1 :
超激裏名無しさん:
街角の電柱で ウンコは犬に小便を引っかけられた れっきとした人間の
ウンコであったにもかかわらず! おしまい
2 :
夜にウンコが走る話:02/01/07 01:49
ウンコは便器から飛び出して並木道をひた走った 自由だ! 自由だ! でも
ウンコだって働いていかなければならなかった おしまい
かわいそうに
だが、うんこはどうせ死ぬから
気にするに値せず
泣いた。今ハンケチ2枚目。
元気があれば、ウンコも食える。
6 :
◆Exhg33Gc @ハ(`▽´)ピ ★:02/01/07 01:50
どっとはらい。
7 :
空飛ぶウンコの話:02/01/07 01:50
猫が空を見上げると 月の横でウンコが飛んでいた
「あれウンコが飛んでるよ」
という意味で猫は
「にゃあ」
と鳴いたけれど
人間どもは誰も気付きませんでした おしまい
9 :
畳の裏のウンコの話:02/01/07 01:52
大晦日 大掃除をしたとある庄屋の家 畳を裏返すとびっしりウンコが! その庄屋
はまもなく潰れましたとさ おしまい
10 :
超激裏名無しさん:02/01/07 01:52
ばーか!
11 :
友達二人とウンコの話をした話:02/01/07 01:53
「おい、あれはウンコだね」
「違うよ、これがウンコだよ」
「いいや、どれもウンコではないよ」
一向に議論は収まらなかったけれど みんな仲良く酒を呑んで寝て次の日起きました
おしまい
12 :
双眼鏡とウンコ:02/01/07 01:56
双眼鏡が紳士服を買いに店に入ると 知らない男がこちらを睨んでいます
「僕は君を知らないが」
と双眼鏡が言うと
「君は いつだって 自分の尻を 見ようとはしない!」
と泣き出して男は出ていった それでも双眼鏡は男が誰か思い出せずにいたので
今日も空を覗いている おしまい
チンポコの予感
14 :
ウンコガンマン:02/01/07 01:58
バーのカウンターでジェイクがシェリー酒を飲んでいると 一陣の風が吹いて
砂煙が店の中へ入ってきた と思った途端表で銃声が聞こえて すぐ止んだ
ジェイクは酒をおかわりすると二階へ上がって二晩寝込んだ おしまい
15 :
日曜日のウンコ:02/01/07 02:00
みんなが休んでいると みんながいらいらし始めた
「どうしよう 俺は今日一日ずっとトイレにいきたかったんだ」
「でもあなた」
そう言ってから ある夫婦は都会に出ていった息子の心配を始めて もういらいら
しなくなった おしまい
16 :
えらそうなウンコ:02/01/07 02:02
街中で一番えらい人を決めることになった お金持ちばかりが集まった中で一人
ウンコがいた 総指揮をとる曹長はウンコを指差して笑った 見物人も笑った
金持ち連中も全員笑ったのでウンコが優勝した おしまい
17 :
狂犬 ◆8ow7KnyI :02/01/07 02:03
ウンコって生きてたんだね。
正直、みんなが文章書くと読むのが大変。
19 :
一年中ウンコ:02/01/07 02:04
毎日歯を磨くのが嫌で学校をやめた男が 銭湯に入り浸っていると 雑誌に友達
の写真を発見した 連絡しようと思ったのだけれど 名前を忘れていたので 泣き
出した おしまい
20 :
一番忙しいウンコ:02/01/07 02:05
世界で一番忙しいウンコは いつもはあはあ言っていました でもウンコだから
溶けて流れて すぐに忙しくなくなってしまいました おしまい
本が出来ちゃうよ。ほんが。
22 :
ウンコ山火事:02/01/07 02:07
集団疎開児童がで大量に残したウンコに火がついて 山は燃えてしまいました
焼け出されたリスとウサギ
「明日は晴れるよ」
「いや 雨だよ」
山火事は二十年間燃え続けたので 冬がなくなった おしまい
23 :
ウンコラジオ:02/01/07 02:08
犬たちと 人間たちのウンコが 一斉に鳴り出して みんな耳を塞がないと街を
歩けなくなったけど 天気予報と時報はいつでも聴けるようになった おしまい
24 :
飛び出すウンコ:02/01/07 02:09
えらい大臣が 国会で箱を開けると 次々とウンコが飛び出した 大臣も次々と
箱を開けたもんだから 議会は大混乱 農民たちは喜んだ おしまい
25 :
超激裏名無しさん:02/01/07 02:10
ロビーにおけるキラ星スレッド
26 :
万里の長城のウンコ:02/01/07 02:11
中国のえらい人が 万里の長城を作れというので みんなはウンコで壁を作った
「意外と丈夫ですねえ」
「敵も臭くて近づいてこないだろうよ」
でも手抜き工事だったので雨で全部流されてしまい 今の万里の長城だけが残った
おしまい
27 :
ロングロングウンコ:02/01/07 02:11
