1 :
恋する名無しさん:
凄く嬉しいことがあったので書こうと思います。
水曜日の祝日、中学時代好きだった人と駅のホームで偶然会った。
普通に歩いてたら向こうから見覚えのある顔。びっくりして、どうしていい
か分からなくて、そのまま通り過ぎようとした。
『○○!??』そう言われて呼び止められた。続けざまに
『私のこと覚えてる!?』そう言われ、嬉しくて俺は、
『覚えてる!覚えてる!』と驚きながらも返答した。
彼女とは中学が一緒で、体育祭でダンスのパートナーになったことが
きっかけで少しだけど話したりできる女子だった。(て言っても、ほとんど
あっちから話し掛けてくれた)小柄で可愛らしい童顔。優しくて明るくて
しっかりもので、しかも吹奏楽部の部長さんで、男子、女子からも人気絶大の子だった。
俺にとって見れば、まるで住む世界が違うような人。
長くなりそうなので一旦切ります。。
` 、` 、` 、` 、` 、` 、/:::::::::::/ ヽ、::::::::::::::::::::::::/
` 、` 、` 、` 、` 、` .!::::::::/ `゛ ー- ::::::/ ど
.` 、/ ̄ ̄ ̄`ヽl::::/ ,,,,,.- - 、,,,,,,,,,,,,,,_| う
く ワ な. l::::| ''"二 _ , -――‐┤ で
る ク ん |::::f'"´ `l=={ | す
. で ワ だ |::::l l ヽ | :
し ク か |::::|ヽ____ノ ヽ、__,.ゝ ノ
ょ し |::::l//////人_、__,-_人//////`)ノ´|::
う て > ', ノ{|i!||l|li|l|}|l|iヾ、 ノ |::
!? /!:::lト, /ーt―――‐ァ{ / /|::
, "\____/ |:::!|:::', `ー一'"´ ノ
, ", ", ", ", ", " "ヽ:ハj >、 `ー一 /
, ", ", ", ", ", ", ",. "/:.:.:`ゝ、 _ノ - '´/ ,. -
, ", ", ", ", ", ", "/:.:.:.:.::.l:.|\` ̄ ̄´,. - '"´´/:.:.:.
3 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 01:11:28
どうやら、彼女は次に乗る電車が分からないらしい。ここで、俺がすぐに
教えてあげられれば良いのだが、俺もこの時間帯に利用することがあまりなく
俺もどの電車に乗っていいのか分からない。。
しばらく二人とも電光掲示板と睨めっこしていて…
俺『これじゃないかなぁ…?』
彼女『え?でもこれ何か違わなくない??あ!あれじゃない!』
遠くに止まっている電車を指指す。あ…確かにあれかも…
相変わらず決まらない俺は少しきまりが悪かったが、そのまま歩き出す。
彼女から話を切り出して
『テニス、続けてるの?』そう言ってきた。俺は
『うん。まぁ…』と曖昧に返事をすると
『凄いね!!』と言ってきた。何が凄かったんだろうか?
そのまま二人で並んで歩いて車内に乗り込む。
4 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 01:25:43
車内に乗り込み、空いてる席がないか探す。
しばらく奥に進むと向かい合わせに空いていたので、ここだ!と思い、
座る。一瞬、彼女が付いて来てないという予感が過ったが、ちゃんと付いて来てくれてた。
『ここ、座っていい??』そう聞いてくる。いや、座ってもらわないと困るのだが。。
会話のないまま、彼女は携帯をいじり始める。女の子と一緒に電車に乗ったことなんて
初めてだし、ましてや二人だし、それだけで凄く緊張した。周りの目が凄く気になって
そわそわして落ち着かない。
隣に座ってたおじさんはずっと外を見ていた。入り口寄りに立っている
女子高生の集まりがこちらを見たような気がした。何て思ったかな…?考えすぎか…
5 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 01:26:33
凄くまで読んだ
6 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 01:37:06
7 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 01:47:28
・・・まで読んだ。
8 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 07:57:48
彼女は携帯を閉じた。
『学校、どう?』彼女の第一声をきっかけに、お互いの学校の話で盛り上がった。
彼女は俺の一言一言に過剰に反応してくれて、話してるこっちも嬉しくなってくる。
彼女は目が大きくて端正な顔立ち…は昔から変わっていない。
駅に着いた。
『早いねっ』彼女が言う。早く感じたってことは、それなりに楽しく思ってくれたのかな?
でも彼女は男と話すのなんて慣れっこなんだろうし、こんなに舞い上がってしまっている
自分が少し嫌だった。
改札でいつもの定期をいつもの人に見せ、通過する。彼女はというと…
この駅に来るのは初めてのようでお金を払うのに少し戸惑っているようだ。
こうして、女の子を待って立っている。その状況に少しニヤついてしまう…自分が嫌だ…
俺はというと、暇つぶしに映画にでも行こうと思っていた。で、本当にそうしようとしている。
だって、次にどうしていいのか分からない。彼女は野球の応援に行くという。彼女の友達の
彼氏が試合に出るらしい。それで付き合わされることになったんだとか。
『俺、チャリだから…』そう言って切なくなる。これで終わりなんだろうか…。
終わりにしたくない。。
『どうやって行くの?』俺が聞くと、
『あ、友達迎えに来てくれるから2ケツしていくよっ』彼女はそう言った。
駅から出るとすぐに彼女の友達が来た。
まず俺に挨拶してくる。『こんにちはっ』
もう書かなくていいから
ここは君の日記帳じゃないんだ。
掲示板を私物化しないでもらえるかな。
さぁわかったら削除依頼を出しに行くんだ
とにかく『氏ね』って思いました☆
11 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 09:39:54
『こんにちは』俺も返した。
特に会話もなくバイバイと言ってそのまま別れる。何か俺の友達のことを言われ、
知ってると言った。その時、後ろから聞こえたのだが『めっちゃ可愛い!!』
はぁ?またかよ。容姿について褒められるとしたら、もうそれしか無い。
しかも、普通本人に聞こえるようなでかい声でそんなこと言うか??
本気で突っ込みたくなった。別にいいけど
自転車に乗り、前方を見ると、彼女と友達は自転車を押して歩いている。
俺はわざと違う道を選び、そのまま行こうとした。これでいい…
だが、俺が選んだ道は彼女らが行く道とガッツンコ。二人と目が合い、やばい…と思う。
『なんで、そっちから来たの??』彼女に聞かれ
『いや、犬がいたから…』何言ってんだ…??
