724 :
恋する名無しさん:
マテルヨage
725 :
恋する名無しさん:2005/06/18(土) 12:04:07
彼女が幽霊でした
726 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 16:47:08
(戻ってきました!)
727 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 16:50:14
彼女の部活に所属した男連中でサイクリングにいったり、
学校にある宿泊施設で夜中騒いだり、楽しい日々が続いた。
そして迎えた彼女の結婚式。
俺たちはみんなして披露宴会場に行き、
飛び入りで挨拶をして彼女の結婚を心から祝った。
728 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 17:37:27
「再婚する」
父親からそう切り出されたのはそんな頃だった。
元々会話の少なかった家庭がさらにぎくしゃくとしはじめ、
自分の中で学校生活だけが心のよりどころとなって行くのが分かった。
729 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 18:11:46
結婚して名字は変わっても、彼女は俺たちのアイドルだった。
変わらない笑顔でいつも俺の話を聞いていてくれた。
もちろん再婚の件についても、相談に乗ってくれた。
「うーん、私にはそういう経験がないからねー。」
といいながら、うなずきながら聞いてくれているだけで、
心がいやされて行くような気がした。
730 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 18:16:52
そんなある日、
友達連中で新居に遊びに行こうという話が持ち上がった。
この事が後々になって思えば、
それまでとその後の話の展開をを分けるひとつのきっかけ、
(要するにこの話が、「高校生のボクが先生に憧れていました」という話だけではなくなっていくきっかけ)
になっていくとはまだ気づかないままに、、、
メチャコウフンマテルヨハァハァ
マテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨ
Kawasakiマテルヨ
734 :
恋する名無しさん:2005/06/18(土) 21:24:24
マヨマテルヨ
735 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 21:36:48
(すいません、食事してました!待っててくれてアリガトウ!)
736 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 21:47:44
新居にお祝いがてらクラスの男子生徒数人で押し掛けた。
確か電車とバスを乗り継いで行ったと思うのだが、詳しい事は覚えていない。
ちょっとしたホームパーティーのような雰囲気で、楽しい一時を過ごした。
彼女の夫も家にはいたのだが、あまり人当たりのいいタイプの人ではなかったのか、
一緒に団らんする事は無かった。
とにもかくにも、この事によって、
俺は彼女の家の場所を知ることになった。
繰り返すが、この事が後になってこの話を大きく変えて行く事になる。
ナゲーナデモマテタヨ
マテルヨ
739 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 22:41:00
(長すぎますか?まだ半分の半分ぐらいなんですが、、、
気長に読んでって下さい。すいませぬ。)
いえいえ、話が長いのは読みがいがあって良いんです。
食事時間が長いなーと思って。
気長にマテルヨ
741 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 22:46:57
新居に遊びに行ってからしばらくたったある日。
いつも通りの他愛も無い会話の中からひとつの言葉が飛び出した。
彼女「今週の土曜日はうちの人が出張でねぇ〜」
俺「それって帰ってこないってこと?」
彼女「そうそう」
俺「じゃあ、今度は泊まりで遊びに行っても良い?」
彼女「えぇ!?」
というわけで、仲の良かった友達と二人で、本当に泊まりで遊びに行く事にした。
もちろん学校や、その他の友達には秘密だ。
742 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 22:50:02
その夜は楽しかった。
といっても変な意味ではなく、なんて言えば良いのか、、
例えて言うなら修学旅行の夜のような楽しさというと分かりやすいのかな?
友達と3人で、パジャマに着替えて夜中までひそひそ話をしていたように覚えている。
743 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 23:01:11
「今日はこのまま3人で川の字になって寝ようよ。」
と俺が切り出すと、
「変な事しないでしょうねぇ!」
といいながらも、
結局はその場の盛り上がりでそのまま布団を敷いて話し込みながら寝る事になった。
友達もいたにせよ、
手を伸ばせば届きそうな距離に彼女の横顔があって、
すこし照れくさかったように思う。
744 :
Kawasaki:2005/06/18(土) 23:03:03
その夜を境に、
彼女と俺との心の距離は、
ちょっと他の男子学生連中とは違ったものになっていったのかもしれない。
マテルヨ
746 :
恋する名無しさん:2005/06/18(土) 23:22:31
つづきまだ〜?
747 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 00:12:34
(続きは明日でお願いします〜。
よかったらどういう展開になるか予想してみて下さい〜)
マテルヨ
749 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 09:23:50
>>747 いいところまでいくが
結局何もなしで終わる・・かな?
750 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 09:44:09
>>747 彼女が旦那と上手くいかなくなって、kawasakiさんと肉体関係持ったりしてな。
とにかく早く続き知らせてくれよ。マテルヨ〜!
ずっとマテルヨ
752 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 13:13:00
マテルヨ・・・もう口癖だ〜^^;
良スレ!!1000いったらまた新しいスレ立ててくれよ!!
753 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 13:31:33
ここでマテル奴ら・・・みんないい奴だな!
気持ちワカルヨ!俺も今後の展開を見守ろう!
それじゃkawasaki!続き期待してるぜ!!