それはもう とても長いウンコがありました おしまい
28 :
腕力自慢ウンコ:02/01/07 02:13
村一番の力持ちのウンコは 王様の家来になって 敵国の兵士をたくさん倒すと
出世して姫さまを嫁にもらいました 二人は末永く幸せに暮らした後 自動車事故
でなくなった おしまい
29 :
片目のウンコ:02/01/07 02:15
小さい頃の喧嘩がもとで 片目になってしまったウンコは いつもふらふらしている
ので 電柱によくぶつかった 電柱は新品のべべを着てもいつも汚されるので腹
が立って 次に片目のウンコが来た時にはぶっとばしてやろうと思ったのだけれど
片目のウンコはお金持ちの家の養子におさまったので 二度と街を歩くことはあり
ませんでした おしまい
30 :
おいしいウンコ:02/01/07 02:16
その村にはカレー味のウンコをする男がいました
でもウンコを食う人は誰もいませんでした おしまい
31 :
株式会社ウンコ:02/01/07 02:16
資金繰りがうまくいかなくなった社長は屋上でウンコをしていると 妙案が閃きました
でもそれはここでは書けません おしまい
32 :
海岸のウンコたち:02/01/07 02:18
砂浜の砂と同じ数だけの 海水浴客たちが落としていったウンコたちは ウミガメ
が卵を産みに来た時に きっと間違えられると思って待っていたけれど ある満月
の晩に 待ちきれなくなって そっと砂に潜り込んでしまいました おしまい
33 :
小さいウンコと大きなウンコ:02/01/07 02:19
流れ星を見ていたら 豆腐屋が豆腐を売っていたので 泣き出した小さなウンコを
大きなウンコが慰めました それでも星は綺麗でした おしまい
今年No1のスレだね。
犬たちと えらい大臣が 大量に残したウンコに 長城を作れというので
ウンコを食う人は誰もいませんでした でもそれはここでは書けません おしまい
36 :
ウンコの船出:02/01/07 02:22
みんながテープを投げて別れを惜しんでいると 乗り遅れたウンコが船に飛び
乗りました 揺らぐ船! 軋む波! 海はなんだかがっかりして 船を沈めてしまい
ました 見送りの人達は仕方ないと素早く帰途につくと なんだかがっかりしてしまい
ました おしまい
37 :
五時間ウンコ:02/01/07 02:23
長い長い間 ウンコは空を見上げていたので 首が疲れてしまい 故郷へ手紙を
書くのを断念しました だって五時間は長いです おしまい
38 :
自分勝手なウンコ:02/01/07 02:24
ある村で一番の娘のところに 村一番のウンコが婿に行きました たいそう平和な
村でしたが よりいっそう平和になってしまったので 誰も死ぬことがなくなりました
おしまい
39 :
ウンコ行方不明:02/01/07 02:25
ある家族が嘆き悲しんでいると ウンコが行方不明になりました
「おや ウンコがいないようだぞ」
「でもウンコがいなくなる前から私たちは悲しかったわ」
みんなおかしいなと思いましたが 深くは考えませんでした おしまい
面白いなあ
41 :
真夜中のウンコ:02/01/07 02:27
早朝のウンコは車が嫌いだったので いつも道の端を歩いていました ところが
その日に限って 道路を真夜中のウンコが幅いっぱいに占領していたので 仕方
なく早朝のウンコは家に帰ってすっかり流されてしまいました 次の日の会議で
真夜中のウンコは涙を流して熱弁を振るい 都会からウンコがなくなりました おしまい
42 :
抽象的ウンコ:02/01/07 02:27
ウンコにも見えるような そうでもないようなものが 玄関に
でも 誰も本当のことは知らないんです おしまい
なんだかいつも泣いてばかりのウンコがおりました でも実はそんなウンコはいま
せんでした でもみんなはいつも泣いていました でも実はそんなこともありませ
んでした おしまい
う〜ん。レベル高いなぁ。ガックリ来るぐらいすごい。
45 :
ロックンロールウンコ:02/01/07 02:29
いつも皮ジャンを着ていたウンコが 借金苦からジャージに変わりました その日
は誰もウンコを見ませんでした この話はほんとう おしまい
46 :
超激裏名無しさん:02/01/07 02:30
これは一人が書いてるんだろうか
だとしたろすごい才能だ
47 :
三十路ウンコ:02/01/07 02:31
ウンコは三十歳になると 一人前のウンコになったので 自分でレバーを引いて
流されてしまいました
「あのこも立派になったねえ」
「ここまでなるのにたった三十年しかかからなかった」
両親のウンコはその夜 お祝いに二人で 空を飛びました おしまい
o(бξб)o 先生!水に浮くうんこと浮かないうんこ、どっちが本物ですか!?