『犬?犬が好きなの??』
『え…まぁ』
『あたし、犬飼ってるよ!』友達さんが言う。
『あ…そうなんだ…』もうどうしていいか分からない。沈黙が…
『…私達、今からすぐに球場行くけど暇なら()も一緒に行く??』
『え…いや…暇って訳じゃ…』しどろもどろに答えると
『映画にでも行くつもりだった??』えぇ!?何で分かったの???と本気で思った。
『暇なんでしょ?行こうよ。』
あぁもう全然だめだ。
つまんね、さっさとけつまつだけかけよアホ
13 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:18:24
俺は、決まりが悪かったが、とりあえず次には繋がった。
後はどうやって彼女との距離を縮めていけるかだが…。
『未来、いいよね〜』彼女と彼女の友達で楽しそうに話している。
俺は何だか取り残された様な心境になった。
(あ〜やめておけばよかったかな…)
そんなことを考えていると、彼女が不意に話し掛けてきた。
『()は何聞くの??』
俺は返答に困ったが、話の流れからしてミスチルと答えるべきなのだろうか…。
しばらく考えていると、
『未来、いいよね〜』
ときた。俺はとりあえず流れに乗って
『いいよね〜』
と答えておいた。この曲が使われているCMはよく聞くが綾瀬はるか
が、途中で歌うのを止めるのと音痴なのが気に食わなくてあまり好きでない。
その後もしばらくミスチルの話をしていたから、結構好きなのだろう。その他にも
いろいろ話したが、あまり覚えていない。球場には15分とかからずに着いた。
14 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:30:57
ボクはそのときにトモダチのスカートをのぞいてしまった。。。
「()ならいいよ」ってなんとパンツを脱いできた。
「ちょW困るよ〜」
嘘だ。内心ボクは
「心臓バクバク
チンコビンビン
アナルはNO〜」なんてラップが完成してしまうほど気持ちが高まっていた。
そんな時に彼女がやってきて
「すっごい勃起してる〜」と言ったのでボクもイッてしまった。
15 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:32:06
16 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:34:00
なんだなんだ?いきなり官能小説か?
17 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:36:56
で?その続きは?
18 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:42:02
Hして帰りました。
中学の頃に好きな人だったんで中だしした時は
たまらず絶叫しました。
3Pってホントにいいもんですね〜。
19 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:42:58
球場は大きい。空は生憎の曇り空だが、この広さに吸い込まれそうになる。
風が強く空気も湿りがちだった。
グラウンドの上では、野球部員達がノックを受けていた。どれも体格のいい
坊主頭に帽子を被っている。高校野球のレベルはある程度知っているつもりだったが
かなりレベルが高いように思う。思えば、彼女の高校は県では敵なしの
野球の強い高校だった。よく見たら相手チームは県外だ。
今度は彼女の高校のチームの練習が始まる。その途端、友達が叫び声を上げた。
『あの人!あの人!』
どうやら友達の彼氏らしい。やはり、がっしりとした体格で格好が良い。
ボールさばきも慣れたもので軽快に処理している。
友達が彼氏にしか目が行かなくなり、彼女は多少呆れ気味で居た。俺は
チャンスと思い、思い切って話し掛けた。
『吹奏楽、続けてるの?』
『うん。続けてるよ。あっ座ろっか』
俺と彼女はベンチに座る。友達は相変わらずグラウンドに釘付け。
『()もテニス続けてるんだね』
『こっち、あんまりテニス強くないけどね』
『レギュラー??』
『まぁ一応。。』
俺は中学時代、県で優勝する程の部活で相当鍛えられたが、ポジションは
補欠で出れたり出れなかったりだった。しかし、高校に入って全体のレベルは
低かったが、そのおかげで俺はレギュラーとして試合に出れるようになった。
『凄いじゃん!!』
本気で驚いているのか褒め上手なのか…。
『()さんは、また部長やってるの?』
『あ、うん。何でかな…』
たぶん、その明るくて、しっかりとした性格のせいだと思う。
後、ルックスも。
『楽器は何やってるの?』
『フルート』
…よく分からない。
雨が強くなってきた。
20 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:43:34
ん?
21 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 17:46:20
なんか性春ですな.W
22 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 18:05:52
雨が本格的に強くなってきた。どうやら試合は中止のよう。部員たちが、走って
ベンチに引き上げていく。俺達もすぐに避難したかったが友達がなかなか動こうとしない。
このままでは風邪を引いてしまう。ようやく通路に避難できたかと思うと、急に友達が
『私、ちょっとベンチ行ってくる!!』
そう言って通路を走っていってしまった。俺と彼女は二人取り残される。
俺もびっしょりだったが、彼女は雫が髪から落ちるほど濡れてしまっている。
このままでは本当に風邪を引いてしまう。
俺は持っていたタオルを彼女に渡し、すぐに彼女の手を引いて近くの書店に連れて行った。
自分とは思えないほど積極的な行動だったが、とにかく彼女を暖めてやりたい、その一心だった。
23 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 18:09:46
>>1のレスを丸ごとつなげると本格的な恋愛ゲームができそうなスレはここでつか>
しかし、彼女は俺の勃起した股間を見るなり
「やだーきもーい死んでくんない?」
俺はまじで死のうかと思った。
その日、空は晴れていた。
25 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 19:10:00
彼女をトイレに行かせ、俺はそのまま店内をうろつく。特に買いたいものは無かった。
しばらくして彼女が出てきた。一応、多少は拭いたようだが、まだ湿り気は残っている。
その湿り気が手伝って、いつも以上に綺麗さが引き立つ彼女を見て、少し動揺したが、
なんとか平静を保つ。
『タオル、ありがと…。()も凄い濡れてるよ。ハイ』
そう言って、タオルを差し出す。俺は受け取ったが、そんなでもないと言って、
すぐに鞄にしまった。
『(友達)、何か先帰って、だって。勝手だよねっ』そう言ってツンとしている。
自分で誘っておいて、途中すっぽかすとか、確かに勝手だ。でも彼女は友達はちゃんと
選べる方。好きな異性となると人間は変わってしまうのだろうか。
『ミスチル、好きなんだっけ?』
『え?』
『俺も結構好きだよ。ほら、オレンジデイズのやつとか』
俺が、置いてあるミスチルのCDを見て言うと、
『あっ‘Sign’??いいよねっ!あたしも好きっ!』
急に表情が明るくなった。よっぽど好きなのだろうか。
俺も嬉しくなった。
『買おうかな…』
俺はそう言ってCDをレジに持っていく。
『えっ!買うの??』
『うん。結構コレ好きだし』
幾分、時代遅れな曲だが、俺はいつも、そんななのでさして気にならなかった。
『決断早いね…』
『結構、衝動買いする方だから』
お釣りと商品を受け取る。
彼女は嬉しそう。俺も嬉しかった。
その後、しばらく店内をふたりでぶらぶらし、外に出た。雨は止んでいた。
風も落ち着いてきて、僅かながら虹も出ていた。
26 :
恋する名無しさん:2005/11/26(土) 21:03:54
帰り道も彼女との会話は弾んだ。お互いの学校のこと、昨日見たテレビのこと、
進路のこと…。話題は多岐に及んだ。
そんな時、彼女はこんなことを言い出した。
『あのさ…』
『何?』
『実は取れたんだ。ミスチルのライブのチケット』
チケットまで取っていた。かなり熱狂的なファンなのだろうか。彼女のイメージからは
あまり湧かないが…。
『本当!?』
俺はあからさまに驚いたように言った。
『それでなんだけど…良かったら一緒にいかない??』
びっくりした。彼女からデートに誘ってきた。何か言わなければならない。
妙に差し迫った雰囲気。緊張が高まるのが分かる。
『いつなの?どこで?』
『12月27日。東京ドーム』
…え?