ここは現在進行系の恋物語(多分片思いだから)を書いてもいいんでしょうか?
755 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 13:35:48
俺はドキドキできればなんでもいい。
他の人はどうかな〜?
756 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 13:50:34
なかよし
片思いのラブストーリも良いんでないの
マテルヨ
ある日僕は彼女と出会った。
しかし彼女は僕にとってとても遠い存在だった。
俺は果てしなく低レベルの学校で、彼女は超お嬢様だったのだ。
その日に勇気を出して声をかけてみた。
話しているとそれはなに?と普通の事を理解しないむしろ凡人のことなどなにもしらないのであろう。
まだ夕方だというのに彼女は帰ってしまった、二度と会うことはないだろうと思っていた時、彼女はまたねと言ってくれた。
こんな俺にまたねって、泣きたくなった、堪えられなかった。そして二度と彼女と会うことはなかった。
パンツ下げる準備はしておいた方がいいのでしょうか
Kawasakiさんのストーリーの予想は…
先生も川崎さんに特別な感情を持っていて
童貞をささげてしまうw
そんで先生と関係をもちそれがしばらくつづいて
卒業と同時に自然消滅(私の妄想
\ | ,,...-‐‐‐--、, l /
|、 / | ,.べ;;;;;::、--- 、:::;;`ヽ、 ''‐-‐'゙/
、,_,.! ゙'-'゙(. //::/´ ``ヾ、 l
) (. /:,`!ヾ、. , ゙>- ヽ、_,,
'゙"`ヽ, /``/::;:゙;゙::!:.:| ``'''‐--‐''゙ '-‐'゙ ゙、 /
ヽ ヾ /:;'/:.:!:::l 、,r''"゙`'ヾ ,:',-‐-、,'l /
-=,'゙ ./:::/:.:.|::::l / (・),. ヾ,_(・) ,'゙l (
`ヽ ,゙:::,'::::;':!::::l `"´ ''"´ | ̄__,,l,,...,,_ \ 来る!
-='゙ l::::l::::;':. l:::::l ` ゙、.,,_,,.``ヽ、
__) l!゙,l:::;'-、 ';::::! ,.-‐‐:、 l `ヽ、 \ ハードゲイが来るわ!!!
ヽ. !:l:::l/-ヽ.゙;::', U /:::::::::::r=‐'''"´`''‐,.-゙'‐-、ヽ.
) ゙!::l l"''、l ヾ゙:、 u l:::::::::::::::`'''‐‐''''‐i'゙ ,,..、 `\
l:::l,ヽ、_, ヾ;\ ゙、.,,_ノ/ ̄ ̄ノ /ヽ. ` \ ____
/ !::l:゙ヽ、. ,、 ヾ、;、 ゙'‐''"7'゙/ /゙ヽ \ _,./´-、ヽ
/ / l::l``;::,`´:ヽ、 `ヾ:;、.,__ :::: / `'''゙ \ ゙、 ヾ;‐、''-、゙;
/ / l:l ";'::;'::';';! `''‐ 、.,_` ̄ / r'゙´ ̄ ̄``'''‐、 ゙、 ' l l:::!
. / l:! !:;'::!::::;! ``'''‐‐---┬'゙ `'''''''''‐-、 ゙、 ./ l:::l
,、i`ヽ ,r‐'ァ
`ヽ:: ::´
ヽ ヽ , -‐--、 / /
ヽ \ I:::::::I_ _ / / ┌────────────
ヽ ヽ i,(;;;ノI、;;;)l ,,/ , ' < フゥゥゥオオオオォォォオオオオゥゥ!
