風呂で女性死亡
木津川のホテル
6日午後4時35分ごろ、京都府木津川市山城町椿井の「ホテル山城」から、
「風呂で女性がおぼれている」と木津署に通報があった。
同署の調べでは、女性は客室の浴槽内に全裸で座り、前かがみで湯に顔を漬ける状態で、
すでに死亡していた。目立った外傷はなかった。女性は午後1時半過ぎに男性と一緒に
タクシーで訪れ、約30分後に男性が立ち去るのを従業員が目撃している。
約2時間後に従業員が客室に電話をかけても応答がないことから、従業員が見つけた。
所持品から、死亡していたのは京都府井手町の女性(70)と判明した。男性は白髪交じりで
60歳以上に見えたという。
同署は男性の行方を探すとともに、7日朝から女性を解剖して死因を調べる。
現場は、JR棚倉駅の南西約1・2キロの国道24号沿い。
女性の死因は水死
木津川のホテル浴室遺体
6日午後、京都府木津川市山城町のホテルの浴室で亡くなっていた京都府井手町の
女性(70)の死因は司法解剖の結果、水死であることが7日、府警捜査一課と
木津署の調べで分かった。
府警によると、死亡推定時刻は6日午後2時ごろ。調べでは、女性は知人男性(70)と
一緒に同日午後1時半ごろ入室。男性は約15分後に部屋を出たとみられる。
男性は7日午前、木津署を訪れて事情を説明。「女性が風呂に入りたいと言ったから
ホテルに行った」といい、女性が浴室に入る後ろ姿を見て、部屋から出たと話している。
女性は入室前、飲食店で相当量の酒を飲んでいたという。同署は引き続き、男性から
事情を聴く。
(京都新聞)