『…それってめっちゃ遠いよね…』
『だめ…?』
『う〜んと…ちょっと考えさせて…』
さすがに、これには困った。何より遠すぎるし、ライブだから時間帯も遅い。
どこかで1泊しないと…とてもじゃないが日帰りは無理である。
『分かった。メールで返事聞かせて。いつでもいいから。これ私のアドレス』
そう言って小さい紙を1枚くれた。そこには彼女の名前住所、最後にメールアドレスが
パソコンのブロック体でしっかりと書きこまれてあった。改めて律儀な人だと思う。
でも、どうしようか…。とりあえず親の承諾を得なければならない。でも、せっかく
彼女から誘ってくれた…。絶対に行きたい。行ってみせる。
駅に着いた。すぐに電車が来る。電車内は込んでいて、とても話したりなどできない
状況だった。
俺が降りる駅に着く。
『バイバイ』
言い慣れた言葉。でも彼女には初めて言う言葉。
外から、彼女は手を振ってくれた。俺も振り返す。
長い1日が終わった。
27 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 01:11:39
全部読んだよー。文才あるね、羨ましい。。
彼女さんすごい積極的だね。もう勢いで絶対付き合うことになりそう。
で、スレタイの「好きだった」は「今も好き」と解釈してもいい?
>>27 ありがとうございます。嬉しいです。
あと、()だと何かと分かりにくいと思うので…
俺→広
彼女→えみ
で、また書きます。えみは彼女が‘鈴木えみ’さんに似ていると思うからです。
あんな感じだと思ってください。後は、俺の名前の読みはhiroです。
基本的にここは雑談場として使ってください。普通の雑談場との違いは俺の文が流れるか
流れないかの違いだと思います。文章けなしてもらっても全然結構ですし、
完全無視でも良いです。では、また書いていこうと思います。
29 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 09:44:15
俺は家に戻り、冬休み東京に行きたいと親に切り出した。
『お願いします!』
『駄目なものは駄目だよ!まだ、あんた高校生だよ!調子こいてんじゃないよ!!』
もの凄い勢いで怒鳴られる。日頃が悪いせいか、まともに取り合ってくれない。
『お願いだから!!』
『行った時点で、もう帰ってこなくていいよ!!』
『じゃあ本当に帰ってこないよ…』
『調子こいてんじゃないよ!!!』
キーン…
2階から姉が降りてくる。
『うるさい!喧嘩なら天国でやってよ!』
『馬鹿!言われなくても、あたしゃお前より先に逝くよ!』
『そんなデカイ声で逝くとか言わないでよ!本当に逝っちゃったらどう責任取ってくれるの!!』
『怨霊となって、ずっとお前の傍に居てやるよ…』
『嫌!!!!!』
バタン!!! …
『…ったく…うちの馬鹿餓鬼どもは勉強の‘べ’の字もしないで調子に乗って…』
…もう駄目だ…あきらめよう…彼女に何て言おうか…
30 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 09:47:42
1さん。途中すまねえ。
一つだけきかせてくれ。
なぜこの物語を2チャンで書こうとしたんだ?
31 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 09:50:25
そうだな。
むしろ小説にして発表しる。
とりあえず長すぎてスルーする人の方が多いぞ多分。
32 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 09:55:32
いいかげんにしろよ。なんでお前の思い出話きかなきゃなんねーんだ。
てかこれ実際じゃなくて作った物語だろ?
どっちでもいいがウザイ
33 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 09:56:18
目的意識によっては読んでやるよ。
理由いえよ。
34 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 09:56:35
長すぎて読んでない
35 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:13:43
こんなスレあること自体めーわく。
36 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:14:51
さ
37 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:15:16
く
38 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:15:43
じ
39 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:16:14
ょ
い
ら
42 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:17:50
し
い
36 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:14:51
さ
37 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:15:16
く
38 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:15:43
じ
39 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:16:14
ょ
40 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:16:49
い
41 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:17:26
ら
43 :恋する名無しさん :2005/11/27(日) 10:17:55
い
↑だれか
47 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 10:26:33
つうか、なんなのここ。見て呆れた(-_-)zzz・・ 一人で何を語ってるの。あんたの日記なんか勝手にホムペでもつくってそこのせとけば?
48 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 15:18:44
49 :
名無し:2005/11/27(日) 15:19:58
tttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttt
50 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 15:27:03
文句いわれた途端にいなくなったな。
つーか
>>11の中の初対面の女に「ちょー可愛い」ってわざわざ聞こえるように後ろから言われることが現実にあるのかよって話だなW作り話もいいとこだW
妄想ニート君おつかれW
51 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 15:50:28
わりと早く再開した。頭が切り株みたいになってて萎えた。
52 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 15:52:05
きんもー★
53 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:16:56
>>はぁ?またかよ。容姿について誉められるとしたらそれしかない。
オイオイW別に誉めてませんW
ずいぶん可愛いんだねW
きんもー☆
54 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:18:11
この物語みてると恥ずかしくなってくる
55 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 16:29:08
えっと、いろいろ苦情が来ているので、真実を話したいと思います。
56 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 16:31:18
実は私が今まで書いてきた文章は実際に私が体験したことを元にした
フィクションです。いわば「妄想小説」とでもいいましょうか。
57 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:32:44
みんな知ってるよ
58 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 16:38:18
現在私はとある国公立大学2年、学部は文学部。小説家希望です。
今は作家さんのお手伝いの傍ら、執筆→応募を繰り返しておりますが、
一向に通らず…。そこで世間の目を知りたくて、ここに、このような形で
書いてみたんです。。みなさんに嘘をついていたこと、本当にごめんなさい。
私はここにまた書き込んでもよろしいでしょうか?
59 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:38:59
てめえのスレだろ 自由にしろ
60 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:39:05
よくないです
61 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:40:29
ハナクソみたいな小説もどき
62 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 16:55:48
そうか…私のスレか…。では自由にさせてもらいますよ。
63 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:56:33
でも、他のスレには顔出すなよ
64 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 16:59:20
次の日、俺は彼女にライブのことをメールで断った。
返事が来た。明日、遊ばないかと誘われた。俺は飛び上がって喜んだ。
65 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:01:47
「もうダメです工場長!」
66 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:04:58
待ち合わせの時間は午前10時あの駅で。俺は時間的には少し早い電車でそこへ向かう。
ベンチに腰掛け文庫本を読む。あと数ページで終わりそうだ。
終わったら暇になるな…。
服装については、相当悩んだが俺らしく(?)ラフな感じで可もなく不可も
なくといった感じ。どうせ彼女も俺にそんなこと期待しちゃいないだろう。
どれだけ待ったか分からないうちに彼女が電車から降りてきてこちらに
近づいてきた。
白のタンクトップにジーパン。今の季節に合ってて爽やかな感じ。とっても似合ってた。
それ以上に彼女の腕が白くて束の間見惚れてしまった。浮き足立つのを懸命に
堪える。
『ごめんーーー待った??』慌てた感じでいう。まだ約束の時間2,3分まわった
程度だ。
『全然(笑)時間通りだよ』俺は腕時計を指差した。
『ははww』彼女は笑う。
『行こっかっ??』彼女は言う。
大体こんな感じ…。ちょっとここらで切ります。
67 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:13:45
続きを書きます。。
彼女は歩きながらメールのやり取り(たぶん)をしてた。今日ぐらい電源切っといて
くんないかなぁとか思う。それでも彼女の目線が画面に向かってる時は
好きなだけ彼女の横顔を盗み見ることが出来る。この前だって車両で俺が彼女を
見つけてとなりに居ったのにも関わらず2駅分気づかなかったくらいだ。俺がその間どれだけ
気まずい思いをしたか。。その時は気づかなかったのだが彼女の前の席に同じ学校で
同じクラスの女子が座ってたみたい。彼女が降りた後に、向こうから話し掛けてきた。
『今の人、君の彼女?』
『え!?違う違う。中学の時の同級生』
『ふーん。結構かわいい子だね』
彼女は同じクラスで頭良くて、テニスが強くて、外見もかなり可愛い。
最近、本当に冴えてる。少し学校での俺の評価が上がったりするだろうか。
んな訳ないか。
↑↑全然話と関係ないです(汗 なんとなく書きたかったので。
メールが終わったみたいで、その後しばらく、いろいろと話していた。
芸能人の話題になって彼女は田中麗奈が好きらしい。俺は誰だかサパーリ分からん。
彼女は終始笑ってたような気がする。俺もずっと笑ってた。ほとんど会話がとぎれる
ことなく目的の場所に付いた。
ちょっと切りますね。。
68 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:26:08
俺たちが入ったのは市内の大型店。ここら辺に住んでいる人は、電車で
ここに遊びに来るという人も多い。知っている人に合ったりしないだろうか、
それが少し心配だった。
映画を見るつもりだったが時間まで昼を挟んで大分ある。
しばらく店内をぶらぶらすることにした。
彼女と並んで歩くわけだが彼女に近づきすぎると彼女の二の腕に俺の腕が
当たりそうで…。横を見ると彼女の綺麗な横顔と白すぎるぐらいの二の腕があって…。
もうこのまま時間が止まればいい!!なんて馬鹿なことすら考えてしまう程だった。
すると彼女がとんでもないことを言ってきた。
『手、つながないっ?』
俺は、は?と言いそうになるのを堪えて少し躊躇う感じに素振りした。すると彼女が続けて
『このまま、並んで歩いてても不自然じゃない』、そう言ってきた。
『ま、まぁ確かに…』俺はこんな感じで答えてた。。恐る恐る手をつなぐ。
彼女の手は小さくて細くてやわらかくて、そして何か冷たくて。
その時腕と腕が当たってしまって、それでも、なにか自然な様な気がして、
あぁ俺今最高に幸せだぁと心底思った。
しかし、この格好では友達というレベルを越えてしまっているのでは…??
