普通にねとらじやりたいやつリレー870

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62以下、名無しにかわりましてVIPが実況します
◆躁うつ病患者 <26歳・女性>  (躁うつ病の手引きより/症例記載 「一部抜粋」)

この女性は最近、様子がおかしいことを職場の上司、同僚から指摘され、
精神科外来を受ける事になる。躁の発症期、とつてもない早口で親をまくし立て物を投げつけ、
物を壊す、夜中に何度も公園に行く、深夜に職場の人に電話をかけまくる、
金遣いが急に荒くなる、近所迷惑も気にせず深夜3時に大音量でスピーカーで音楽を流すなど、
これがこの女性の躁うつ病の初期症状であった。

職場においても、尋常を逸脱したハイテンションのこの女性の異常行動に、
いち早く気づいた上司は、すぐに家族に連絡し、精神科受診を薦める。
両親に病院に連れて行かれた彼女は精神科で「躁うつ病」と診断を受ける。
すぐに医療保護入院の措置がとられ、嫌がる彼女を両親は強制入院させたのであった。
この時、彼女は「躁」の状態であった。
躁うつ病は「躁」と「うつ」が交互に起こり、うつ病よりも自殺率は高く、
そして経過も非常に悪い。躁の状態から、うつの移行期が非常に危険である。この時期に自殺をするパターンが多い。

彼女は、病院に入院してしばらくして今度は「うつ」の状態になった。
歩行困難などが生じ、寝たきりとなる。目の焦点が定まらなくなり、
目の下には大きなクマができた。すぐに24時間監視カメラ付きの個室に移動させられ、
精神科医、看護師の監視のもとに入院個室生活が始まる。

この女性は半年以上の長期入院をしたが、退院して3ヵ月後に列車に飛び込み自殺をした。
享年26歳であった。