普通にねとらじやりたいやつリレー870

真性うつ病「症例Ｎｏ,４」　　　　　　　　＜２２歳／大学生：症例記載　「一部抜粋」＞

大学４年生になったＢ君は、朝、突然起きる事ができなくなった。その時は、
ただの風邪だと考えていたＢ君であったが、次第に気分の沈みを感じるようになった。
何をしても気分が沈み、気力が確実に消えていく感覚を実感していた。Ｂ君は一週間、
寝たきりとなった。起きる力が出ないのである。目に映るもの全てが暗く見えるようになり、
まるで色がなくなったかのように、すべてが灰色に見えるようになった。３週間後、母親に連れられ精神科を受診した。
診断は「うつ病」であった。通院する事になったが、うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返した。
布団の中から起きれない。死にたいという感情が連続的に湧き上がる。何度も死にたいという感覚だけが、
２４時間何日も連続して沸き起こる。眠る事もできなくなり、何度も目が覚める。
そして起きたら「死にたい」という感情ばかり起こった。「死」しか思い浮かばないＢ君だった。

精神科を受診してから７ヵ月後、彼は自殺した。首吊り自殺だった。享年２２歳だった。