と思ったが彼女がすぐに話し掛けてきて、女性用の着衣の場所へ誘導された。
疲れた…。少し休みます。。読んでくれた人ありがとう。
69 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 17:28:17
続きを書きます。。
彼女『これ、可愛くない??』
白のワンピースを持って俺に聞いてくる。
俺『うん。可愛い。』
彼女はその後20分ぐらい物色していた。俺は彼女に好きな所に居ていい、
と言われ、男ものの服を見ていたが俺はこういったものに全くと言っていいほど
関心がなく、よっぽどダサくない限りあるものを着るという無頓着だったので
ずっと暇してた。
70 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 17:39:55
彼女『わっw』後ろから小突かれた。
俺『おぉっww』ちょっとびっくりした感じを見せる。
彼女『なんか、あった??』
俺『いや、とくに何も。』
彼女『違うとこ行こっか??』
俺『あ…うん』
また手をつないで歩き出す。書店に行ったのだがこれと言って買うものもない。
71 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:40:52
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 次でボケて! |
|______|
`∧∧ ‖
(゚д゚)‖
/ づΦ
72 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:41:37
デートって何したの?
彼女の口を汚したの?
73 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:42:33
>>1 俺はデート断られて気分悪いのでそうゆうことは書き込まないで下さい
74 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:43:10
ひぎぃ
75 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 17:44:58
そういえば文庫本が終わりそうなので何か買っていこうかと思う。
『これ、おもしろそう…』
彼女が一冊、本を手に取る。
『本、読むの??』
『全然(笑)村上君は本読むでしょ。前も読んでたし』
『こっちのガッコ朝読書とか、あるしね(笑)』
『これ、買っちゃおっかな。おもしろそうじゃない??』
『うん。おもしろそう。』
『会計してくるね。』そう言うと離れてレジに持っていく。俺も
文庫本一冊手にとってレジに並んだ。
それからベンチに座って、結構長い間、読書してた。彼女はのめり込んでしまった
のかずっと真剣な表情で読んでいる。俺も、まだ時間的にかなり余裕があるし、
そのまま読むことにした。
切ります。。
76 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:46:40
ミュージカルの序章だわ。
彼女の命を奪った時の事を話してよ。
77 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:50:57
あqwせdrftgyふじこlp
・・・(´・ω・`)ゲイジュツテキナフジコダ
78 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:51:36
ジマンレスキモス
79 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:52:16
(´・ω・`)あ、痛い
80 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:53:00
あ、あい〜ん
81 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:53:52
82 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 17:55:52
続きを。。
俺『そろそろ、行く?』
彼女『あ、結構時間経っちゃったね。』
俺『そろそろお昼食べ始めないと映画間に合わないかもっ』
彼女『あっそうだねっ』
マクドナルドの昼ごはん。マックなんて何年ぶりに食べただろうか。
まぁ彼女と食べるものなら、なんだっておいしいんだろうけどさww
普通にゆっくりと食事をとって、トイレを済ませ、いざ映画へっ
見た映画は「NANA」今結構流行ってるよね?普通におもしろかったです。
俺的に中島美嘉が歌ってるのより、〜story(曲名)ってやつの方が好きかな。。
彼女も満足したみたい。余ったポップコーン食べながら
しばらく映画の話で盛り上がった。
それからCDショップに行った。
ここらで切ります。
83 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:56:36
くぁwせdrftgyふじこlp;
84 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:57:34
85 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:58:25
86 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 17:59:12
このスレはうどんを語るスレになりました。
87 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:00:06
うどんって聞くと中学の時に決めた隠語思い出します
88 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:00:38
89 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:01:05
なんかうどん食べたくなってきたよ…
90 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:01:25
今、俺うどん食べてるよ^^ かまぼこがウマイ。
91 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:02:15
>>88 うどん=シコシコ麺
シコシコ=エロい
エロい=エッチ
エッチ=SEX
一人うどん=オナニー
って感じになりやす
92 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:03:06
93 :
90:2005/11/27(日) 18:03:59
いや、いいよ^^お構いなくデス。
悪いのは1だから^^ あの電車厨消しといてくれない?
94 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:05:01
>>93 いや〜消し方イマイチ分からん
最近(約一年前)恋人に聞いて来たばっかりだから。
95 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:05:18
>>91 オレのとこの隠語はボクシングだったけどな
96 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:05:45
読んだことあるな
97 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:06:27
なんかヤタラと電車を再現してるねぇ(ドラマの)
てか、こんないデートの内容覚えてられてたら引く。
オマエねたじゃないんならこの掲示板彼女にみせてみな、あきらかにドラマとは違う結果になるよ。
てか、住人の反応がまず違うか。
98 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:07:12
どん兵衛味濃くない?
99 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:07:54
カレーうどん旨い
100 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:09:41
他に行って書いた方が賢明
101 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:10:44
102 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:11:04
>>97 結構前にネタと言ってたのですが・・・
初めからこのスレ嫁
103 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:11:14
どん兵衛って書くんだっけwサンクスw
はて、どんな字だったっけって、そのまま乗せちっちw
味濃い目が好きなもんだから。
最後の一滴まで飲み干します
104 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:11:41
どん兵衛って地方によって味違うらしいね?