49 :
思い出ウンコ:02/01/07 02:31
こんな日は斎藤君のことが思い出されます
斎藤君は言ってました
「ウンコとしたことはないけど ウンコでしたことはあるよ」
今はいい思い出です おしまい
50 :
ウンコ資本主義:02/01/07 02:32
ある講義の最中 教授が疲れて死んでしまいました
「私は疲れたのでこれから死ぬ」
「先生 次の授業は」
「明後日だ 遅れないように」
とたんに生徒はみんな 死んでしまいました おしまい
51 :
トノサマバッタとウンコ:02/01/07 02:33
トノサマバッタはいつもぴょんぴょんはねてはかりいたので ウンコと目を合わせる
ことが出来ませんでした でもそんなことしたくなかったのです でもウンコはそれを
許しませんでした おしまい
o(бξб)o 先生!ウンコを一日三回すゆと、アナルにヒリヒリ感が残ります!
53 :
牛乳配達とウンコ:02/01/07 02:34
ある朝 牛乳が自分で牛乳を配達していると 坂の上を転がるウンコを見付けました
でも牛乳はとても忙しかったので 一緒に転がることはしませんでした その日の
晩の月は少し欠けていて 牛乳はちょっと後悔したけど すぐ寝ました おしまい
54 :
新幹線とウンコ:02/01/07 02:36
ウンコは去年新幹線とかけっこをした時のことを思い出しました でも全然覚えて
いませんでした だってウンコは新幹線とかけっこをしてなかったからです でも
新幹線はいつも
「ウンコには負けたよ 速いんだあいつ」
と言っていました だから最近みんな ウンコに乗るようになっていたのです おしまい
55 :
太平洋に浮かぶウンコ:02/01/07 02:37
ある船長が大陸を発見しました でもそれはウンコだったので 次の日にはなく
なってしまいました 船長はギロチンで首が取れたあと そのことに気付きました
おしまい
56 :
震えるウンコ:02/01/07 02:39
毎日三回 ぶるぶる震えるウンコがおりました そのウンコは寒がりではないのです
もうみんな諦めていたので ウンコが震えなくなった後 誰もウンコを流しません
でした だからそのウンコは今でもどこかにいるそうです おしまい
57 :
燃え尽きたウンコ:02/01/07 02:40
その街は全部ウンコで出来ていました 燃えやすいことといったら! おしまい
村を襲った台風は 二人の子供を連れ去ってしまいました それ以来村では
夏には甘いウンコを用意して 台風を待つことにしました でも都会からたくさん
侍がやってきて 甘いウンコをみんな食べてしまいました するとその年の台風は
子供を二人連れ去ってしまいました それ以来村では 夏には甘いウンコを用意
しなくなりました するとその年の台風は 子供を二人連れ去ってしまいまいた おしまい
59 :
グングニル大山:02/01/07 02:43
ポエットうざいよ
60 :
彼女とウンコ:02/01/07 02:43
彼女はトイレが好きで いつもウンコをしています
彼女はトイレが好きで 中に本棚をつくりました
彼女はトイレが好きで 中で食事もします
彼女はトイレが好きで 夜トイレで寝ています
彼女はトイレが好きで 最近では中で暮らしています
彼女はトイレが好きで 彼女中に閉じこもってしまい もう2ヶ月でてこない
おしまい
61 :
真面目なウンコ:02/01/07 02:45
空地でキャッチボールをしていると タケノコが生えているのを見付けたので
みんな揃ってタケノコを引き抜くと それはウンコでした
「星空が綺麗だから こうして埋まっていたのに」
ウンコは憤慨して ホームランを打つと 土地に根付いてしまいました 代打専門
では 扱いにくいので そのうちみんな 消えてしまいました おしまい
ん。
63 :
立方ちゅいお ◆CUBElxdI :02/01/07 02:46
うんこは本当は人間として生まれたかったんだよ
でもアイツはしゃべる事が出来ないから臭いとして
それを人間に伝えようとしている。
もちろんひがみの感情だからそれなりの臭いだよ。
わかった?ボウヤ。 おしまい
絵本みたい。
さすがにウンコでは絵本にならんだろうけど
65 :
超激裏名無しさん:02/01/07 02:51
ワンコで出版すればいいんだよ。
後でワの上に点を付け足すだけでウンコさ!
