違い、
どうしても大型印刷所で高精度印刷を行うというワークフローが
DTP業界のメインストリームを形成してきた。そのワークフローが
Macを前提に構築されてるので、制作現場だけがWinに移行しても
互換性のトラブルなどが予想されるし、実際そのような経験談も多く
聞かれる。たとえハードウェア環境をセットアップする費用が安くとも、
現状ではWinDTPへの移行による投資対効果がほとんど期待できない
ため、なかなか移行が進まない。
(3)2バイトフォントの高価格とプロテクトの問題が、中小個人の
デザイン事務所の環境移行に縛りをかけている。このあたりの
事情も欧米と全然違う。
(4)特殊な高精細or超大規模制作物でなければ、すでにマシンパワーは
充分になっている。枯れたシステムと確立されたワークフローで
安定的に運用していけるならその方がいい、という判断が多くの
オペレータにある。3D系や音楽系の制作環境がマシンパワーの不足を
理由にwindowsプラットフォームに移行していったのと対照的。
>>644 DTPの衰退は単純に出版市場がシュリンクしてるからですよ。というか
今までの書籍/雑誌の出版点数が国際的に見て異常だっただけ。取次
システムに守られ、80年代以後急拡大した膨大な出版点数がDTP業界の
成長を支えてきたけど、今やっと適正水準まで出版点数が落ち着いてきた。
その意味で正しい市場淘汰の枠内。これは出版業界の構造的問題なのだから、
たとえ事務所やオペレータがWinDTPに移行したところで新市場を開拓
できるわけじゃないです。企業系の少部数出版をとりやすくなるとか言う人も
いるけど、いまどき普通のDTP屋ならwordで入稿されたデータだって
さっくりコンバートして出力したりしてますし、既存の紙媒体向け
ワークフローにWindows入れる意義はないと思います。Win入れる場合は
Web仕事にも手をつけるってパターンの方が圧倒的に多いんじゃないですか。
>>645,646
禿堂。
言いたいことを、めちゃくちゃ的確に言ってくれた。
印刷とか特定のデザインってくくれば既存システムで必要十分なのは
当然でしょう。写植で十分かつ最高って言うのと同じだよ。
今現在の仕事だけなら俺だってOS9で作るのが最適だと思うよ。
昔の話で今は知らないが、ある種の刺繍マシンというのがあって
それはAppleIIで動いていたらしい。MacもIIになって久しく、Winも95の
噂が聞こえるかどうかって頃じゃなかったかな(うろ覚え)。
その工場の人曰く、AppleIIのシステムに勝るものが無いって言うんだな。
へえ、なるほど職人の現場ってのは素人にはわかんない物だ。
とか思ったけど、AppleIIごときで画面上で素材スキャン、編集、刺繍データに
コンバートなんて出来ないだろう訳でそのシステムが残っているか
知らないがまあ、その職人さんのその時点で従事する職務範囲に限定した
話だった訳。
数年前までならPC98のタブロー最高って言う人も居たしな。
イノベーションって言うのは刀剣の精巧さの先でなく、種子島から
来るんじゃないかなあってこと。
生憎俺は印刷業じゃないので具体的には分からんけど、それも
自分の職権を失うって恐れるより面白そうな事ができるんじゃないかって
思った方が楽しいんじゃないだろか。
>>648 は少数の職人さん言わば個人LVの話。
>>645,646
は日本の出版業界全体の話。
ワークフローの確立、色味の問題を最低限確立してない
コストだけがメリットな物を種子島ってのは????