105 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:11:54
高血圧になるぞ
106 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:12:06
関西は薄味って聞いた事ある。
107 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:13:12
>>104 うっそ!
今度旅出た時、買ってみるべし!?
108 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:14:16
109 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:15:43
110 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:16:46
111 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:17:27
カップヌードルはどこへ行っても味濃い
112 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:18:13
たまに食べたくなるんだよねーw
コーラもそうだけど
113 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:55:28
いままで全部読んだ。結構真剣に小説書いてるみたいだからマジレス。
29から文が粗くなったし、内容も平坦。日記状態になってる。
けど、それ以前の文章は、読んでて引き込まれた。ちょっと無理な展開
って感じだけど、それでも文章の上手さで流せた。
29以降をもちょっと、ちょっとした起伏(hiroとえみのキャラをもうすこし
たてる)をつけて、中盤につなげていけば
いいかと思う。終盤のどんでん返しあるいはハッピーエンドでもいいから
この小説、大事に育てて欲しい。
以上、全くの素人意見だけど、最初読み始めた時、2ちゃんのネタスレにしちゃ
いやに上手い文章だなって思った。なんで、こんなに真剣に文をきれいに
してるんだって。
114 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 18:57:29
あと、自分の言葉っていうのかな、そういうの欲しい。
115 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 19:13:38
じゃあ俺も感想を一言。
2chでこの手のカキコをいくつか見てきたが、残念ながら今回のは
文章に引き込まれることがほとんどない。
一言でいうと、恋愛物特有の切なさとか、どきどき、はらはらといった情景描写が稚拙で
次の展開があまり気にならない。
そのため、比較的早く、文章からくる空想が続かず、結果、
単なる日記程度にしか思われていないため、スレ汚し=荒れが多いのではないかと思う。
書籍化狙ってんだったら、この辺でやめといたら。
徒労に終わると思うよ。
116 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 19:59:46
決めた。俺はもう一度、真剣に書こうと思う。
>>29の続きから。それ以降は忘れてください。
後、書く文章は完全にネタです。創作小説です。それに徹します。では
改めて書き進めたいと思います。感想、是非書いてください。特に113-115さん
ありがとうございました。参考にします。
はいはい ネタワロス
118 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 20:26:34
朝。AM8時 いつもより幾分ぐったりしている。やはり昨日の疲労がもろにきている。
そのままニ度目の眠りにつこうとした。
〜♪(着信音)
…誰だろ。こんな朝早くに…
【今日、これから会えない??遊ぼうよ★】
宛先…あ、えみか。どうしよう。何て言って断れば…。とりあえず起きなきゃ…
『あれ?あれれれれ??随分早い目覚めだね??デートかい??』
からかってるんだろうか。
『そうだよ。』
『またまたぁ〜』
『俺が女と街歩いたら悪いかよ』
『本当かい??』
『本当だよ』
『生まれ変わったのかい??』
『は?』
着替えて、すぐに支度する。
【何時?】
【9時43分-駅でね】
俺の町からなら9時30分の電車…。彼女の町からなら、その3分ほど早い。
まだまだ余裕はある。
119 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 20:46:02
だめだ。会話の内容、彼女との距離感みたいなものががいきなり
急接近しすぎ。
今後どういう展開か分からんけど、「つまずき」が必要。
主人公と彼女の直接のやりとりよりも、主人公の彼女への想いを
過去のエピソードから深く引き出す。
120 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 20:51:57
彼女のことを、もっと深くキャラ作って。
だんだん、彼女が薄くなってる。
(読者がみな持っている過去に持ったであろう最初に好きになった
女への憧れみたいなものを彷彿とさせる何か)
121 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 20:55:38
行って来ます。
誰に言うでもなく言う。
‘生まれ変わったのかい’
俺は生まれ変われるのだろうか。
駅に着く。
【一番前の車両ね★】
電車が来る。乗り込むとすぐに彼女が見つかった。
『おはよっ!』
『おはようっ』
彼女は以外にも服装はそこまで派手ではない。どちらかというと地味め。
俺はチノパンにTシャツというラフっぷりだったので助かった。
『ちょっと疲れてない?』
う〜ん、やっぱり分かるのだろうか…
『そうでもないよ』
『そう?』
『うん。』
やっぱり早く伝えなければいけない。行けそうにないこと。
俺は覚悟を決めた。
『あ…あのさ…』
俺は彼女の約束を断ろうとしている…
『何?』
その明るい表情が胸が締め付ける。
『ライブのことなんだけど…』
…
『あ!いいよ、いいよ!焦らなくて。ゆっくり考えて』
『あ…うん』
結局言えなかった。
122 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:00:00
このスレ全然読んでないけど書き込んじゃいます。
私も中学のときに好きだった人(話したことない)に三年ぶりに再会っていうか、見かけたことがある。
見た目がすごくタイプだったんだけど、
自分の好みは変わってるし近くで見たら歯並び悪くて少しショックを受けたw
123 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:06:44
124 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:07:45
つ〜か、なんでいきなり次の日会うことになってんの?
話もうちょっと整理しないと。
ここは、「会う」ではなく、エピソードで彼女への想いや彼女のキャラを読者に
再確認にさせないと。
で、断ろうかどうしようかという主人公の葛藤へつなげるのはいいかと思う。
125 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 21:09:15
電車から降りて駅を出る。
『それでさ〜おもしろいんだよ〜』
『やっぱり、芸人さんだったら、‘あるある探検隊’が一番おもしろいよね!!』
生まれ変わって…
『ちょっと村上君聞いてる??』
はっと我に返る。何を考えていたんだろう。
『あ…ごめん。。何だっけ??』
……
『やっぱり、何か元気ないね…?』
『…そんなことないよっ。。えっと』
もう、このまま逃げ出してしまいたい。俺が行けないことを知ったら
彼女は悲しむだろう。いや、もしかしたら違う男を誘うかもしれない。
彼女はそういう人いっぱい、いそうだし。そうだ、きっとそうだ。
それでいいんじゃないか。考えてみると、俺と彼女では全くの不釣り合いだ。
今日の格好だって俺に合わせてくれたんだろ?
『村上君?』
『ごめん…』
俺は逃げ出した。彼女の元から。彼女は追ってこない。
‘生まれ変わったのかい’
俺はやっぱり俺のままだ。
126 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 21:24:45
その後、彼女との連絡は途絶え、俺はもうあきらめてしまっていた。
また、彼女の居ない生活。
月曜日、火曜日、水曜日…
そんな時、メールが来た。
【明日の夜、宮公園に来て!絶対来てね!】
「私が犯人?笑わせてくれるじゃないか金田一君。」
「何言ってんのはじめちゃん、だってあの時田代さんは私たちと一緒に居たじゃない!」
128 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:36:11
なんで、会うことばかりなんかな〜
これじゃ、小説というより、ゲームのシナリオになってるじゃん。
文章は上手いけど、ただ上手いだけで終わってしまうよ。
主人公や彼女の心の動きは?