稲垣足穂「一千一秒物語」読めです
↑より
名前: 星をひろった話 投稿日: 2001/12/24(月) 20:58
ある晩黒い大きな家の影に キレイな光ったものが落ちていた むこうの街かどで
青いガスの眼が一つ光っているだけだったので それをひろって ポケットに入れる
なり走って帰った 電燈のそばへ行ってよく見ると それは空からおちて死んだ星
であった なんだ つまらない! 窓からすててしまった
金曜日の夕がた 帽子店へはいると 突き当りの大鏡にネクタイをえらんでいる
青年の姿が映った その拍子に先方も鏡を見た 自分と青年の眼とがカチ合った
青年はズカズカと近づいてきて 自分の肩ごしに云った
「君」
「なに?」
と横を向いたまま答えると
「水曜日の夜をおぼえているか」
と云いかけた
「そんなことはね・・・」
と答えると
「そんなことではないよ!」
青年はたいへんな権幕でどなった ガラス戸がギーと開く音が聞えただけで
自分は街のアスファルトの上へかち飛ばされた
月とシガレット 投稿日: 2001/12/25(火) 00:44
ある晩、ムーヴィから帰りに石を投げた
その石が 煙突の上で唄をうたっていたお月様に当った お月様の端がかけてしまった
お月様は赤くなって怒った
「さあ元にかえせ!」
「どうもすみません」
「すまないよ」
「後生ですから」
「いや元にかえせ」
お月様は許しそうになかった けれどもとうとう巻タバコ一本でかんにんして貰った
ある夜倉庫のかげで聞いた話 投稿日: 2001/12/25(火) 00:41
「お月様が出ているね」
「あいつはブリキ製です」
「なに、ブリキ製だって?」
「ええどうせ旦那、ニッケルメッキですよ」(自分が聞いたのはこれだけ)
ハーモニカを盗まれた話 投稿日: 2001/12/25(火) 00:39
ある夕方 表への出合い頭に流星と衝突した
ハッと思うと そこにはたれもいなかった
おれはプラタナスの下を歩きながら考えた するとそれが流星であったかどうか
わからなかった が 衝突したはずみに帽子を落した 帽子をしらべてみると ほこり
がついていた おれは家の方へ走った 部屋にかけこむなりテーブルの引出しを
あけた ハーモニカがなかった
流星と格闘した話 投稿日: 2001/12/24(月) 21:10
ある晩オペラからの帰り途に 自分の自動車が街かどを廻るとたん 流星と衝突
した
「じゃまするな!」
と自分は云った
「ハンドルの切りかたが悪い!」
と流星は云いかえした 流星と自分はとッくんで転がった シルクハットがおしつぶ
された ガス燈がまがって ポプラが折れた 自分は流星をおさえつけた 流星は
ハネ返って 自分の頭を歩道のかどへコツンと当てた
自分は二時すぐにポリスに助け起されて家へ帰ったが すぐにピストルの弾丸を
しらべて屋根へ登った 煙突のかげにかくれて待っていた しばらくたつとシューと
いって流星が頭の上を通りすぎた ねらい定めてズドン! 流星は大弧をえがいて
月光に霞んでいる遠くのガラス屋根の上に落ちた
自分は階段をかけ下りて 電燈を消して寝てしまった
: 投石事件 投稿日: 2001/12/24(月) 21:04
「今晩もぶら下っていやがる」
石を投げつけるとカチン!
