不完全恐怖症       

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1泉@Atelophobia ◆XYOwaIng
人間とは、如何に不完全な生き物だろうか。
慣れない仕事、難しい仕事、一瞬の判断
それを間違えるのが人間である証。人間らしさ。
失敗は成功の母、階段である。これは、周知の事実。
その中に、不完全恐怖症、強迫性人格障害者等が居る。
彼等から見れば、己の不完全さや、己の地位、立場、全てが忌むべき物である。
人間として持つ各々の思想、大変難解である。
この脅迫性人格障害、不完全恐怖症とは、一種のナルシシズムから来る物だと思う。
多くの人間は、幼稚園小学校中学校高校のクラスや同学年の範囲で生活する。
しかし、一見そこだけ共産社会に見える所でさえ、隠れたゴーマニズム、
隠れたナルシシズムが在る。
しかし、暴力や口先で他の人間をねじ伏せる真似は、余程の人間じゃなければやらない。
世間体といった物だろうか。
その中で、謙遜しつつ、自分の特化した能力を全面に相手に見せ、
そして人間関係、信頼関係を築き、初めて微少ながらの上下が生まれる。
相当な楽天家でも無い限り、微少な上下関係の中でも、自らの地位を少しでも上げようと思うだろう。
それが、ナルシシズムを満たす物であり、完全であるからだ。
人間とは、元よりこの不完全恐怖症なのである。
より高きを目指し、自分の欲求の最終形、夢と言うものを幼い頃から持ち、
それにより欲求を満たす。そうして得る己にとっての快楽を常に求め続ける。
それは全ての生物に存在する本能。
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