ヽ ` ー 、.,,ゝ´ヮ`,ノュ_, - ' r' └────────────
` 、_ /::: `山'::::: /
ヽ:::::::::::|::::::::"",r‐'
〉::::::::|::::::::::¨/
/;;;;;;;/;;;;;;;;;;/
/;;;;;;;/:::::::::::《
<;;;;;;;《:::::::::::::ヽ
/ ヽI,r''"""^~ヽ
/ ,/ ヽ ヽ
うわっ、こっちくんなよ
Kawasakiさんが喜んでくれるかなとおもてやりました
766 :
媚薬師カブト:2005/06/19(日) 21:50:33
初めてのキス…それは劇団のボイラー室だった
私が恋していたあなたには彼女がいて、叶わぬ恋と諦めていた…初恋だった
そんな私の心に気付いたあなたは人気のないボイラー室でいきなり私を壁に押し付け
無理やり唇を合わせて舌をこじ入れてきた…そしてTシャツの中に手を滑り込ませ
下着をはずして…
恐怖と驚きで抵抗できなかった…初めてのキスだった…初めてのBだった…
でも、恋していたから許してしまった…そして私はあなたの2号になった…
初めてのエッチ…劇団の帰り道「帰ってこないから」とあなたは新しい彼女のワンルームに私を誘った
彼女に内緒で大胆な事をしようとしている、そう思うとドキドキした
シャワーを浴びている時あなたは突然ドアを開けようとしたね、鍵を掛けていたから開かなかったけどね
着替えを持っていない私はコンビニで買った新しい下着のまま布団に潜り込んだ
『ここであなたと彼女がエッチしている』そう思ったら切なかった
シャワーを終えたあなたが隣に潜り込み、くちづけをした後私の下着をはずし身体中に指を滑らせ…
あなたの指が陰部に触れるたび、恥ずかしかった…
彼女の部屋の彼女の布団で…罪悪感も感じた…
処女だった私に気を使って「いいの?」と尋ねてくれたあなたに「いいよ」と答えた私
あなたの逸物が私の中に入って来た時、痛くて気持ちよくはなかったけれど幸せな気持ちがが貫いた
羞恥心と罪悪感そして、私とあなただけの秘密の行為、彼女は知らないという優越感
ありとあらゆる感情が私の中を駆け巡りたまらない快感となっていった
行為が終わった後…私は実感した、男の人は同時に2人愛せるのだと…
あなたは優しく髪をなで再びキスをしてくれた…
そして幸せの中あなたの腕枕で眠った…
767 :
媚薬師カブト:2005/06/19(日) 22:18:18
あなたの実家にも何回もお邪魔しましたね
お父さんとお母さん本当の娘みたいに可愛がってくれて嬉しかった
たま遊びに来ていたお姉さん夫婦と可愛い甥っ子
人見知りする甥っ子が私には人見知りしないでなついていたので皆びっくりしていたよね
お母さん…本当に大好きでした
料理を教えてくれたりあなたの愚痴を聞かせてくれたり
何よりも私の名前を気に入ってくれていました
「死んだ妹と同じ名前だ、縁があるのよきっと」と…
そんな言葉を聞く度、2号じゃなくて彼女だったらと何回思った事か…
居酒屋でファンクラブの打ち上げをしていた時
皆の前であなたと彼女が婚約発表をした時は胸に風穴が空きました…
「俺たち結婚します」その言葉を聞いた瞬間…
目の前が真っ白になり、周りの音が何も聞こえなくなり、胸に砲弾を受けたかのように
ポカッと本当に風穴が空きました…
悟られないように平静を装い「おめでとう」って言ったのは覚えている
でも、その後の記憶はない…家に帰ってから泣いたのかも覚えていない…
768 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 22:22:08
(戻ってキマシタ、さあ続き書くぞ〜
>>763 ありがとうございます!ワラタ)
769 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 22:26:07
(それにしても、ほんといい人がおおくてウレシい)
770 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 22:28:41
待ってました!
771 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 22:28:53
彼女の家でお泊まりしてから、俺たちの会話はぐっと親密感を増して行った。
でも、当時の俺はごく一般的な男子高校生。
当然、そんな俺に想いを寄せてくれる女の子もいた。
772 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 22:33:49
その女の子は、通学の電車でいつも同じ車両になる子だった。
「かわいい子だな〜」
ぐらいにしか思っていなかったが、
その子がたまたま俺の友達の女の子と仲が良くて、
休み時間や放課後にちょくちょくその子と連れ立っておれの教室に遊びにくるようになった。
773 :
773:2005/06/19(日) 22:36:05
割り込んですみません><
今私も彼女も18歳の浪人生です。
私が高校に入学した時から2年間ずっと片思いでした。
1年の頃はメールなどしてましたが2年の夏ごろからはメールなどもしなくなりました。というのも相手には彼氏ができたので僕から何か働きかけるということはできませんでした。
彼女の彼氏が先輩だったというのもあります。同時に、彼女がとても人気のある子で5人近く告白して全員断られていたこと、その付き合っている先輩も3回告白して付き合ったと聞いた事も躊躇したその理由の一つです。
それから、何ヶ月かして彼女から携帯を変えたというメールが届きました。その日からメールを重ねていって2年の秋ごろに自分の気持ちを伝えました。
彼女には彼氏がいたので、「○○は彼氏がいるから付き合ってとは言えないけど好きだっていう気持ちは伝えたかった」と言うようなことを伝えました。
彼女は案の定、「気持ちはうれしいけどその気持ちにこたえることはできない」と言ったのを覚えています。私は妙な気分だったのを覚えています。
その告白した夜、彼女から「自分でもよくわからない気持ちになってる」というメールが届きました。私は「今すぐに答えを出すことじゃないから○○がよく考えて、答えが出たら教えて」と言いました。
それから何ヶ月も彼女とメールをしたり電話をしたりしていました。そして、3年の春に彼女から手紙をもらいました。
「私は今はこうゆうこと(俺との関係)を考えたくなくて、部活に専念したい」という内容でした。私はもちろん彼女の意志を尊重しました。
彼女からの答えを待っている間に2・3回彼女から「こうゆう関係はよくないから」というメールがきました。無論、相手には彼氏がいたので私も二股はよくないと考えていました。私と彼女は付き合ってるわけでもありませんでしたが。
そのとき私は「はじめから言ってる通り、俺は○○がしたいようにすればいいと思う。だけど、ずっと好きだから。絶対○○にふさわしい男になるよ」ということを伝えました。
その日は丁度塾にいたので感傷にひたることもできずにいました。