>印刷とか特定のデザインってくくれば既存システムで必要十分なのは
>当然でしょう。写植で十分かつ最高って言うのと同じだよ。
写植はクオリティは最高でしたが、ワークフローに与えたインパクトは
それほどありませんでした。組版屋が写植屋にリプレースされただけです。
DTPが成功したのは、制作上の生産性を大きく引き上げた点にありました。
DTP登場時は詰組などの質は決して評価は高くありませんでしたが、
それを補って余りあるワークフローの短縮/コストの圧縮というメリットが
あったからこそ爆発的に普及したわけです。いまWindowsDTPに移行すると
どういうイノベーションがあるのか、といえば、答えは「特にない」です。
そして、実利が見えない状態で環境移行を考える「プロ」はいません。
>イノベーションって言うのは刀剣の精巧さの先でなく、種子島から
>来るんじゃないかなあってこと。
>生憎俺は印刷業じゃないので具体的には分からんけど、それも
>自分の職権を失うって恐れるより面白そうな事ができるんじゃないかって
>思った方が楽しいんじゃないだろか。
種子島はすでに来ましたよ。日本のDTP業界にとっての黒船は、それが
出版不況に拍車をかけたという意味でも、主要な人材流出先という意味でも、
webだったんです。90年代にDTP業界の先行きを憂えたり、もっと面白そうな
ことを求めていたオペレータたちは、こぞってweb制作へと転業していきました。
うまくやればDTP業界ではありえない上流工程にも関わってゆけるかもしれない、
けれどもスキルアップに失敗すれば、紙媒体のようなトリビアルなノウハウが
ない世界で、素人上がりのwebデザイナー達と安値で競合しなければならない
というシビアな「イノベーションの世界」へ。
言い換えれば、「紙媒体の中でのイノベーション」というのが一種の撞着語法
なんです。webというイノベーションこそが紙媒体印刷をめぐる業界を事実上の
メンテナンスモードへと追いやりつつあるのですから。今後印刷メディアの世界で
大変革があるとは想定しにくいですし、そのような変革に対しても、おそらくは
現在のワークフローを微修正することで対応してゆけるでしょう。今後の出版界を
占う最後の切り札はオンデマンド少部数印刷ですが、これとて結局、コンテンツ
部分はMacで制作することを想定して構築されています。
何の迷いもなくG5買うよ。
ああ、それが正解かも。
>>651 そこまでシビアに考えているなら
次のイノベーションは「印刷所レス」じゃん。(ペーパレスにあらず)
そんなもんなのか?
あなたが考えている「印刷所レス」とはどういうイメージですか?
現在は大規模な出力センターを中心にオンデマンド印刷機を置いている
ところが増えています。でも私はこれを「印刷所レス」だとは思いません。
単にこれまで出力センターと大規模印刷所がフォローしてきた領域の
中間にあるマージナルな領域に出力センターが進出し、印刷所としての
機能強化を図ってきつつあるというだけの話です。
CGipx5K/
何か発想が単純で短絡的な思考の香具師だね。
>>655 ちょっと散漫かもしれないけど、思いつく感じで
身近にプリンターがある状態。家でもコンビニでもいい。
WebやJPEGでいいものはそれで見るだろうけど紙ってのは
やはり使い勝手がいい。だけどアーカイブとして紙を選択するのは
限られる。美術書やハードカバーの書籍だったり、図鑑…も電子の
方が便利かな?
どこでもプリンタがあればどこでも紙にコンバートできる。
雑誌や新聞は家や店先で出して読む。マニュアルなんかは今もPDF化
されて必要なところを出力したりしてる。
別にユーザーが出さなくてもいい。キオスクで朝ガーガー出すとか。
もっと進めばプリンタに普通に自在なカッターがつくかもしれない。
そうするとPOPも各店舗の汎用プリンタで出してしまう。
こんな感じかなあ。
激烈に廉価で便利なプリンタがあまねくあるって未来だけど。
いつのまにやら良レスが連発してら
最近行ってないけど、どうせDTP板ってまだ自分の会社のグチのスレが
幅きかせてたりするんだろ?
