吉原のティアラについて語ろう

このエントリーをはてなブックマークに追加
34名無しさん
★鴻海、シャープの次世代液晶技術を要求 交渉遅れ

・協議が難航しているシャープと台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の出資交渉にからみ、
 シャープが持つ高精細で量産効果が高い中小型の次世代液晶技術の供与を鴻海側が
 要求していることが10日、分かった。「IGZO(イグゾー)」と呼ばれる同液晶は世界で
 唯一、シャープが量産化に成功した“虎の子”の技術。シャープ側は技術供与に難色を
 示しており、交渉の合意が遅れる要因のひとつとなっている。

 シャープが今年4月から亀山第2工場(三重県亀山市)で量産を始めた次世代液晶は、
 シリコンの代わりに特殊な酸化物半導体を使用。既存の液晶に比べ4倍近く高い解像度を
 持ち、消費電力も抑えることができるとして、米・アップル社などからの引き合いもある。

 シャープは、鴻海が中国・成都に建設中の中小型液晶パネル工場での協業をめぐり
 最終調整している。鴻海は同工場でも、IGZOを用いた液晶の生産を行う意向とみられる。

 ただ、テレビ用液晶の市場価格が低迷する中、シャープは次世代液晶を差異化商品として、
 今後の成長の柱に位置づけている。技術流出の懸念もあり、鴻海の要求を受け入れる
 可能性は低い。

 両社の出資協議をめぐっては、先週中に台湾でのトップ会談が予定されていたが、こうした
 鴻海の要求が協議の障害になり延期された。協議はさらに長引く可能性が出てきた。