129 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 21:37:00
『広!!』
『何?』
『彼女のところに行くのかい??』
『関係ないだろ』
俺は家を出た。公園は俺の家から自転車で大体10〜20分くらいの距離にある。
『えみ』
そこに彼女は居た。
『あぁもう待ちくたびれたよ。。』
彼女は言う。
『あのさ。。あの後、私考えたんだけど、やっぱり勝手だったよね』
『え?』
『ほら。東京行こうとか言い出してさ…無理だよね。。遠すぎるよね…』
彼女は苦しそうに言う…。
『ごめんね…』
自分のことを察してくれていた彼女を思い、彼女に対する愛しさがより
増したような気がした。それと同時に彼女にこんな思いをさせてしまった
自分に腹が立った。
『大丈夫だよ…。俺、絶対行くから。行けるから。』
『本当に?』
『うん。でも、今やっぱり親に反対されてんだ…。でも絶対説得する。』
『説得できるの?』
『やれるだけやってみる。』
俺は生まれ変われる。変わってみせる。
空にはうっすらと月が出ていた。
130 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:40:02
よくこんなつまんねー文章晒せるな
恥ずかしくねーの?
131 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:41:56
>俺は生まれ変われる。変わってみせる。
空にはうっすらと月が出ていた。
この重いセリフと内容がマッチしてない。
親を説得するっていうのが、遠距離のコンサート会場に行くってことでは
あまりに内容がガキっぽい。
てか、話思いついたまま書いてるだけっしょ?もっとネタをひねって!
132 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 21:42:56
『ただいま』
『随分、早かったんだね』
『そうでもないでしょ』
バタンと床に倒れこむ。
『広』
『何』
『そんなに東京、行きたいのか』
『関係ないだろ』
『関係あるんだよ。お前生んだの誰だよ』
『…』
『お前が誠意、見せたら考えてやってもいいぞ』
『誠意…』
『お前なりの誠意をな』
俺なりの誠意…なんだろう。とにかく今は…やるしかなかった。
133 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:48:26
コロ助「我輩はコロ助ナリ」
みよちゃん「あらコロちゃん何してるの?」
コロ助「さあ?」
134 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:49:08
ていうか、最初はちょっと期待してたんだけど・・・
作者の人生経験がなさすぎるのが露呈してしまってる。
親子の会話も不自然。親のキャラもたってないのに・・・
人物がだんだん漫画的になってるといわざるをえない。
135 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 21:52:17
トントン…
朝5時起き…眠すぎる。。
今日から弁当は自分で作ることにした。料理は苦手だがやるしかない。
完成…。冷凍食品ばかりになってしまったが我ながらよくできた。
そのなかでもタマゴ焼きは今すぐにでも食べたくなるほど、うまそうだ。
『ちょっと朝っぱらから何やってんの?』
姉が降りてきた。
『花嫁修業』
『あっそ』
いつもの時間になった。母は降りてこない。よし、行こう。
授業中は授業に集中する。少しでもテスト勉強に費やす時間を省くためだ。
放課後も残って勉強する。帰ったら、すぐに眠った。朝早く起きて、朝食と弁当を
作る。電車も一本早いものに換え、学校で自習した。そんな毎日を続けた。
136 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 21:54:07
読めるのは最初だけだな
137 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 22:05:26
なんか変に作りこみなネタなのがバレバレだな。文はうまい。うまいと言っても素人レベル。
ホントにうまい小説はむしろシンプルかつわかりやすい文や情景にもかかわらず、いとしさとせつなさと心強さを兼ね備えてる。
138 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 22:14:42
‘クラス順位 1’クラストップだ。
その日から俺を見る周りの目が変わりだしたのは言うまでもない。
やはり、何か結果を残すことができれば、それ相応の見返りはあるものである。
そして何よりこのことを伝えたかったのは…
『はい』
『自分から見せに来るなんてね』
『別に…俺なりの誠意だよ』
『…好きにしなよ』
『…ありがとう。。』
│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ 現文 古典 数学 生物 世界史 日本史 英語 総合 │
│点数 88 92 113 91 83 85 162 714 │
│順位 2 2 3 3 5 4 1 1 │
│____________________________│
139 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 22:22:56
厳しいことを言うが、これでは落選するのも無理はない。
もっと、妄想豊かにならんと。
というか、作者自身きちんと恋愛をしてきた人間なのか?という疑問
が沸くわけだが・・・
140 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 22:28:08
急いで彼女に電話した。
『もしもし』
『あ、広?どうしたの』
『……えっと…行けることになった!!』
『え?』
『だから、東京行けることになった!!』
…
『本当に!?』
『本当っ本当っ』
『ホントにホントに??』
『本当に本当だよっ!!』
『ホントにホントにホントにぃ??』
『本当に本当に本当!!!』
『やったぁー!!!!!でも何で?』
『説得できた。俺なりの誠意で…』
『広なりの誠意…そう…頑張ったんだ。。うん。楽しみだね!!』
確かな充実感と喜びの感情。少しだけ生まれ変わったような気がした。
‘生まれたてのぼ〜’
141 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 22:44:01
>>139 確かにこいつ恋愛経験あんましてないだろ?って俺も思った。でも小説書くのに恋愛経験豊富じゃなきゃいけないってわけないからな
142 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/27(日) 23:25:57
なんだか疲れました。書く気が起こるまで保留という形でいいですかね?
このまま続けても駄作にしかなりません…。今、自分で読み返しても酷い文章です。。
143 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 23:32:37
俺もそのほうがいいと思う。
ニダーが恋をしたようです
近日細々と公開予定
<丶`∀´> ウェーハッハッハ
145 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 23:37:36
小学生のときに好きだった子と再会して驚いた!
なにが好きだったのだろうと悩みますた。
146 :
恋する名無しさん:2005/11/27(日) 23:45:48
やっぱりみんな昔好きだった人を見て「なんで好きだった?」って思うわけ?
こっちも今日小学校の時に好きだった子と再会して驚いた!
今でも好きになれそうな気がした。
148 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 09:58:04
会話と状況説明の文章だけで小説はかけないでしょう。
言葉をかける前の心理とか、相手のしぐさの特長とかそれを見てまたは感じて
どう思ったとか、彼女の元に行くときの思いとか
こういうのを情景描写というんでしょ?この辺が全くといっていいほど
ないんだよね〜
読者は、文章や文脈を読み取って、自分の中でそのシチュエーションを
作り、主人公になりきろうとする妄想を描くの。
会話と状況説明だけだったら、主人公になりきれないじゃない。
なんていうかね、心がないのよね〜。
149 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 13:48:58
あげ
>>1 文章の作り方は上手いと思う。でも、ストーリー展開の仕方が…。
151 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/28(月) 19:12:21
その後、えみと別れ、家路に戻る。その時、微かだが路地の駐車場の異変に
気付いた。
その広々とした駐車場の奥、一台きり止まった車の陰に一組の男女が立って
いて、何やら背の高い男が白い服を着た女と揉み合っているようだった。
『やめてっ、いやっ』
よく見ると男が女の腕を取り、ドアの方へ引きずっていこうとしていた。
これはまずい…。だが、覚悟を決めて駐車場に入っていった。
カップルのいざこざというには女の様子が切羽詰まって見えた。
歩み寄っていくと、人の気配に気付いた二人が動きを止め、こちらを向いた。女の顔にはっとした。
あの超大物芸能人、広末だった。
152 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 19:20:41
私も中学の時に付き合ってた人と偶然再会しました。
まぁ、なんやかんやで、付き合う感じになったんだけど…
お互い、凄い回り道したような気持ちになる(-ω-;)
まぁ、相手はバツイチだし…色々ありすぎみたいな人なんだけど、こんな私でも選んでくれたし…ありがたい限りです。
また糞以下の文章載せてんのか
いい加減にしろチラシの裏にでも書け
氏ね
154 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/28(月) 19:24:48
男の方にも見覚えがあった。今、旬の俳優、喪小道だ。
『…ど…どうしたんですか…』
すぐそばまで近づき、びびりながらも声をかけた。男は女の腕から手を話すと、
にやけた笑いを作った。街灯の光で確かめた。やはり喪小道だ。
『いや、別に何でもないですよ』
喪小道はそう言い、『なあ』と相槌を求める風に女の方へ鼻先を向けた。
彼女は車のボンネットに上半身をあずけ、ノースリーブの白い服から伸びた細い腕を交差
させて両肩を包むようにしていた。
黙り込んで俯いている。
155 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 19:31:47
普通につまんねえ。
そりゃ、とおらねえよ
156 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/28(月) 19:52:27
広末の全身を見つめ、その姿に何か異様な感じを受けた。
広末の肩は小刻みに震え、よく見ると体がゆらゆらと揺れて今にも倒れそうだ。
竦みきってしまっている。
『なあ、そうだろう』
からかうようななれなれしい口調で、喪小道がもう一度広末に声をかけた。
俺は喪小道の舐めた態度が気に入らなかった。
『か…彼女が…嫌がってるじゃないくぁwセdrftgyふじこlp…』
と電車男風に言ってみる。
そう言うと、男は表情を強張らせ、細い目に鋭さが出た。しかしイケメソである。
『あんたさあ』
とため息交じりに喪小道が言った。
『あんましさ、他人事に口出さないほうが言いと思うよ。とにかく何でも
ないんだから。キモいから、さっさと消えちゃってよ。』
ここで俺は完全に逝った。
157 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 20:32:40
何でこんな展開になるかな?
