「欧風時代劇」の「時代劇」部分がなんのこっちゃわからんかったけど
そうゆうことなのねw>ヒロイックファンタジーもの
>>926 どなたか知りませんが、お気遣いありがとうございます。
>>917 広告なくして映画はないので、たまにはこういう話題もいいのでは?(笑)
CMなんて、超短編映画といってもおかしくないですしね。
時代の動きを映すのも、人の心を動かすのも両者全く同じですよ。
個人的には、良いCMを撮れる人は良い映画を撮れるのではないかと思う。
>>914 >カレッタの吉田秀雄記念館
広告の鬼と言われた人物だが、いくら会社に貢献したといっても、本社社屋に記念館
まで作るとは・・・
その発想自体があまりにも日本的過ぎて、そんなことで某社は時代を先取る新しい
広告を創り出すことができるのかと(笑)
これに限らず、よく駅前なんかに建っている政治屋の銅像を見るたびに情けない
思いになる。
宮武外骨は、目に見えるものすべてを斬った男。
彼の広告の素晴らしさ、斬新さ、滑稽さは滑稽新聞に出ているが、映画を創らせたら、
人気が出る出ないは別として、さぞかし後世に残る映画を創っただろうなぁ。
935 :
マキ:2005/06/25(土) 01:48:34
すごいなーっ
リマン様の筆が冴えてるなーっ
読んでてたのしいなっ。おもしろいなぁっ
うれしいーーーっ
>よいCMよい映画
タグボートの多田琢氏ですか?
地元の映画館で、「サヴァイヴ・スタイル・ファイヴ」を観ているとき、
CMプランナー役の小泉今日子が「面白くなきゃ、CMじゃないんだよ!」と叫ぶシーンで、
吹き出して笑ったのは、わたしともうひとり。
おそらく同業者…w
936 :
マキ:2005/06/25(土) 20:15:37
どよんびだっっ!
映画見るーぅっ!
ディープブルーを見た
クラゲの大きいのが凄かった
大きなクラゲには興味がある
スナッチを見た
ガイ・リッチーは賢い
クライムな感じのものは好きみたい
登場人物がみんな胡散臭いのが良い
>>935 >サヴァイヴ・スタイル・ファイヴ
ストーリー、映像ともにぶっ飛んでましたね(笑)
確かにこれまでの邦画とは一線を画した映画でした。
しかし、今度は、変人キャラ(?)を出さずにストーリーを構築してほしいですね。
それこそ、従来の名画への挑戦になりますから(笑)
まぁ、でも現在人のほとんどは病んでいるということらしいので、あのストーリー
自体はそれなりに時代を映していたんでしょうが・・・(笑)
939 :
マキ:2005/06/26(日) 00:39:26
お、ディープブルー、いいなー
先週は、ビデオ屋に行く気力がなかった…
>スナッチ
奇遇だね
今、先輩から借りてるのはガイリッチーのだよ
明日は見る時間なさげ
940 :
マキ:2005/06/26(日) 00:49:04
>サヴァイヴ・スタイル・ファイヴ
リマン様も御覧になりましたか!
今や、天才子役として有名な神木くんを、タグボートは、以前から、好んで使っていましたね。
この映画では、私生活もまるでダメダメなことを理由に起用されている岸辺シロー(笑)、の息子役でしたね。
父子で、飛ぶ練習をするシーンが切なくて切なくて、ようやく飛んだシーンでうるうる来たのは内緒です(笑)。
正直、病みすぎ日本!(笑)
さて、なにかとド派手なタグボートにあって、
影が薄いといわれる、四人目の麻生さん。
彼が原作・脚本を書いた「ホテルビーナス」。
くさなぎくん主演で、モスクワ映画祭で賞を取りましたね。
見たい見たーいっ
941 :
マキ:2005/06/26(日) 01:08:57
先輩に、「ホレッ」とDVDを渡されて、「フルモンティだー」と喜んでたら、
先輩が妙な顔をしている。
今日、そのDVDを見て、理由がわかった!
