美の巨人たち 小松均『雪の最上川』

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1ワールド名無しサテライト
今日の一枚は、小松均作『雪の最上川』。
「孤高の画仙人」と呼ばれた画家が厳寒の中、
来る日も来る日も最上川のほとりで川を見つめ続け描きあげた渾身の大作です。
横幅9m以上にもおよぶ4枚組みの大画面いっぱいに広がる荒涼たる冬景色。
中央には刻々と変化する最上川の水の流れが細かく描かれ、
ほとばしるような川の生命力が見事に表現されています。