「あ痛た 待て!──」
お月様は地に飛び下りて追っかけてきた ぼくは逃げた 垣を越え 花畠を横切り
小川をとび 一生懸命に逃げた 踏切をいま抜けようとする前をヒューと急行列車
がうなりを立てて通った まごまごしているうちに うしろからグッとつかまえられた
お月様はぼくの頭を電信柱の根元でガンといわした 気がつくと 畑の上に白い霜
がうろついていた 遠くではシグナルの赤い目が泣いていた ぼくは立ち上るなり
頭の上を見て げんこを示したが お月様は知らんかおをしていた 家へ帰ると
からだじゅうが痛み出して 熱が出た
朝になって街が桃色になった時 いい空気を吸おうと思って外へ出ると 四辻の
むこうから見覚えのある人が歩いてきた
「ごきぶんはどうですか 昨夜は失敬いたしました」
とかれが云った
たれかしらと考えながら家へ帰ってくると テーブルの上に薄荷水が一びんのっていた
月から出た人 投稿日: 2001/12/24(月) 20:51
夜景画の黄いろい窓からもれるギターを聞いていると 時計のネジがとける音が
して 向うからキネオラマの大きなお月様が昇りだした
地から一メートル離れた所にとまると その中からオペラハットをかむった人が
出てきて ひらりと飛び下りた オヤ! と見ているうちに タバコに火をつけて
そのまま並木道を進んで行く ついてゆくと 路上に落ちている木々の影がたいそう
面白い形をしていた そのほうに気を取られたすきに すぐ先を歩いていた人が
なくなった 耳をすましたが 靴音らしいものはいっこうに聞えなかった 元の場所
へ引きかえしてくると お月様もいつのまにか空高く昇って静かな夜風に風車が
ハタハタと廻っていた
74 :
きつねとウンコ:02/01/07 03:01
僕が草原を歩いていると見たこともないほど美しい少女がウンコしてました
僕「こんな美少女がこんなとこでウンコしてるなんて。
きっとこいつはきつねが僕を化かそうとしてるんだ。」と思い
「きつねめ 尻尾を見つけてやるぞ」と言い 尻尾を見ようと
泣きじゃくる女の子のスカートをめくりのぞきこみました
でも 尻尾はありませんでした
服をびりびりに破いてくまなく調べても
きつねらしいところなどどこにもありません
こんな美少女がきつねじゃないなんて
きつねに化かされてるとしか思えません おしまい
>>74
ワラタ
76 :
超激裏名無しさん:02/01/07 03:06
いいスレだ あげよう
くだらん
その日は折悪しく天気が悪かったので 人間共は皆気が立っておりました すると
野良犬が吠えるのをきっかけにストライキが始まって 翌日のウンコはそれはもう
おしまい
故郷には山が二つ増えており 兄弟は爆笑してしまいました 土地に生えていた
桃の木には今でも昔のままに知らない人たちが住んでおりました その人たちは
みんなひもじい思いをしておりましたので 兄弟はおみやげを全部やってしまい
ました 両親の怒りはまた山を増やして 先に帰っていた姉妹たちは舌を出した
おしまい
スコールが降り注いだ後 土からは緑色のウンコたちが飛び出してきましたが
大方鹿とラクダに食べられてしまいました 次の年は緑色のウンコが空から降って
きたので 地面からはスコールが飛び出してきました でも大方鹿とラクダに食べ
られてしまいました おしまい
都会の暮らしに疲れたウンコは 質屋に入り浸り思い出を小銭に換えて生きており
ました 酒は安いので身体を壊し 目が見えなくなってしまい 手足がかじかんで
来ましたので 仕方なく水に流されることにしました おしまい
ジャンクフードとしてのウンコに人気が集まると 口臭予防歯磨き粉が売れ始めた
ので メンソールタバコは頭に血がのぼって 全滅してしまいました おしまい
石が当たると ウンコの身体は飛び散るので どんどんウンコは小さくなり つい
には消えてしまいました ウンコに石を投げていた人たちは自分たちがウンコに石
を投げていたことをすぐ忘れてしまったので 二度とウンコをすることはありません
でした おしまい
「太陽が沈むと海が沸騰してしまうんだ」
「そんなことはあるかい」
怒ったウンコは証拠を見せるために海に入ると ウンコだから溶けて広がってしまい
いなくなってしまいました だからウンコは嘘をついていなかったかもしれません
おしまい
チャイムを鳴らす前に入ってきたウンコは 知らない国の知らないものを押し
売りはじめた
「ピンポーン」