「モンティ・パイソン」だった!w
間違いすぎさね、自分…
942 :
マキ:2005/06/26(日) 09:01:14
でもって、「モンティ・パイソン」。
「人生の意味とは?」を命題に、生から死までのライフステージごとに、西欧の価値観を馬鹿にしつくしますw
宗教、セックス、出産、臓器移植、グルメ、とネタはさまざま。
特に、前三つのネタは、大好きなんでしょう。
気合い入ってます。
カトリックの家族は避妊できずに、子どもが三十人くらいいて、
食いつなぐために、子どもを生体実験用に売る羽目になり、
別の妊婦は、超適当な医師に、旦那を「関係者以外立入禁止」と追い払われ、
なぞの組織は、人命保護のため、生きている人間から臓器を取り出し、
高校生はセックスの実演授業にあくび、
食べ過ぎたグルメの男は、身体爆発。
おちょくりまくりで、おもしろかったですよー。
ヨーロッパものなので、アメリカものに慣れた目には、コメディ画面が新鮮。
ドリカムの「決戦は金曜日」でこの映画を好きな男の話が出てきます。
中学生の時に聴いて以来、ずっと、気になっていたので、見ることができてうれしかったのですが、
この映画を好きな男って、正直どうなの…?w
という映画でしたーw
モンティ・パイソン、60年代末から80年代にかけて活躍したイギリスのギャググループ。
活躍の場はTV番組だったが、映画界へも進出し、5つの作品を残した。
活躍の場が広がるにつれて、ギャグの中身も進化していき、最初はお笑い的なギャグが
多かったが、そのうち、批判精神にもとづいたギャグを大いに創り出していくことになる。
世界で一番皮肉が上手なのはイギリス人だと何かで読んだような記憶があるが、マキさんが
見た「モンティ・パイソン/人生狂騒曲」はモンティ・パイソンの揶揄能力(?)が最大限
に発揮された作品だろうと思う。
彼らは、西欧人の精神の拠り所であるキリスト教を揶揄するだけでなく、個人権利の高まり
の結果として生まれてきたとも言える臓器移植やグルメ嗜好まで揶揄するのである。つまり
生きることに何らかの意味や目的を見い出すことを嘲笑しているのだ。
で、彼らは結局、この作品で何を言いたかったのか、老荘思想でいう無為自然的な生き方でも
勧めているのかと思わせるかのように、映画の終わりにモンティ・パイソンのタイトルアニメ
の映るテレビが現れ、それは宇宙を漂っていき、やがて見えなくなる。
この作品を最後に、彼らは映画作品を残すことがなかったのだから、全く見事な去り方と言える。
なお、「人生狂想曲」の前作「ライフ・オブ・ブライアン」ではキリスト教信者から上映反対運動
を起こされている。
日本のギャググループに詳しくないので、あまりはっきりしたことは言えないが、
日本のグループはお笑い志向にとどまっているのではないかという気がする。
批判精神が出てくるのも、ある程度個というものが確立されている必要があり、
ここの点は、どうしても個人という意識が徹底されている西欧に劣ってしまうと
いうことだろうか・・・。
ところが西欧の個人意識というのも、結局はキリスト教における神と人との契約
という考え方からスタートするのだから、あのモンティ・パイソンもキリスト教
の影響から完全に逃れさることはできなかったと言えるのだ。
これもまた、一つの皮肉である。
ちなみにキリスト教の正典である旧約聖書、新約聖書の「約」とは神と人との契約
という意味である。
ぶにーが休養モードに入った。
ぶにーに呼んでもらった俺としては、細々とでもこのスレを保守していかないとなぁ。
(ミ゚ш゚)ミノシ やあやあなまりまーんさま
こちらこそ、お呼びしたくせに急に中途半端にならざるを得ずもうしわけありませむ
まったく書けないとゆうわけではなひのですが、ものすごくムラのある出現率になりそうなので
映画熱自体はまったく冷めておらず、続ける気まんまんですので、
なまりーまんさま、マキチャンコさへよければ、
切りのいひところ(もしくは1000にならなくてもこの時点でもいひです)で
一旦このスレを休止して落とし、後日また再開(新スレ2フラット目、とでも)とゆうことにされても、
ぶにーとしては異存ありませむ
まことに申し訳ありませむ
変態すれの方でも同じ事情でほとんどお会いできませむが。。
戻ってきたときは、あちらで連絡取ることになりさうです(ミ゚ш゚)ミ
その時はよろしくお願い致しまっす
947 :
マキ:2005/06/28(火) 11:35:20
リマン様の厳しい西洋観に基づく映画評が、非常に楽しいっ
モンティ・パイソンって、「人生狂騒曲」のほかにもあるのか…
948 :
マキ:2005/06/28(火) 20:00:08
ぶにさまが本格復帰されるその日までほしゅ。ほしゅほしゅ
土曜は、「ヘドウィグ〜」のライヴ!