158 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/11/28(月) 20:43:57
俺は喪小道の台詞は無視して、女の方へ近づくと左腕を取って車から引き離した。
手を触れた途端彼女の体は一瞬びくっと痙攣したようになった。
『大丈夫ですか』
広末はこくりと頷いたが、顔は上げない。
『とにかく、今夜はもう遅いし帰ったほうがいいよ。あ、それとも今夜は
俺と寝る?』
また女は頷いて、それでも立ちつくしている。仕方なく腕を回し背中を押すようにして駐車場の出口に彼女
の体を向けてやった。
『おい、おい』
そこでようやく喪小道が迫ってきた。
『ふざけた真似してんじゃねぇよ』
『さぁ走って』
女を突き放すと、持っていたラケットとボールを取り出す。
『アタックac』
俺はサーブの動作に入る。
『1!』
俺が打ったボールは喪小道の足の前でバウンドした。
『ハハ…お前どこ狙ってるの!?』
そこで、ボールの軌道が変わる。
『ツ…ツイストサーブ!?』
俺の放ったアタッ…ツイストサーブは見事に喪小道の顔面に的中した。
その場で喪小道は倒れた。
『まだまだだね』
広末は出口に一本きり植わった木のたもとに、また肩を抱くようにしてじっと
佇んでいた。
159 :
sage:2005/11/28(月) 21:12:11
まじめにやってください(´・ω・`)
160 :
恋する名無しさん:2005/11/28(月) 22:28:31
>>1 最初の方で文才あるね、って言ったものですが。。
ダメだぁ;;最初の方は場面の描写とかが綺麗で、展開が気になったのに。
もうやけくそ?何故広末??鈴木えみとか広末とか芸能人出す時点でアウト。
国立大の文学部って嘘でしょ
このレベルだったら、うちのニャンコがこの前書いてたのと変わらないw
163 :
恋する名無しさん:2005/12/06(火) 14:03:58
jhhhh
164 :
恋する名無しさん:2005/12/09(金) 19:26:09
あーあ
165 :
恋する名無しさん:2005/12/19(月) 15:06:45
再会してーよ!
166 :
恋する名無しさん:2005/12/19(月) 15:19:52
167 :
恋する名無しさん:2005/12/19(月) 15:24:21
中学の時付き合ってた人と再会したらどーなるんだろ?びっくりしてガン見するかも、俺。
168 :
恋する名無しさん:2005/12/19(月) 15:55:27
お互いにガンミだった
169 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/25(日) 21:28:45
広末は言った。
『ありがとうございます。助けてもらって…』
しかし、俺は広末が嫌いだった。嫌いというより、生理的に受け付けないのだ。
俺はこう言い放った。
『ごめん。俺、広末のファンじゃないから。あまり君と関わりたくないんだ。
俺は堂真理子のファンなんだ。だからバイバイ』
広末はその後、何も言わないで立ち去った。
俺はいつもの日常に戻った。と、そんな訳にもいかなかった。
話はその後の1ヶ月後に行く。12月23日。
俺は着実にえみとの関係を縮め、まだ告白はできていないものの、自信は
確かなものになっていった。俺は12月27日、東京ドームでえみを落とすことに
決めていた。これをしくじったら俺は死んでもいい。そのぐらいの心構えだ。
170 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/25(日) 21:36:15
今日はえみとのデート…のはずだった。
いつもの場所で待ち合わせた僕達はセンター街に乗り出した。
そこで、事件は起こった。そこには喪小道が待ち構えていた。
『おい、小僧。』
喪小道に呼び止められた。
『いい気になって女連れてデートか?とんだタマだな。』
周りに次々と現れる柄の悪そうな不良達が近づいてくる。
『え…どういうこと…?』
えみは今にも泣き出さんばかりにふるえ慄いている。
これはまずい状況だ。
『とにかく、逃げよう!』
俺は逃げるという選択を選んだ。えみを連れて、全力で走る。
幸いにも、僕達二人は日頃の部活で走りこんでいるので、かなりの持久力と
スピードだ。不良たちは誰一人近づいてこない。
しかしその時、たまらない痛みが後頭部を襲った。
171 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/25(日) 21:39:13
俺はたまらず倒れこんだ。広末だった。
『よくもまぁ、調子こいたこと言ってくれたわね。天罰よ。この女は
もらったわ。バイバイ、うんこ野郎』
そう言い放ち、嫌がるえみの口元を抑えたまま、車に放り投げ、
そのまま走り去ってしまった。俺はどうすることもできなく、ただ
うな垂れた。
172 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/25(日) 21:42:12
その後、喪小道たちが追ってくることはなかった。
その後、一通のメールが入った。誰かは分からない。
【うどん記念館にて待つ】
差出人不明。うどん記念館…とにかく行くしかない。その前に
準備を整えるべく、俺は一度、家に戻った。
173 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/25(日) 21:46:24
家に戻り準備を整える。俺は母親から、ミスチルのCDを貰った。
理由はわからない。ただ持って行けと言われ、鞄に詰める。
そのまま、うどん記念館に向かって走った。
うどん記念館はいつもと変わらぬ、風貌だ。店に入ると、何の気もなさそうな
店員があいさつしてくる。
『あの〜。ここに広末は来ませんでしたか。』
『来たよ。いきな。』
そう言って、道を開けてくれる。うどん記念館から未知の場所にワープした。
そこは壁しか見えない迷宮だった。
174 :
恋する名無しさん:2005/12/25(日) 23:05:28
再会したいな(*゙ω゙*)
175 :
FH:2005/12/31(土) 20:15:38
『根性の無い者は去れ』
と書いてある張り紙を見つけた。根性ならあると思って先に進む。
先に進むと大きな壁が反りたち行き止まりになった。
そこには一本のロープが下がっていて、上を見ると眩しいばかりに
光が差している。
『これ上るの?』
俺は上り始める。しかし少し上ったところでずり落ちてしまう。
どんなに頑張ってもこの高さではのぼれっこない。そう考えていた時、
一つの考えが浮かんだ。
『ひもを体に巻きつけ自分が空中で回転して巻き上げられながら上っていく』
というものだった。
この考えは無謀に思えた。しかしこの高さでは、ただ根性根性と言っても
きっと無理な気がする。根性も正しく使わないと意味を成さない。
俺はひもを体に巻きつけ、根性で空中回転を繰り返した。
すると不思議なことだが、最初はかなりきつかったが勢いがついてくると、
不思議と楽に回る回る。
後もう少し…。
光が強くなってくる。意識がもうろうとしてくる。あぁ気絶寸前…
それでも気絶するまで意識が続くまで、頑張ろうと思った。
上りきったら、思いっきり気絶すればいい。死ねばいい。
もはや意識がなくなろうとした時、ついに壁の頂上に手がかかった。
176 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 20:22:44
俺は上りきったのだ。気絶もしなかったし死んでもいない。
やった!思いっきり叫んだ。気持ちよすぎる。こんな気持ち
いままで味わったことがない。俺はカバンから大好きなチョコを
取り出し食べた。
『うまい!この瞬間の為に生きてきた!』
そして2時間ほど、ぐっすりと眠った。
起きて前に進む。するとまた行き止まりになった。
『英語力の無い者は去れ』
そこには机と椅子が用意されている。机の上には紙。
中身は英語の長文問題だ。ふざけんなよ〜
俺はあきらめかけた。英語は俺の大の苦手科目なのだ。
しかし、思い止まった。俺はえみを助けなければいけない。
ここで立ち止まったら、えみはどうなる…?
