貧乏はイヤ!

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86名無しさん@夢いっぱい
ソロモン王
「だれにもまさって
わたしは大いなるものとなり、栄えた」

「どれも空しく
風を追うようなことであった」(『コヘレトの言葉』『伝道の書』)

『コヘレトの言葉』 2章 3節
わたしの心は何事も知恵に聞こうとする。しかしなお、この天の下に生きる短い一生の間、何をすれば人の子らは幸福になるのかを見極めるまで、酒で肉体を刺激し、愚行に身を任せてみようと心に定めた。

『コヘレトの言葉』 2章 7節〜11節
買い入れた男女の奴隷に加えて
わたしの家で生まれる奴隷もあり
かつてエルサレムに住んだ者のだれよりも多く
牛や羊と共に財産として所有した。

金銀を蓄え
国々の王侯が秘蔵する宝を手に入れた。男女の歌い手をそろえ
人の子らの喜びとする多くの側女を置いた。

かつてエルサレムに住んだ者のだれにもまさって
わたしは大いなるものとなり、栄えたが
なお、知恵はわたしのもとにとどまっていた。

目に望ましく映るものは何ひとつ拒まず手に入れ
どのような快楽をも余さず試みた。どのような労苦をもわたしの心は楽しんだ。それが、労苦からわたしが得た分であった。

しかし、わたしは顧みた
この手の業、労苦の結果のひとつひとつを。見よ、どれも空しく
風を追うようなことであった。太陽の下に、益となるものは何もない。