メールを送ってすぐに彼女から電話がかかってきたので授業を抜けて外に出ました。「今日は強気だね」と彼女に言われました。彼女は泣いているようでした。私は人前では泣かないようにしているので人のいないところに行って泣きました。
砂利が敷き詰められた駐車場だったのを覚えています。そこで彼女と一緒に大学へ合格することを電話で約束しました。それまで、私は受験勉強の辛さとこの世の不条理から無気力な状態でしたがその日からどれほど強くなれたでしょう。
774 :
773:2005/06/19(日) 22:39:36
それから少し経って、彼女の行っている塾に迎えに行って話をしました。駅の近くの踊り場の近くにある小さな階段で生まれて初めてキスしました。
それから何度か会ったりしました。最後に会ったのは映画を見に行ったときです。その帰り道公園で話をしました。
このとき、「俺は○○にふさわしくない。俺よりも良い男はたくさんいるから、俺より他の男と一緒にいたほうが○○にとって幸せだ」と弱音を吐いてしまったことを覚えています。
私はそのとき泣いていました。彼女は「泣かないで」といってタオルを渡してくれました。その後はじゃれあったりして時間が止まるのを願いました。
そして、その日から受験当日までメールすることも無く、ただ勉強をしていました。彼女は僕よりも卒業式よりも受験日が早かったので合格発表もそれ以前にでていました。
僕は自分の試験もありましたし、もし彼女が失敗していたらどうしたらよいかわからなかったので卒業式に会おうと思いました。
そして、卒業式の日に彼女にメールを送りました。しかし、そのメールは届きませんでした。
彼女の真意はわかりませんがメールが届かなかったのは事実です。そして二人とも浪人して塾に通っています。
先日彼女に手紙をだしました。
「メールが届かなかった理由はわからないけど、もし受験の失敗が原因なら俺の責任です。俺は○○とは人との繋がりとして別れます。恨まれても嫌われてても幸せを願っています。今でも好きだよ。」と。
私が人と人との別れを切り出したのは彼女にメールが届かなかったという事が私と別れることを望んでいるのだと解釈したからです。
彼女は自分にとってかけがえのない存在です。ですが、この別れは自分が招いた災厄だと思っています。だからこの別れは受け入れなければならないと思っています。
しかし、彼女を心から愛して幸せにできる人がどれだけ世の中にいるでしょう。私も彼女を世界でもっとも幸せにできる自信はありません。
ですが、私は腕を切り落とされても目を失っても彼女を守りたいと思っています。彼女がいつも笑っていられる、幸せを感じられる人生に自分の人生を費やしたいのです。
しかし、メールが届かなかった今、それは単なるお節介にすぎません。私は彼女が一番幸せであることを願っています。だからメールが届かなかったのは私との別れを望んでいるのだと解釈しました。
私は彼女の嫌がることはしたくないし、させたくありません。
このまま死ぬまで彼女を想い続けるのは間違っているだろうか?といつも自分に尋ねてます。
>>773 未練たらたらだなっていうかしつこい
まだおまえは19だろ?わらわせるな。
あと改行も覚えてね。
Kawasakiマテルヨ
776 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:14:15
(
>>773 そこまで思うんなら、君が幸せにしてやろうよ!
君が彼女を幸せにするために頑張るという事と、
彼女を幸せにできる奴が世界中にたくさんいるであろうという事は、
全 く の 別 物 ! )
777 :
媚薬師カブト:2005/06/19(日) 23:16:10
婚約発表した後、散々両親に反対された挙句押し切ってあなたは彼女と結婚した
あなたの結婚を期に2号生活も終わりだと思っていたのに
あなたは私を解放してくれませんでした…そして私も半心ホッとしていました…
そして嫁姑の戦いが始まり、私はお母さんからも奥さんからも愚痴を聞かされていました
やがてあなたたち夫婦は独立して実家を出ましたが夢のような生活は長く続きませんでしたね
主婦として家事をしてくれない奥さんに嫌気がさしてあなたは1年もせず離婚しました
そして私はあなたの傷を癒す役回り…離婚も見届け、ファンクラブの会長だった奥さんに代わり
ファンクラブの会長代理としても頑張りました
しばらく新しい彼女ができないあなたと2人で過ごせて、1番幸せな時期でした
だから私にも欲が出てきたのかもしれません…このまま本命になれるんじゃないかと…
そんな思いもすぐ打ち消されました、あなたはまた新しい彼女を私に紹介したのです
また2号の生活が始まる…そう思うと辛くなりました…
もうこれ以上続けていく自信がない、そう思いました…
そしてバイト先で私に好意を持ってくれている店長にあなたの事を愚痴るようになり
あなたを忘れて店長とお付き合いする事を決めました
今でも不思議に思うのが、あなたと私は本当に阿吽の呼吸で物事をなせる間柄だったと言う事です
今まで貸していた物を返して欲しいとあなたに言っただけで
あなたは私の心を察したのか、品物を返却しに来てからはしばらく連絡をくれる事はありませんでした
少し経って私が実家を出て一人暮らしを始めた頃、実家にあなたからの現金書留と手紙が届きました
「今まであなたにした事は償っても償いきれるものではありません、許してくれなくてもいいです、ごめんなさい。」
そんな内容の手紙でした、あとは貸していた5000円札が1枚入っていました…
778 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:16:58
(あと、余計なお世話かもしれんが、
メールが届かなかったのは、
多 分 サ ー バ の ト ラ ブ ル )
779 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:19:32
(つい釣られてしまいました。とりあえず話し続けます。)
780 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 23:22:02
781 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:25:29
「いつも電車であうよね。」と俺。
「あの時間のにどうしてのってるの?」
と、話したのをきっかけに仲よくなり、
彼女はいつの間にか、朝の電車で俺の隣の席に座ってくるようになった。
782 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:27:42
女友達から、
「HONDAはねえ、あんたの事好きなんだよ。」
と打ち明けられるまでそう時間はかからなかった。
結局、断る理由も無く、彼女と付き合う事になった。
それが、高校一年生の冬の出来事だった。
783 :
恋する名無しさん:2005/06/19(日) 23:29:18
エーーーっ!