とチャイムがなると ウンコは知らない国の知らないものに向かって
「僕はこれを知りません!」
と一言言い捨てて 帰ってしまった 知らない国はあとで名前を知ることが出来た
けれど 忙しいから忘れてしまった おしまい
一羽のカラスはヒマラヤの上空でウンコと出会った
「旦那旦那 なんでこんなところに? まさか駆け落ち!」
「いや どうも 眠っているうちに地面が上がってきたようだ」
そのウンコは大昔からそこにいたウンコであったのだけれど カラスはすぐに嘘と
見破ってしまった カラスは呆れてすぐに飛んでいってしまった
次にスズメが一羽やってきたが ウンコには気付かずいってしまった おしまい
いつも一人ぼっちでいたウンコは とうとう最後まで一人ぼっちでした でもその前の
ウンコも一人ぼっちでした その前の前のウンコも一人ぼっちでしたし その前の
前の前の前のウンコも一人ぼっちでした ウンコはみんな一人ぼっちでした おしまい
「こうみんな背が高くっちゃやってられないや」
「みんなどうしてこんなに背が高くなっちゃったんだろう」
「もうみんな背が高くなりすぎとは思っていないんじゃないか」
「いっそみんな背が高くなればいいのに」
いつもこの調子でした おしまい
地下室がみんな暗くじめじめしたところだと思ったら大間違い! その地下室は
いつも太陽が照っていて 鳥が飛び 波の音が聞こえ 人が死んでいました
どうやら場所を間違えたようです おしまい
その日はみんな回っておりました 一冊の本が特によく回っていたので みんなが
近づいてよく見てみると ウンコでした おしまい
「僕は月も星だと思う」
赤色のウンコが言いました
「あれは河原の石みたいに安っぽい色じゃないか」
青色のウンコが言いました
「君の家ではまだ月が見えるのかい」
黄色のウンコが言いました みんな黙り込んでしまいました おしまい
引退したウンコを訪ねることはタブーとされていました だからみんな 引退した
ウンコがまだ生きているのか知りませんでした 若いウンコが引退したウンコに
手紙を一通送りました 返事は速達で若いウンコのもとに届きましたが なんて
書いてあるのか分かる人はいませんでした でもよく見ると何も書いてありません
でした おしまい
いつも泣いてばかりいる姉妹がおりまして ヒゲだらけのウンコがおりました おしまい
一人で教室の窓から見る景色は みんなが居る時と色が違っていたので 思わず
大声を上げて先生を呼ぼうとしたけれど そんなことをするからいつまでたっても
居残りさせられてしまうんだと ウンコは思ったのですが いつまでたっても先生
はウンコの前に表れませんでした そのうち教室の窓の外には何もなくなってしまい
ました おしまい
その日太陽が寝坊したので 夕焼けと朝焼けが同時にやってきました その光に
照らされたウンコたち みんな顔を赤らめて犬を追っかけ たちまち街は轟音に
包まれ いや 本当はそんなことは全然ありませんでした おしまい
「酒 酒が欲しいなあ」
「僕も酒が欲しいなあ」
「酒が欲しいなあ 酒が」
「僕は酒が欲しいんだけど」
「酒が欲しい」
「僕は酒が欲しいと言っているのに」
「もう酒が欲しいでいいじゃないか」
たちまち大洪水が起こって二人は永久に流され続けることになりました おしまい
討論会の会場には ウンコ以外の全ての生き物が集まると 全員が同時に少し
不謹慎な冗談を言いました でも誰も笑わなかったので すぐに討論会はお開き
になり 全員丸一年をかけて家に帰らねばなりませんでした おしまい
噂は村で一番足の速い男と同じ速度で方々へひろがり とうとうウンコは山師と
いうことで決まってしまいました でもだからどうだというのでしょう おしまい
どの国よりも大きいウンコがありましたので とうとう地図に載ることになりました
でもウンコは時々増えたり減ったりするので その地図は正確なものではなくなり
地図を毎朝見る人はたいへん困りましたが それ以外の人にとっては大きなウンコ
くらいなんでもありませんでした おしまい
100
うん。いいとおもう。
102 :
超激裏名無しさん:02/01/08 12:36
あげ
一つ一つの檻の中では何も特別なことが起こるわけではない。また、檻から動物
が逃げた場合、人間たちは騒ぐけれど、動物が外に在ることは不思議なことでは
ない。檻が集合する、あるいは猿山のように解放されていながら居場所を限定され
てる場合、やはり何も起こりはしないが、園内に働くものたちの感じる恐怖感は