俺はえみを助ける義務がある。使命がある。ならばやるしかない。
椅子に座る。時間は20分間。用意…スタート…
177 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 20:34:47
まずは設問に一通り目を通す。ここで、この長文の内容が
どのようなものなのかを、大体つかめる。
そして読み進める。俺は英語が大嫌いだが、こうなったら
テクニックを駆使して分からない単語は前後の文脈から判断して
読み飛ばすしかない。
固有名詞、関係代名詞、SVの確認…脳をフルに働かせて記号を付けながら
読み進めていく。こうしていくと大体内容も掴めてきた。
設問@…代名詞thatの内容を日本語で示せ…
とにかく直前の名詞に目を付ける。これが一番怪しい。そして文脈から
推測…うん!コレで間違いない。英語を日本語に変換…よしOK
設問A下線部を日本語で訳せ…出ました…
当然分からない単語がある。これをどうすべきか…
本文を見ると、同じ単語が2,3個見つかった。前後の文脈から
徹底的に推測してみる…。う〜ん…
たぶん…【推測する】みたいな意味だと思う。文の流れからして…
駄目もとで、そういう意味だと思って訳していく。
【would】
これが出てくると【仮定法を疑え】と英語教師が言っていたような気がする。
読み進めていくと…【as if…】やはり。ifの省略の仮定法だ。
【まるで〜であるかのように】を訳に付け足す。よし…たぶんOK
178 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 20:44:31
設問B4つの場面を並べ替えて示せ…
こういう問題は前後に関係する単語をチェック…
【before】や【after】だ。
発見。そして内容を掴む。よしOK
設問C文章から正しいものを2つ選び記号で答えよ。
消去法だ。明らかに違うものを消去していく。細かいところで微妙に
異なるものがあるから注意して選ばなければいけない。よしOK
できた!のこり時間5秒。ぎりぎりセーフだ。解答が消えた…どこに…?
数秒後…前の壁が上に上がっていく。そして道が続いた。
どうやら、ある程度できていたみたいだ。やった!
人間、窮地に立たされると何でも出来てしまうものなんだな…
そう思った。
俺はまた少し休息を取って前に進んだ…
179 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 20:50:02
進むと一人の男が立っていた。そしてこう言い放った。
『俺と勝負してもらおう。タイマンだ。かかって…』
ゴツン!!
頭突き一発。喧嘩は頭でするもんだ。戦国の世は一々前儀の挨拶など
一切しなかったらしい。喧嘩はスポーツじゃない。先手必勝だ。
男から何かないか探る。カギを見つけた。あと財布も…
180 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 21:02:29
まえに進んでいくと急に道が開けた。そこにはえみが居た。
『えみ!』
『君は誰…?』
記憶がないらしい…?
『誰って…俺だって!』
『私、あなたのこと知らない…』
がーん
『あなたの名前覚えてる?』
『須々木えみ』
『お家は?』
『港区』
『小学校は?』
『港小学校』
『中学校は?』
『港中学校』
『に、こんな男の子はいなかった…』
『覚えてないや』
がーん
『あなたは高校生になりました』
『そうなの?』
『そう。そして駅のホームで偶然の再会をしました』
『はぁ』
『そして、あなたと僕は仲良くなりました。』
『本当に?』
『本当。で、今日一緒に遊んで、明日は…クリスマスだから一緒に
でかけるかもしれない…』
『本当に?』
『本当。しかし、今日僕とあなたが遊びに行こうとしていたら、
車から女が現れてあなたを連れ去った…』
『広末!!』
『思い出した!?そして僕はあなたを探しにここまで来た!!』
『あなたは○○!!』
『GRATE!!はやくここから逃げよう!!』
記憶は糸で繋がっている。思い出せないのなら、
違う糸から手繰り寄せてみればいい。
僕とえみの記憶はそう簡単には消えやしなかった。
181 :
FU ◆ozOtJW9BFA :2005/12/31(土) 21:11:43
『待ちなさい!!』
広末だった。
『私が居ることを忘れたの?今ここがお前らの墓場だよ!』
広末はナイフを取り出した。心の弱い人間だ。
えみはフルートを取り出した。そして、ゆっくりと奏でだした。
『〜♪』
綺麗な音色。心が溶かされていく。何もかもがどうでもいいような…
自然と暖かい気持ちで包まれていく…。
広末の動きが止まった。広末は動かない。えみはなおもフルートを
吹き続ける。
広末の目から涙が流れた。そして膝まずいて泣き出した。
『なんて上手な演奏…ありがとう…心打たれたよ…』
えみは満足げにフルートから口を離し、こう言った。
『音楽は人の心を癒すよ。私があなたの心を癒したよ。』
俺はえみの手を取ってその場を立ち去った。その手の温もりは一生
忘れることはないだろう。暖かい人の暖かい手。その手の暖かみは
神的な何かが宿っている様に感じるほどだった。
本当にウザイな
年も押し迫ってるというのに・・・。
183 :
恋する名無しさん:2005/12/31(土) 21:57:19
素晴らしいですね。おもしろい作品だと思います。書籍化はまだですか?
184 :
恋する名無しさん:2005/12/31(土) 22:13:14
最初から読みました。凄い労作ですね…。お疲れ様です。
185 :
恋する名無しさん:2005/12/31(土) 22:18:39
なかなか良いじゃん。続きキボン
186 :
恋する名無しさん:2005/12/31(土) 22:19:55
なんか人気出てきたね。そこで俺からも
詳細キボン
187 :
恋する名無しさん: