<ドリームクラブ最終章 2日目>
〜つわものどもが 夢のあと〜
燃え尽きた住人達は次の日の朝に荒地となったスレを歩いていた。
配信の最後に主は攻略サイト見ながらやると発言。
それは事実上の敗北宣言。あまりにも事故車ショックは大きかった。
「あの歌はねーよ・・。」「俺の13時間返せ・・・。」「中古・・・。」
過去と決別しきれない住人達が荒野で呟いていた・・・。
そこへついにあの男が帰ってきた。
主「昼ごろからやります」
こうして主の聖戦が再び火蓋を切るのであった・・・。
しかし、主の心にはもう魅杏の姿はいなかった。
大きな心の傷を癒すには一晩という時間はあまりにも短すぎた。
それは住人にとっても同じであり、もうどこにも魅杏はいなかった。
新ターゲットを亜麻音に変え主の長い戦いがはじまった。
今回はあまり寄り道をせずに慎重に亜麻音と友人の雪を狙っていく主。
しかし、夏に差し掛かり半年過ぎてもあまり進展がなく焦り始める住人達。
「おい、このままじゃ。前回と同じパターンかもしれないぞ・・。」
スレに不穏な空気が流れ始める。
その頃、主は「ポッキーゲームやりたいよおおおおおお!!」
と絶叫していた。
そして夏も終わりの8月下旬、主と住人の辛抱強い攻略の甲斐もあって
ついにストーリーが進展をみせる。
ドリームクラブで亜麻音を指名すると雪が席に座っていた。
ざわざわ。。。「これは前回の12月下旬のイベント・・・。
今は8月下旬!いける!このペースならいける!」
スレに活力がミナギル。
そして、さらに雪から亜麻音が金色のマリオネットという絵本を
欲しがっているという情報を手に入れる。キーアイテムフラグが立った。
スクーターの時よりもはやい!さらに沸き立つ主と住人達。
今の所持金は20万円を越えている。
しかし、金色のマリオネットの値段は30万円以上するかしれない
いや、絶版だから普通に手に入らないかもしれないという
不安が主とスレ住人に募る。
次の日、情報収集のためにショッピングへ出かけると
そこには4万円で売っている金色のマリオネットの姿が!
あまりの無防備さと安さに動揺するも即効でゲットする主。
さっそく亜麻音に会いに行くと席も隣となり、
金色のマリオネットのプレゼントも成功。
映画「トマトリックス」を見に行く約束も成功させ、
アフターにも誘われるという順風満帆状態。
カラオケもシンクロ率200%以上を
はじき出している主にもはや敵はいなかった
この時点で残り3ヶ月。誰もがTRUE ENDを確信していた。
そして、10月に突入。たまに主の選択が怪しくなることが
あるも「ハハハ、コヤツメ」状態でスレも落ち着いてた。
そして、堀井の方から亜麻音を映画を誘いはじめた。
デートイベントに喜ぶ主と住人達!!データキター!
しかし、亜麻音の答は「NO」だった。
じゃ、じゃあと今度またいつか映画行こうと誘っても「NO」。
理由も全く謎。天国から地獄へ一気に転落した主とスレ住人達。
さらに亜麻音が兄と一緒に風呂へ入るという意味不明な発言。
あまりのギザ羨ましス発言にスレ民の怒りゲージが上昇。
わけのわからない混乱状況に陥った。
次の日に昨日の「NO」発言についてちゃんと話をしたいと
メールがきた。
亜麻音の急激な態度の変化に理由があるならば
それを聞いて対処すればいい。
そうだ、俺達は今までそうやってピンチを
切り抜けてきたんだから・・・。
意を決してドリームクラブへ向かう堀井。
だがしかし、ここで核爆弾が落とされるとは
誰もが全く予想にできないことであった。
亜麻音「実は私、今お付き合いしている方がいるんです。」
(゚д゚)
亜麻音「堀井さんとデートしたことも後悔しています。」
(l|iヾω゙):
勢い8万突破。何も言うまい。ひたすら泣いて謝る亜麻音。
そして、運命の選択。
○or△or×
もはや何を選んでいいのかすらわからない。
どう考えてもこの状況を打開できる選択などなかろう。
スレの地獄絵図を横目に気の長くなるほど
考え抜いた主は○を選ぶ。
しかし、その選択も空しく亜麻音を傷つけるだけで
終わってしまった。リセットを考えた主だったが
スレ住民達の後押しもあって踏みとどまり、ゲーム続行。
とりあえず消化試合だろうが亜麻音には会いに行くことになった。
すると意外な事実が発覚する。
付き合っている人はお見合いの相手で
一度しか一緒に昼食を食べていない。ということらしい。
堀井が珍しく「お見合いについては時間をかけて
じっくり考えるのもいいんじゃないかな。」
というまともな意見を発した。勢い10万突破。
そして、とうとう黄金のマリオネットの話がきた。
「いくらでしたか?」
本代を払うという亜麻音の言葉に選択が現れるも
中途半端な選択でグダグダになる。
その頃、主は「ポッキーはいつでるんだ!」
と叫んでいた。
私女だけどトナカイになるから上に乗れだの犬になりたいワンとか下着どんなの穿いてんのとか体どこから洗うの?とか平気で言っちゃう変態はふられて当然だと思いますわ
これからどういう展開になるのか全くわからない状態
だったが、ついにVIPルームが解放された。
そして、念願のパッキーゲーム(ポッキーゲーム)登場。
主、狂喜乱舞。しかし、あまりの高難易度のため衝撃を受ける。
スレの勢い12万突破。
VIPルームでデートで展覧会へいくか、会話で下着の話をするか
の選択で勢い13万越え。
お見合いの件を断りづらいと言い続ける亜麻音
に対してうやむやになりながらも12月へ突入。
亜麻音の「せっちゃんはお気に入りなんですか?」
という危険な質問。怖くて選べない主だったが、
なんとか○を選ぶ。
無理に取り繕わなくてもいいですよと言われながらも
無難な展開でクリア。
その後、お見合いの話に関しては全く進展がなくずっと
うやむやな状態で話は進んでいく。その間に堀井は
「亜麻音、四つんばいになった俺にまたがってくれ」
「俺を亜麻音のペットにしてくれ」
「亜麻音の指で俺の耳かきをしてくれ」
「亜麻音、今どんな下着つけてるの」
と変態っぷりを発揮。
主、住人達に今後の選択への恐怖を飢え付ける。
いつものまとめ乙である
堀井、お見合いの話にあまりにも進展がないため
とうとうマグマのボトルを一気飲み宣言。
これが成功したらお見合いを断ってくれと亜麻音に頼む。
その頃、主は「下着の会話の選びたいいいいいいいいいいいいい!」
と絶叫していた。
マグマのボトル一気が成功するもお見合いの話を断るまでにはならず、
スレに不穏な空気が流れ始める。
もう12月なんだけど、俺達またオワタなの?始まる前からオワテタの?
そして、いよいよクリスマス直前、
最終決戦前に万全に準備をするために
クリスマスプレゼントに生活用品
(亜麻音はお見合いへの抵抗で家出して雪の家に住んでいる)
を買い、ドリームクラブへ乗り込む主。
ここでがんばればきっと最終週に
お見合いを断って、堀井を選んでくれるはずと信じて・・・。
結局は生活用品は渡せずじまいで握りつぶしてしまうも
亜麻音からアフターに誘われる。大事な話があるらしい。
アフターキター!TRUE ENDイベントキター!
お見合い断るイベントキター!俺達の逆転勝利だ!
これは初詣は亜麻音と一緒EDか!!!スレが一気に盛り上がる!
アフターの場所は噴水のある夜の公園。
いい雰囲気の中、新しいBGMが流れ、いやがおうにも
盛り上がる主と住人達。完全勝利はもはや目前だった。
俺達は26時間かけてついに本当のピュアを知ろうとしていた。
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2009/08/27(木) 01:18:13.51 ID:6G1R7qWC0
,.‐''" ̄`丶、 ひどい…!ひどすぎるっ……!
/ \ こんな話があるかっ…!
/´ \
/ |\_>、_ 、r‐、 \ 1年間貢ぎ続けた結果・・・!
レ! ||_| |/_ ヽ\} \ 友達止まり・・!あれだけ思わせぶりな態度で・・・!
|八|-/>、∪_ u`i ト、 \
/ / ,くィ夕u' | |/ ``‐- 、_.、__\ 友達を作るためにキャバクラに行ってたんじゃない・・・!
|/ / /_ヽ┐u | ,| / ,-,.=====ゝ
ヾ' / r┘|.l__人 | /\// \ 断る断るといい続け先延ばしにして・・!結局結婚・・・!
\ ) | N / //\./´ ̄`丶
|u | /|(l(l「| | | | これぞ結婚詐欺・・・・!
| u| / | ヾ-イ .|| l、
_| |/| | \_|_|,. く. \
だれかゴミを見るような目でこっちを見るあまねさんのAAを(ry
しかしあれだけやって友達ってそんな腐った世界がD3の世界だって言うなら
俺は地球防衛軍をやっても世界を守る気にはなれない
同じ人? まとめ乙
しかし、現実は非常である。
公園で亜麻音の口から発せられた言葉は
地球破壊爆弾そのものだった。
「ゆうぽんさんはやっぱり!私の最高のお友達ですね!」
(゚д゚)
「お見合いはまだ断りませんけど、これからもいろいろと相談にのってくださいね(はぁと)」
何がなんだかわからない。わからないが頬から熱いものが流れ出て止まらない。
そして、結局、亜麻音はお見合い相手と結婚するという壮絶なエンディングを迎えた。
勢い27万越え。スレ5分で消費。2200人が地獄絵図の中で阿鼻叫喚となり、
友達ENDで全てが終わった。エンディングには歌すら流れないスタッフロール。
主と住民達のとどめをさすには十分な破壊力だった。
ピュアとは何だったのか?
永遠の謎を残したままドリームクラブ最終章2日目は終幕を迎えた。
そして、放心状態になっていた主は
「もうドリクラは配信しないんだから勘違いしないでよね」
と言うと暗闇の中へと消えていった・・・。
<おわり>