■中国製PC、出荷時からマルウェア混入
マイクロソフト、調査活動により発見
ソース(2箇所)
・Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120917-00000001-cwj-sci ・税金と保険の情報サイト
http://www.tax-hoken.com/news_aiRYedKXWe.html 『マイクロソフト社では、中国のマルウェアを調査するため
「Operation B70」」と名付けた調査活動を2011年8月からおこなってきた。
その一環として、中国のさまざまな都市でデスクトップパソコン、
ノートパソコン各10台を購入して調べたところ、このうち4台から
ウィルス感染が見つかった。
中国製パソコンについて、製造時に工場でウィルスなどの
マルウェアがプリインストールされていることをつきとめた。
マルウェアの中には、ネット銀行のアカウントなどを抜き取るものもあった。
感染が確認された中国メーカーは複数に及ぶ。
工場でプリインストールされていたのは、Nitolと呼ばれるマルウェアなど。
パソコンの電源が入れられるとすぐにコントロールシステムに接続し、
さまざまな情報取得や漏洩をおこなうもの。
ビデオカメラやマイクロフォンを遠隔操作する機能や、
ユーザーのキーボード操作を追跡するキーロガー機能、
サイバー攻撃を隠す機能なども持つという。
一般にウィルスなどのマルウェアはネット経由で感染、
侵入するものと考えられてきた。出荷時からプリインストール
されているとしたら、ファイアーウォールなども無意味である。
中国製のパソコンや情報端末の購入には、慎重になったほうがいいようだ。