比べものにはならない。
換気する設備が完成するより早く立ち並んだ焼き鳥屋の列には、十人に一人の
割合で子供が混じっている。店主は子供にも躊躇いなく冷酒を差し出す。店主の
目には何も見えていない。
自分の子供と他の子供との違いが、特別な個性的外貌を持たない父親の目から
は区別することが出来ない。子供が何かを話し出すまで、自分と似た性格の一端
を垣間見せるその時まで、父親の不安は消えることはない。しかし子供が自分に
似ていたからといって、長期間暮らせば他人でも似ることがあるのを知ってしまって
いる父親には、何の救いにもならない。
彼の部屋の床から生えていない野菜はない。しかしそれらのどれが食べることの
出来るものかを判断する知識は彼にはない。仕方なく彼はスーパーで野菜を
買ってきて食べ続ける。
彼はただ座るだけでいい。椅子は上等のものが数千組備えられ、彼はもう一生
そこを動かなくてもいい。彼の好む本棚は常に傍にある。彼はそこから出ることが
出来ない。彼は文盲である。
彼の迫力の源はその髪型にあり、他には何もない。彼を恐れる人達は彼の頭
しか見ないので、彼が下半身を切り取られていても気付くものはいない。彼は
ある時交通事故に遭い切れた首が道に転がった。その場所には彼を恐れ続ける
人達が年中集まり、それらの人達は彼が死んだことを生涯知ることはない。
まず最初の二滴が彼に降りかかった時、彼は尿意を覚える。彼が便所から出て
きた時世界は雨に覆われているが、それらの因果関係を彼は理解出来ない。
誤解が蔓延しているが、音は先からではなく根本から湧き立つ。長く響くことも
あるが、多くは聞こえ出す前に鳴り止んでしまう。特定の一人の耳に届けねば
ならない事情があることは数年に一度のことではり、その事情は毎回違ったもの
であるので、事情を知らないものが知ることはできない。
彼は人にものを教えることを好まない。彼の生徒たちも彼にものを教わることを
好まない。しかし生徒たちはものごとを他の誰からよりも素早く吸収し、全ての教科
で優秀な成績をあげ、彼を喜ばせる。彼は生徒を恐れてはいないが、彼等が卒業
する時に彼等に殺されるであろうと薄々気付いている。
彼は雪の一粒より小さくなっている。彼はかつて巨大であったものたちへの憧憬の
念を捨て去ることを決心するが、あまりに小さくなっていたので何かを思うことを
続けられず、捨て去る決心をしたことを忘れてしまう。思い出した時には彼は膨張
してしまった後なので、巨大なものたちへ憧憬の念を感じることはなくなっている。
彼はディスプレイから目を離して指で瞼を押さえるが、陶器にヒビが入ったような
痛みは消えない。彼は痛みを忘れることで何もなかったことにしようとする。風呂場
で彼は失明する。助けを呼ぶ声は反響するだけでどこにも出ていかず、彼は頭を
壁にぶつけ続ける。
交接の習慣を断ち切られた彼はしばらく動き続けるが、動き続ける必要がなかった。
彼は自分が在る意味を剥ぎ取られてしまったので、彼ではなくなった。
彼は部屋の中央にいる。彼は壁に向かって何かを話しかける。彼には口がない
ので声が出ない。すぐに彼は彼でなくなる。
彼はただ一つの芸で暮らしている。彼がどのような芸を披露するのか、彼の芸を
見たものにも分からない。彼は彼の芸を熱望する客から見られ続けながら退屈
な暮らしを続ける。観客たちは興奮のあまり自分たちが何を見ているのかに気付かない。
彼は石を蹴り、石は前を歩く誰かに当たる。誰かは彼をちらと見るが、彼は何も
知らない振りをする。彼は後ろから石を投げつけられる。振り返ると誰かが彼に
石を投げつけている。しかし暗くて顔が分からない。彼は自分の顔を撫でてみる。
彼はスープを飲む。やがて丼の底に彼は一つの何かを発見する。彼以外の客は
その何かを持って店を出て行く。彼は何かを掴もうとするが、彼にはそれが何か
が分からないので、それを掴むことができない。店が閉まり、一人取り残された彼
は電話を探すが、すでに電話というのが何かを忘れてしまっている。
偽物の娘と本物の娘が在り、二人は一度も出会ったことがない。偽物の娘を見る
ものたちは誰もがその娘は一人しかいないと信じ込んでいる。
右と左の違いを理解しない彼は、幼いと呼ばれてよい年齢をとうに通り超してしまって
いる。彼と昔から近しい関係にあった者達はもうそのことに呆れることをやめて
しまった。彼は物事に無関心というわけではないのだが、バランスをとることは