私の予想と違うでもマテルヨ
785 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:41:22
「可愛い彼女じゃない。」
と笑顔で話す彼女(担任)に対して俺は、
「○○ちゃん(担任)が彼女だったら、、」
という言葉が喉まででかかってくるのを押さえるのが精一杯だった。
彼女ができ、しばらくは楽しい日が続いたが、やはりどこかぎこちなくなり、
やがてその子との付き合いも終わりを迎えた。
色々な思い出ができたが、この話の本筋とは関わり合いの無い事なので、、、
786 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:44:07
やがて彼女との出会いから一年が経ち、
俺は高校2年生になっていた。
担任は、
彼女ではなかった、、、
787 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:47:49
彼女の口からは驚きの言葉が、
「実は、Kawasaki君の担任を持ってあげたかったんだ。
お父さんの再婚の件もあるしね、、でも、ごめんね。」
彼女の話では、
校内事情(教科担任の分担のからみ)で、
俺のクラスはもともと別の教師が彼女の受け持ちだった教科を持つ事になっていたそうだ。
788 :
Kawasaki:2005/06/19(日) 23:50:27
彼女と毎日会って、毎日話をすることはなくなった。
でも、彼女がそんな気持ちでいてくれた事を知っただけで、
俺は幸せだった。
マテルヨ
790 :
媚薬師カブト:2005/06/20(月) 00:00:49
それから10年が経ち私もいろいろな男性との出会いと別れがありました
結婚して普通の主婦になった私はふとあなたの事を思い出し、ファンクラブのHPを見つけたので
そこのメルアド宛に「元気?」と送ってしまいました…
何日か後に返信があり昔の事の侘び内容と久々に会いたいと書いてありましたが
私が結婚している事をメールに書いて送ったところ、それから返事はありませんでした
しばらくして私も離婚し、その旨を伝える為メル友全員にメールしたら返信欄の中に
あなたのメールもありました
住んでいる最寄り駅が私の沿線と一緒だと言う事と携帯のメルアドと携帯番号が書いてあり
また「会いたい」と書いてありました
「いいけど私には彼氏がいるよ」と返信したらまた返事が来ませんでした
そんな中、2ちゃんの声カノスレを発見してしまいあなたの事を暴露してしまいました
暴露していくうちに、あなたとの思い出をこんなに覚えている自分に驚きました
墓穴を掘ってしまったのです…どんどん昔の記憶が蘇り切なくなりました…
こんなにもあなたの事が好きだったんだと改めて思いそして今の彼に罪悪感を感じ
6月10日あなたの誕生日に
「お誕生日おめでとうそして、さよなら。友達になりたかったけど、
まだあなたの事が好きみたい…だから ばいばい。」と決別のメールを送りました
あなたからの返信
「誕生日に悲しい言葉を聞くのは辛いけど…。仕方がない…のかな…。
これで本当にお別れなんだね。 さようなら。元気で。」
このメールをもらってからまだあなたの事が忘れられていません。
愛していたかったのに愛し切れなくて やさしくしたかったのにやさしくしてやれなくて
あなたの書いた曲思い出しました…この言葉そっくり返します
「お前の曲も書いてあげる」そう言ってくれてからCD何枚も出してるみたいだけど
その中にあるのかな…私の曲…
CMや映画やアニメであなたの声すぐにわかります…
きっとこの後もあなたの事は忘れられないのでしょうね…最初に愛した人だから…
独りよがりな『忘れられないストーリー』で失礼致しました。
はけ口になってくれたこのスレに感謝!!
