宝くじはお金の使い方に無頓着な高齢者、富裕層から
社会全体に富を移転する点に存在意義がある。
それに貧乏な若者が付き合う必要はないのだが
分かっていない人が多い。この板を見ているから
余計そう感じるのかもしれないが。
私の立場を「宝くじ反対」と表現するのは正確ではない。
役所が財源を確保すべく様々な事業を展開するのは問題ではない。
自分にとってあまりに不利な取引に簡単にのってしまう
庶民の無知蒙昧さが悲しいのだ。
今の日本に宝くじは必要だ。
政権の安定と国民負担の増加を両立させるという「禅問答」に答えるなら
国民に負担を負担と思わせない仕組みが必要になる。
宝くじの購入を国民(の一部)は負担と考えない。
「夢を買った」と彼らは言う。
私が彼らを冷ややかな目で見てもいることは、これまでの発言でご存知の通り。
胴元は「ぬるま湯の中のカエル」を扱うように、より射幸性の高いくじを
徐々に投入してくるだろう。その後の展開を私は傍観者の立場で見ることにしたい。