モツで、ショートブーツ×2騒いでいるのは、このせいでっす
949 :
マキ:2005/06/28(火) 20:10:22
ごてごてふりふりした映像が観たいので、
「エースを狙え 映画版」を借りたいと思う。
今日は無理かなぁ…
あ、モンティパイソン、先輩に返すの忘れた
南米の農場で成功した男の嫁探し。応じたのはたった一人、街の娼婦だけだった・・・・。
という始まりの好きな映画が有りますが、題名を忘れました。
951 :
マキ:2005/06/29(水) 00:41:30
あっっ、クリ天さんやっ
952 :
マキ:2005/06/29(水) 20:30:40
先輩から借りた二本目、
「ロック・ストック&ツー・スモーキン・バレルス」を見る
アメリカのヤンキー話っぽい
953 :
マキ:2005/06/29(水) 20:41:11
汚いアメリカ英語はさておき、映像はきれいだ
954 :
マキ:2005/06/29(水) 20:43:52
ふぁっきんふぁっきん、言いすぎ
>>946 別にスレの保守を苦痛に思っているわけではありませんので、ご心配なく。
マキさんも保守と言っておられますので、いろいろ雑談しながらスレを
続けていきますよ。
>>950 いらっしゃいませ。
>南米の農場で成功した男の嫁探し。応じたのはたった一人、街の娼婦だけだった・・・・。
>という始まりの好きな映画が有りますが、題名を忘れました。
う〜む。私も思い出せない。
娼婦といえば、日本の映画に出てくる娼婦は不幸を前面に打ち出したような形で
描かれるケースが多いように思うが、西欧の映画で描かれる娼婦はそうでもない。
「あなただけ今晩わ」に出てくる娼婦イルマは、口から出まかせを言って男から
札束を取り上げる名人で、しかもすぐに自分のついた嘘をけろりと忘れてしまう
という鮮やかさである。
明るく前向き(?)で、そこに悲惨さはみじんも感じられない。
とりあえず、イルマのついた嘘を書いてみよう。
「昔、パリ音楽院の学生だったの。一流のピアニストを目指して・・・ショパン・・・
ドビッシー、初めてのリサイタルの夜、ピアノの蓋が手に落ちてきて、指が三本だめに
なって・・・夢がこわれたわ。あとは私とこの犬さえ食べていくのにやっとでした。」
「私、自分の本当の名前も知らない孤児なの。私のいた孤児院は、連合軍上陸の日に
破壊されちゃって、私毎週再建の費用を送っているのよ。」
「私の妹は病院にいるの。一日三回も輸血しなくちゃならないの。一パイントの血が
どんなに高いものかご存じないでしょう?」
このような嘘を涙ながらについて、しかも、自分のついた嘘をすぐに忘れてしまうので
ある。男は札束を取り上げられるばかりで、いや、本当にたくましいものだ(笑)
>>960 確かに喜劇だからイルマに影がないのかもしれませんが、喜劇に娼婦を
持ってくること自体、日本では考えられないと思っていますよ(笑)
ほんとだ。。(ミ;゚ш゚)ミ
日本の娼婦ものってそういわれてみれば
耐えぬく中でも人間としての(あるいは女としての)一種の矜持を見せた時だけ
境遇を越えた精神の光を放ってみせる(「望郷」「天城越え」「西鶴一代女」「日本橋」)話とか、
”あわれさの花”を前面に打ちだした話か、もしくはこれらの複合話になりますものね(ミ゚ш゚)ミ
もちろん西欧もののはなしでも、どーしよーもないゼゲンやひもがついて
搾取されたり(「男と女のいる舗道」「アッカトーネ」「魂のジュリエッタ」)、
もしくは本人自身の馬鹿さで自滅する話(「痴人の愛(谷崎とは別物)」「ナナ」)もいっぱひありますが、
コメディ・タッチだったり(「あなただけ今晩わ」「真昼の死闘」)、
娼婦が堂々と一匹狼で男を選びながら「仕事」をしていく話があったり(「日曜はダメよ」「シェリ」)、
足を洗った後に違うクラスに堂々とおさまってあっけらかんといい暮らしを楽しむ話(「GIGI)」が
存在するとこが、日本と違う!!!!!
>ふぁっきんふぁっきん、言いすぎ
ワロタw
なんかおかすいと思ったらまちがいてたミ(゚ш゚ミ)
× 「魂のジュリエッタ」
○ 「カビリアの夜」
>>950は
彼女が出ていったその日は、彼が全てを失う日。「○○(昆虫?)の大群だ!!」
パニックに陥った農場労働者達は霧散寸前、絶望に打ちひしがれる男が一人。。。!?