791 :
媚薬師カブト:2005/06/20(月) 00:02:55
792 :
恋する名無しさん:2005/06/20(月) 00:04:54
>>791 有名な人の事を書くのって勇気いるよね
私もかつて愛した人が名の知れた人だったので未だ書けないでいます
がんがってね
793 :
媚薬師カブト:2005/06/20(月) 00:08:26
フーン。
TさんとかKawasakiさんみたいなのこないかな〜
ふと思ったけどこういうの書くのって男性の方が向いてるみたい
違う場合もあるけど。
女性だと感情表現が激しいねやっぱり
男性が書いた方が客観的な感じもあり引き込まれる
796 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:19:25
2年生になってからの毎日は、
違う意味で楽しいものだった。
彼女との距離は離れてしまったが、新しい友達もたくさんできた。
今でも付き合いがあるのは主に高校2年生の時の友達だ。
797 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:22:02
そして、父親の再婚が近づいてきた。
前述したように
「母親がいないから」
とだけは誰にも言わせないという気持ちでそれまで頑張ってきていた
俺には、父親の再婚はそう簡単に受け入れられるものではなかった。
798 :
恋する名無しさん:2005/06/20(月) 00:23:21
思い出は客観的じゃないやろw
客観的だと妄想やんw
799 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:24:03
徐々にそれまでの張りつめた気持ちが途切れて行くのが自分でも分かった。
次第に遅刻、早退が多くなり、
1年生の時には彼女に会いたいがために無欠席だったのに、
つまらない理由でも学校を休む事が多くなった。
800 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:25:10
そんな俺の生活を知って知らずか、
たまに廊下などで会った時には彼女は以前にも増して俺に優しくしてくれた。
不良になっちゃった☆
802 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:29:26
ある日。
放課後の誰もいない廊下で彼女を見つけた俺は
「○○ちゃん!」
とおどけて両手を広げる仕草をしてみせた。
驚いた事に彼女も両手を広げ、俺を優しく抱きしめようとしてきた、、、
俺は驚きもあったけど、
それ以上に照れくさくてちょっとはにかんでその場をごまかしてしまった、、
マテルヨ
804 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:37:03
「親父の再婚の日取りが決まったよ、、」
とある日俺が切り出したとき、
彼女は、
「うーん、、、おめでとう。」
と言った。
これからの俺の事を考えれば、
大人として、そして教師として俺の父の再婚のことを否定してはいけない。
それが彼女の言葉の節々から伝わってきて、切なくなった。
その日、俺は初めて自分の母親の思い出を話した。
いまでもあんな風に自分の母親の事を人に話した事はない。
話しながら、新しく母親となる人が家に来たら、こんな話はもうずっとできないんだろうなと思った。
805 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:41:32
(「不良になっちゃった☆」と書かれてしまったが、
中くらいの進学校だった学校で、
そんな生活をしていればさすがに目立った。
でも、校則には厳しくない学校だったんで、、、、)
806 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:44:00
(ちなみに欠席の理由は
「風が強かった。」
「雨が降ってた。」等。
友達には「お前はカメハメハ大王か!」とよく言われました。)
安心しますた
808 :
Kawasaki:2005/06/20(月) 00:50:13
(すいません、さすがに眠くなってきました。
本当は今日最後までいければと思ったんですが、、、
続きは明日でも良いですか?
ちなみにこの話高校卒業後もまだ続くんですけどそれも良いですか??)
マテルヨマテルヨ
次スレまでいってもマテルヨ
今日はお疲れさまです
おやすみ〜私もネルワ
810 :
恋する名無しさん:2005/06/20(月) 00:58:01
あれは6年前、僕が中学3年のときのこと・・・
最後の席替えでクラスで1番モテてる女子と隣同士の席になった。1度だけ話したことがあったけどそれは君の髪型変だねと
言われただけだった。当時かなり気にしていた髪の毛のことを言われ少し嫌いだった。
しかし、隣同士の席というのはおかしなものだ。嫌でも気になってしまう。
僕たちは教科書の貸し借りや、給食を一緒に食べたりとだんだん仲良くなっていった。
