22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
人って1年ぽっちであんなに変わるもんなのな。
髪はゆるく巻いてて、てっぺんにちょこんと黒いカチューシャが乗っかってた。
いわゆるゆるふわ〜な女の子がひとり突っ立ってただけだった。
あれほど特別だった女の子が、世間にごまんといる女の子となんら変わり映えのしない子になってた。
ガンダムにハマってるらしくて、わけわからん単語ばっかり発するし、カラオケに行っても誰かとのメールに忙しそうで。
なんかもう気を遣って仕方なかった。
実は別人?とまで思えたらよかったのに、会話やしぐさの中にやっぱりちゃんと面影があって、それがさらにつらかった。
けれどこれで吹っ切れた。
俺の好きだったAはいない。
あんなに俺を必要としていたAはもういない。
泣き虫で世間知らずで甘ったれだったAが、ひとりで立って自分の道を歩いていってる。もうそれでいいやと思えた。
もうすぐ帰るって時に「次の恋では幸せにしてもらえよ」って言ったら「恋は1とじゃないとしない。他の人とは絶対しない」って泣き出しやがって、俺もちょっと泣いたけど。いやあれは反則。
そんな感じで、今日までずるずる来てる。
いきなりぜんぶ忘れられるなんてことはないだろうけど
風化してくと思う。
こんな感じです。
ちょっと知り合いと恋について語るときがあって、Aを思い出して書きました。
すごい色々端折ったし淡々と書いたけど、ほんと青臭かった。
読んでくれた人いるかわからんけど、書いてすっきりしたので寝る。