「どうして、まだここにいるんだ?」「奥様が必要ではなくって?」
彼女が避難しないので動揺も静まり、彼は堤防決壊作戦を試みる
という結構単純な昔の映画なのです
>>965 わかりました、チャールストン・ヘストン主演の「黒い絨毯」ですね。
人食い蟻「マラブンタ」の大群が農園を襲うという話。
当初喧嘩ばかりしていた男女が、蟻の襲来を見事防いで(勿論、蟻との戦いの
主役は旦那ですが)、愛情通う夫婦になったという結末だった。
いやぁ、奥さんは娼婦でしたっけ、すっかり忘れていました。
この映画はパニック映画ですから、覚えているのは人食い蟻が地表を埋め尽く
して移動するところなど、蟻の襲来シーンばかり覚えています。
「黒い絨毯」を初めて見たのは小学校の高学年で、あの映画を見た後、蟻に恐怖心を覚えて
やたらと蟻の巣をつぶしていたような記憶が・・・。
蟻さん、ごめんなさい。
確か、「黒い絨毯」を見たすぐ後に見た映画がヒッチコックの「鳥」。
当時は富山の田舎住まいだったから、地面には蟻がウヨウヨ、空を見れば鳥とバサバサと、
まさに「泣き面に蜂」状態であった(笑)
映画から印象に残った言葉を。
「ときどき、夜中にこの静けさが私にのしかかってくる。平和ってなんて
恐ろしいんだろう。」
(フェデリコ・フェリーニ「甘い生活」)
私の経年性脚色混じりの映画のお話が伝わるなんて嬉しいですね。
題名を教えて頂いたリーマンさんに感謝です。
970 :
マキ:2005/07/03(日) 16:23:55
あんまり来られないです宣言したエリ猫さんより来てない私めをどうかお許しください…。
971 :
マキ:2005/07/03(日) 18:58:31
>ふぁっきんふぁっきん
万事、名詞にはふぁっきん
五分間に13回くらい言ってそうな勢いですよ
「そのドアを閉めやがれ!」→「クローズ・ザ・ふぁっきん・ドアっ!」
ギャングものだから、仕方なし
映像はきれいだー
ガイ・リッチー、20代でのデビュー作
972 :
マキ:2005/07/03(日) 21:10:46
「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ」
勢いで買ったチケット二枚。
二枚目が前日になっても買い手がつかなくて、
会社の先輩にまで、「行く人いないですか!?」とすがりついていたのに、
開演四時の三時間前、午後一時に、博多在住の友達に話をもちかけると、「えっ、それ、行きたいっ」。
散々探してたのに、こんなところにあっさり行きたがる人間が居たなんてっっっw
つづく
973 :
マキ:2005/07/04(月) 12:45:16
てりやきチキンフィレオセットを食べた。
相変わらず、マック。どこまでも、マック…。
夏は、マックだのコーラだの、軽いおいたをしたくなる。
974 :
マキ:2005/07/04(月) 12:47:12
そうだ、「スーパーサイズミー」を見よう
>>972 続きを待っていますのでよろしく(笑)
さて、968は「甘い生活」の主人公スタイナーの台詞である。
スタイナーは幸福なパパであり、いつもサロンに友人たちを集めて雑談している。
ある時、スタイナーはサロンでテープレコーダーに吹きこんだ自然の音声を流した。
それは鳥の声と森の音であり、都会で忙しく生活を送っている友人たちはしんとなって
その音に耳をすます。このシーンに先の言葉がかぶるのである。
翌日、スタイナーはピストルで子供を殺し、その後で自殺する。
その理由は誰にもわからないと刑事は言うが、見る者にはそれが「平和」のためだと
わかるのである。平和に耐え切れぬ人間には、破滅しか待っていないのだろうか・・・
976 :
マキ:2005/07/05(火) 10:57:44
リマンさま
>続き
吸いません…。
携帯からだとなかなか長文が書きづらくて。
少しずつ行きます
>>976 せかしたつもりはありませんので、念のため(笑)
では、今日の映画からの言葉。
「君は小さいときサンタクロースを信じ、大人になっては神を信じるんだ。」
「そして君は、いつも想像力の不足に悩むんだ。」
(イングマール・ベルイマン「野いちご」)
978 :
マキ:2005/07/05(火) 21:54:58
りまそさま、あたたかいお気遣いありがとうございます。
そして、書いていた長文を間違って消してしまったわけですが…
979 :
マキ:2005/07/05(火) 23:05:53
ローズを信じ、
と読んで、びびったw
980 :
マキ:
会場は、立見で400人くらいしか入らないライヴハウス。
まだ、バックバンドもいない空っぽのステージでも、暗い証明もセットも、ロック色むんむん。
ちなみに、バックバンドの名前は、「アングリーインチ」w
その四人もステージに上がり、いよいよ、待つはヘドウィグばかりなり!
…ん?あれ?来ない…?
と、思ったら、客席のドアから、三上博史来たーーーーっ!!
その格好は、酋長か!?と思うような白の羽根の長髪ウィッグ。
赤のインナーの上は、金色の刺繍がばりばり入った鎧みたいなジャケット。
黒い薔薇が一周並んだような黒のミニ。
そして、極め付けは、ニーハイブーツ!
…は、派手!
つづく!