図工の時間、教室が変わり席もいつもと違っていた。その時間は僕らは背中合わせになる席だった。
間が狭いため少し後ろに下がると彼女にぶつかってしまう。何度かぶつかり合ったあと彼女は
こうすれば大丈夫だよと言って、背中に寄りかかって来た。僕らは図工の時間いつも寄り添っていた。
僕は自分の気持ちに気づいてなかったが、そのときから恋に落ちていたのだろう。
学校でいつも話したりしていたため周りからは付き合ってると思われていた。
ある日、僕は友達から隣の彼女の他に彼女の前の席の女子も僕のことを好きだと聞いてしまった。
前の席の彼女とは塾が一緒で普通に話す友達だと思っていた。しかし、好きだと聞いて意識せずにはいられなかった。
そのまま時は流れ、受験の日がやってきた。僕は前日に二人からそれぞれお守りみたいなものをもらっていた。
僕は受験に支障はなく合格し、彼女らとは別の高校に行くことになった。
そして卒業の日がやってきた。僕は隣の彼女の事が好きだったが、彼女らの気持ちに答えるのが怖かった。
僕は逃げた、卒業式が終わり、二人にサヨナラも言わずに僕は逃げた。最低だ俺・・・その言葉を胸に抱いて。
みんなのようなすごい思い出ではないけど少年の心を切り裂くのには十分だった。
僕はそれから恋をしていない。もう二度と誰も傷つけないように・・・
マテルヨ良スレマテルヨ
812 :
恋する名無しさん:2005/06/20(月) 01:09:34
こういうスレ見るたびに、不謹慎だけど、俺も彼女と絶好調な時に彼女が会えない所に行ってしまえば、綺麗な思い出のまま残り続けられたんだろうなと思う。
813 :
恋する名無しさん:2005/06/20(月) 01:12:18
イツマデモマテルヨココロニクルヨ
僕は彼女と知り合う事になったのは中学校に上がったからだった。
クラスは違ったが図書委員で一緒であった。
会った瞬間心に稲妻が落ちた。一目ぼれ。
当時僕はどうしようも無くPCヲタクでしかもエロサイトまで見ていた、
顔なんてお世辞にもキモいしか言いようがない男だった。
―――だがそのせいもあり乱暴な子に殴られることが多く、
怪我と精神的な病気で6月〜9月まで学校にこれない状態だった。
僕が学校に出てくると図書委員は前期だけだったので彼女に会える事がなくなってしまった。
しかも行事だらけで大変な時期であった。
その一つで僕を大きく動かすことになったのが
電車で遠くの公園まで行き走る"マラソン大会"。
僕は胸の骨にヒビが入っていたため、勿論見学。
―――神様は僕を捨てていなかった。
帰りの電車で偶々席が彼女と隣だったのだ。
僕はまず「俺のことを覚えているかい?」と尋ねる。
すると彼女は「覚えているよ!」
恋バナで話が彼女と盛り上がった。
しかし電車もあっという間に駅についてしまい、
またいつもの様彼女と話す事は無くなってしまった。
暫くたったとき、僕は気がつくと下校中彼女を付けていた。
しかし向こうも気付く。
告白しようか、と思ったが早すぎる。
メルアドを聞いて家に帰る。
メールで彼女に精一杯アピールしていく。
そして彼女が「MSNメッセンジャーで話そうよ」
―――メッセンジャーを始めて約1ヶ月
僕が彼女の事を好きだと言う噂は広まってしまう。
そしてクラスの不良が僕に脅してきた。
「告白しろ!」
しなければ殴られるので決心した。
帰りのホームルーム前の休み時間。隣のクラスへ入り彼女を老化廊下へ呼び出す。
「なぁに?話って?」
「俺お前の事が好きだ。付き合ってくれ!」
彼女はその場に座り込んでしまった。
とりあえず家に帰ったら願う、とにかく願った。
メッセンジャーで彼女にミスチルのいつでも微笑みを送った。
僕にはそれしかできなかった。
そして翌日。
下校の時間に空き教室に呼び出される。
返事だった。
「ごめん。友達から…」
さすがヲタク。友達とも思われてなかったのか…
そして学年が上がり2年になるが女子の評判は学年で一番悪かった。
だがあきらめきれてなかった。
僕はベースをはじめバンドを組み、音楽祭のライブを成功させたのだ。
PCをするのを控え、ベースと出会うことでエロにも興味なくなった。
あの彼女を諦めてないまま、運命の3学年へ…
クラス替えで3年間連続彼女と別のクラスだった…
女子の評判は良くもないが悪くも無いほうに傾いてきていた。
そして年間の代表的な行事が同時期にやってくる。
修学旅行と体育祭だ。
修学旅行で一人の女と出会う。
その女はかわいくも無くリストカッターであった。
しかし心の置き場が欲しくその女にこくり付き合うことになった。
体育祭もちゃっかり終わり、打ち上げが会った。
そこであの彼女に会うことになった・・・・
あの彼女が携帯を買ったそうで皆にメルアドを聞いていた。
そのとき僕は自分からその彼女に聞いた。
そして日夜メールをしまくる。
―――1週間後
知らされたのは友人がその彼女にこくった事。
僕と付き合っていた女が「その彼女をまだ引きずっている」と言い
分かれたことであった。
友人が告って僕は目覚めた。
"このまま負けていいのかい?あいつの事諦めてないんだろう?"
僕はその晩あの彼女に電話した
「俺お前のことずっと好きだったんだよ!
この3年間ずっと好きだったんだよ!
