【8スレ目】 ロト6・宝くじ・イカサマの可能性

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942木っ端役人
マジスレ立てます。宝くじは地方自治体(国も含む)が取り仕切っているのはみなさん周知のことです。
国も地方自治体も「歳入」と「歳出」があって、毎年お金の「入」と「出」がきっちり同じになるよう「予算管理」するのが自治体の公会計の原則です。
宝くじについては、たいてい「財務部」というところがお金の入出金を管理しています。
そこでは毎日宝くじの収入について「調定伺書(ちょうていうかがいしょ)」という文書が起案されます。
その伺書が主任クラス以上に「決済」され、起案担当が「施行(せこう)」することで、その収入金が自治体の銀行口座にお金が入っていきます(役所では収入を「消し込み」ともいいます)。

何が言いたいかというと、自治体の予算は、例えば平成18年4月1日から使う予算は、平成18年3月25日頃までにはすでに決められています(議会の議決をもらうということ)。
そしてそのお金がどういう風に使われていくのかも、ほとんど事前に決められています。
つまり、宝くじの収入は、自治体にとって「予定された金額通り収入できるように努めなければならないもの」なのです。
これは警察の「反則金」にも当てはめることができる原則です。
言い換えると、歳入予算とは、前年度に「今年はこれだけの収入があります」と議会に宣言し、OKの議決をもらっている以上、
「なにがなんでも絶対取りこぼしてはいけない」くらいのものであるということです。

そろそろ結論ですが、マジ抽選やって当選者がほとんど発生しない「ガチンコ宝くじ」なんて、
確率が低すぎて国民からそっぽ向かれるだけなので、売上げを維持・増加させるためには、あらゆる知恵を使って、
「当たるかもしれない」と思ってもらうための「涙ぐましい努力」をしているというのが事実に一番近いと言えます。
当然、お金のことですから、サマ当選金を受けとる連中は、みかけ「個人」でも、実際は「団体」であったり、「企業」であることも十分考えられます。
それが議員さんの地元票を確約してくれる団体なら、なおさらそんな連中に「お年玉」をくれてあげるでしょう、議員さんは。
それを「イカサマ」と呼ぶのか、「企業努力(お役所努力?)」と呼ぶかは、立場によって変わってくるでしょう。