いつになってもできそうにない。
最期の言葉は用意しておかなけば、咄嗟に出てくるものではない。彼の場合も
そうであり、彼は死ぬまでに何も思い付くことができなかった。彼を看取った友人は
彼の最期の言葉を美しく創作した。彼の言葉は残ったがそれは彼の言葉ではなかった。
世界の端に彼は居た。彼の近くには世界の端から遠く離れているはずの彼の妻
が居たが、それは気のせいであった。彼はいつも溜息をついていたが、他人に
聞こえない溜息など無意味であると、やがてやめてしまった。世界の果ては静まり
かえり、誰もいないと同じことになった。
彼は意味を剥ぎ取られることによって彼であることができた。彼は自分が何もの
かであると認識する必要がなかったので、彼を見る人は彼を彼だと思うが、それに
根拠は何もないと知らされることになった。彼はいつもゆっくりと寝そべっていたが、
彼は本当は寝そべってなんていないかもしれなかった。
彼は死んだ。彼は二度と生き返ることはなかった。彼は本当に死んでしまった。
その後彼の生きている姿を見たというものは何全人とあらわれたが、それにも
かかわらずやっぱり彼は死んでしまっていた。
ある者はひどく高く、ある者はひどく低かった。その事について厳密に述べるには
時間が足りなさすぎた。
変容していく「流れ」に身を任せるだけで彼は簡単にその身の本質を変えることが
できる。しかし彼はある一点から離れることをしないのでいつまでも彼のままである。
もうすぐ次の一点が向こうからやってくることは分かっているのだから、変わる
必要性がどこにあるのだと彼は言い張るが、誰も聞く者はいない。
127 :
チンコの逃亡:02/01/09 16:30
彼は打ちのめされた。
自分はあまりにも小さい存在であった。と。
己を知った。
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彼は人に似ていたので物真似が得意だった。彼は毎日二回ずつ人の真似をする
ことにしていたが、彼に似ていない人があまりに多すぎて、彼が人の真似をして
いるのを気付く人はいなかった。
彼は水の底に座っていて、息が出来ないのに気付いた。彼は水面まで昇って
いこうとしたが、どちらが上か分からなくなっていた。彼は仕方なく諦めた。彼は
そのまましばらく水の底に座っていたが、寝ている方が楽だと思い体勢を変えた。
途端に彼は溺れ死んだ。
彼は親がいなかったので、何ものからも生まれなかった。彼は友達がいなかった
ので、彼の葬式に来るものはいなかった。彼は非常に小さな人間であった為、
火葬場で焼かれるのを待てずに消えてしまった。
彼は多くのものを待たせることが生き甲斐だった。彼を待てずに老婆が道を渡り、
しかし車は老婆に触れずに通りすぎた。彼はそれ以来人を待たせることをやめた。
それでも多くのものは彼を待っていたので、以前と変わることは何もなかった。
彼は字を書くことが出来なかったので、ものを書く時は人に頼むことにしていた。
しかし彼にはものを書く機会が一度も訪れなかったので、彼は誰にもものを頼む
ことなく一生を終えてしまった。彼の死後彼の書いたものがベストセラーになったが、
それは彼が書いたものではなかった。
彼は瓶の中でたゆたっているのが好きであったが、あまり好ましくない客に平穏
を常に破られていた。彼は外気にあたると若さを失い、彼を想ってくれるものは
そのたび少なくなっていった。彼が涙を流そうとした時には彼はもうひからびていた。
彼は下取りに出された後いつまでも倉庫に眠っていた。時たま子供が彼の上に
乗り騒ぐのを感じた。彼はいつも、またどこかを走る日が来ると信じていた。しかし
彼はやがて子供の不注意から燃やされてしまった。
彼は痛みとともに生きていた。彼の幼い時に手にした唯一の栄光は彼が成長する
に従い誰からも忘れられていった。彼は陽の当たらない路地で恋人と向き合いなが
らも、いつも痛みを近くに感じていた。彼の恋人が彼を打つと、彼は倒れ泣き伏した。
彼は白いものを黒く染めるのが嫌いではなかった。彼はいつもペンキを手元に
おいておかないと手が震え出してしまうので医者からはアル中だと思われていた。
彼の愛娘がテレビで裸になっているのを見た時、彼の手の震えは止まった、彼
は生きている理由がそれ以来分からなくなった。
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