俺と付き合ってくれ!」
彼女は泣き出す
「あなた変わったよね。凄くかっこよくなってる。
○○【俺】のそういう一途な所が凄く好き。
いいよ。いつまで続くかわからないけれど。
付き合ってください。」
僕は彼女を手に入れるために努力することを知った。
その彼女は今も付き合っており、僕は幸せな日々を送っています。
818 :
K:2005/06/20(月) 03:55:55
すごい長いですが…
今から10年以上昔の長年に渡る初恋の話。
Mちゃんとの出会いは中学一年の時だった。
世の中にこんなにカワイイ子がいるのかというほどの衝撃だった。
一目惚れとはあのことだと思う。
実は家がお互い近いということも後で知った。
中学一年の頃はクラスは別だったが、二年でいっしょになった。
当時、僕はパッとしない男子で、あまり目立つほうでもなく、クラスのアイドル的なMちゃんとは縁はないだろうと思って諦めていた。
会話もたまにするくらいだった。塾も同じだったが、彼女は一番優秀なクラスで僕は二番目のクラスで、接点もなかった。Mちゃんにとっては僕なんてたいした存在ではなかっただろう。
そんなある日、衝撃の事実を知った。同じサッカー部のYとMちゃんが付き合い始めたということ。
Yはサッカー部でもエースでかっこよく、さらにいいヤツだったので男の僕から見ても勝ち目はなかった。
それでも練習帰りにYを待ってるMちゃんを見ると胸を締め付けられるような思いだった。
その頃から、なんとなくやっていたサッカーを頑張りだした。
819 :
K:2005/06/20(月) 03:57:49
小学校ではレギュラーでキャプテンだったサッカーも、練習がだるくなり、さぼりがちだった僕は中学では万年ベンチだった。
とにかくMちゃんへの思いを断ち切れれば何でもよかった。ただひたすら狂ったように練習した。
中学三年になり、僕はMちゃんと再び同じクラスになった。
僕はサッカー部では小学校以来のキャプテンになっていた。
クラスでもよく笑いを取るようになり、ずいぶん明るくなったと思う。
Mちゃんとも以前より話すようになり、再びMちゃんへの思いがよみがえって来てしまった。
この頃から練習後のYを待つMちゃんの姿が見えなくなっていた。二人で一緒に帰る姿を横目にツラい思いをしていたが、そんなこともなくなった。
Mちゃんの友達の女の子からYと別れたのを聞いたのは、その頃だった。
理由は詳しくはわからなかったが、噂ではMちゃんとYは同じ高校へは行けないだろうから、みたいな感じだった。
Mちゃんは地域で一番優秀な高校志望で成績的にも学年トップクラスであり問題はなかった。
もし、自分もMちゃんと同じ高校にいければ…
当時はガキで単純だった僕はそう思った。
ドキワク
821 :
K:2005/06/20(月) 03:59:56
勉強嫌いだった僕は数学だけはなぜか学年トップで、Mちゃんが苦手だったのでよく教えていた。
変わりに英語や他の教科はよく教えてもらっていた。
そんなことをしているうちに塾も同じ優秀クラスになった。
家も近いことから、チャリンコで偶然行き帰りが同じになることもしばしばだった。
その頃から塾のみんなが僕とMちゃんを帰りに二人で帰らそうとしだした。
『あいつら、変なことするなよな〜…』と照れ臭そうに僕が言うと「暗いしK君がいると安心だもん。全然いいよ!」と彼女は答えた。
クラスのみんなも掃除の時間なんかに僕とMちゃんをわざと二人にさせようとした。
この頃はもう有頂天で僕は同じ高校に受かったらMちゃんに告白しようと思っていた。
バレンタインは当然もらえるだろうとタカをくくっていた。
サッカー部は引退していたが僕たちは昼休みに遊びでサッカーをしていた。
よくMちゃんも見に来ていて僕は必要以上にはりきった。
「え〜K君かっこいいかも…」とMちゃんが言ってたよ、とクラスの女の子に聞かされた。嬉しくて死にそうだった。
後で知ったことだが、その昼休みのサッカーは二年生の女の子達もが何人かそれを見に来ていたらしい。
マテルヨ
823 :
K:2005/06/20(月) 04:10:40
その頃から二年生の女の子達が、僕のことを好きな子がいるから写真を取りたいと休み時間に来るようになった。
わりと堂々とその女の子達は休み時間に来るようになり「K先輩いますかぁ〜?」と叫ぶので、クラスのヤツらからも、そのことでよくひやかされた。
Mちゃんの手前少し気にはなり、なんだか照れ臭かったが女の子にモテたことなんかなかった僕は有頂天だった。
。
そしてバレンタイン。
僕は当然Mちゃんに貰えるとふんでいたが…
結果はノーだった。
というか誰にも渡してる感じでもなかった。
学校の帰り、うなだれていると一人の女の子がいた。
「あの…」
『はい…』
「先輩、ずっと好きでした…付き合って下さい」
僕は初めなんのことかわからなかったが、しばらくしてその子が女の子たちに頼んで写真を取ってもらっていた本人だとわかった。
噂では可愛いと聞いていたが、初めて見ても確かに魅力的な子だった。
しかし僕は断った。
『わりぃ…オレ、ずっと好きな子がいるんだ。片思いだけど…』
その子はうつむきながら「そうですか…でもスッキリしました。先輩も頑張って下さい!」
と言い去り、走って行った。
僕はなんて情けないヤローなんだと思った。
824 :
K:2005/06/20(月) 04:12:40
その話はどうやら回っていたようで次の日、Mちゃんに
「K君、昨日モテモテだったらしいじゃん…」
と言われたが、僕は
『んなことねーよ…』
と、そっけなく返すので一杯だった。
その日からMちゃんとはあまり話さなくなった。
受験も終わり、僕とMちゃんは同じ高校に通えることになったが、とても告白の気分では無くなっていた。