P4-PCやXeon-PCてPMG4より速いんですか?その6

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で、NetBurst というか P4 の特徴を列挙すると
1. ハイパーパイプライン
2. 命令ウィンドウ数の拡張
3. トレース・キャッシュの採用
4. 半クロックで動く整数ユニット
5. キャッシュラインの変更(16バイト→64バイト)
6. L1 D キャッシュの縮小
7. アドバンスト・トランスファー・キャッシュ(L2 キャッシュバスとコアとの間の高速化)
8. SSE2
9. ハードウェアプリフェッチ
10. 緩い consistency のメモリモデル + ライトコンバイニング(など)
11. キャッシュ制御命令(ソフトウェアプリフェッチ)

(ただし、10・11 は Pentium 3 にもあった。他になんかあったけ?)

メモリレイテンシの隠蔽に関係するのは、2 と 5〜11 の項目。ただし、6 はマイナス要素。
このうちメモリ帯域の拡大を要求するのは 5 と 8〜11 の機構。

1, 3〜4 はメモリレイテンシとは直接関係がない。データが来れば速く動くことを保証する仕組み。
2. は (b) に、5〜7, 10 は (a) に関係、9, 11 は (d) に関係。
本来なら Hyper-threading が (c) にあたっていた。