本来はあっちで読み書きすべき内容になってきたよね
今はコンテンツ保護が厳しくなってますから、ワンタイムプリンティング
のような機構を盛り込まない限り、そういう仕組みにはコンテンツホルダの
側が乗ってこないでしょうね(そしてそれは非常に困難です)。個人的には、
業界はそういう市場をΣBookのような形態で開拓してゆくと思います。
どっちにせよ、それは現場のオペレータや制作事務所などが個別に制作環境を
移行するのしないのというレベルで決まる話ではありません。フランス料理を
運ぶボーイに対してフランス料理の改革の必要性を訴えられても困るのです。
広義の「コンテンツ・パブリッシング」の技術トレンドを決定するのは、
コンテンツホルダが個々のクライアントに対してデリバリする情報の質と、
そのデリバリ形態です。そのトレンドは、基本的にはコンテンツホルダと
デバイスベンダの連合が著作権保護と利便性・汎用性との兼ね合いの中で
最適解を模索しながら決定してゆくことになるでしょう。そしてコンテンツ
ホルダとクライアントを結ぶ2極の線上に、これまでDTPオペレータや
webデザイナーなどの名目で業務を行ってきたコンテンツ・フィニッシャー
達が、アメーバのように入り込むことになるはずです。
660 :
名称未設定:03/08/26 01:28 ID:iqRW+QQP
学芸絡みやビジネスで中国に行くことが多いのだけど、
色々と考えさせられたよ。現代的な形で印刷物が人々の生活の中に存在するには、
非常に巧妙なインフラが隅々まで張り巡らされていなければならない。
それは中国全土にアスファルトの道路を渡すよりもたぶんむづかしい。
歴史のある美術館や工房がびっくりするぐらい田舎にあることが多くてね、そういうとこは
電気、水道、ガスと電話線がかろうじて届いてる以外は200年前と町並みが変わらない。
車道と言う物自体が特殊。道も自家用車やトラック向けにあるわけじゃないんだね。
そんな土地の役所でも観光斡旋所でも一部のドキュメント以外はガリ版が主流。
でもね、そんな土地にもなぜかインターネットにつながったWindowsとレックスマークの
プリンタがあるんだな。ガリ版に比べてwebはルックがいい。色にあふれてるし。
だからそれをプリントアウトすればいろんな意味でその土地最高のドキュメントが手に入る。
僕が行ったその土地に今の日本のような紙の印刷物をあつかうインフラがあふれることは
この先ずっと無いんじゃないかと思うときがある。デジタルインクやデジタルペーパーとか
言う代物が現実になるほうが早いんじゃないかってね。上の次ぎにwebが来たって言う言葉は
こういうじょうきょうをさすのかな・・・・なんてね。
661 :
名称未設定:03/08/26 01:31 ID:eOeI7POF
>6KYE8iUH
いやあ、参りました。どこも突っ込むところがないです。
読んでためになる実感があって気持ちいい。どうもありがとう。
印刷業界としてはMac、個人としても同じ業界ならMacが無難、
デザインを広義で考えるならどちらでもって感じでいいのかな?
自分はWinにスィッチしたけど、ま、使い方だね、と思いました。
紙媒体や電子書類としてのアウトプットはPDFが主流だろってことです。オーサーも明記されてるし。
wordファイルで送られてきても今ひとつ信憑性に欠けるし。
印刷ってプロセスは余人には分からない。高度な技術とノウハウが詰まっている。
しかしそれは言い換えればボトルネックになる。
最近は大企業でもプリンタで作ったらしき名刺をよく見かけるようになった。
最初は安っぽくないか?と思っていたが組織変更や配置転換の度に
500枚から作られても困るというのがある。
別段汚らしい訳でもない。見かけるうちになんとも思わなくなった。
プリンタの大半はWindowsで使われている。単純にシェアの問題だ。
関所のある街道が廃れて、気ままな獣道が幹線道路にならないと言い切れない。
もし、10年後に二十歳を迎えるデザイナー志望者が受注生産しかされていない
Macを使わないとデザインしてはいけないといわれたらどうするのだろう。
Macは終わるかどうかは分からない。俺も現役バリバリで使っている。
でも「Mac以外ねえんだよ」といわれて危険な匂いを感じずにはいられない。
とりあえずさ、グラフィックデザイン業界に就職またはグラデ関連の
学校に入学するのに何を買ったらいいかとたずねられたら、
そりゃMacをすすめるよ。Macが使える方が業界的には絶対有利。
ウイソを使ってるならそのまま「代用」として使い続ければいい。
3Dとかやるなら、ウイソかな。映像は・・細かい部分の作り込みはMacが使いやすい。
両方使えればもっといい。3年後の事は知らないよ。