韓国の家電メーカーLGの3つの製品がアジアを代表するブランドに関する調査で1位を獲得したことが25日明らかになった。複数の韓国メディアが「LGの3製品がアジアのトップブランドになった」と続々と報じている。
LG電子の冷蔵庫と洗濯機は3年連続1位に名を連ねており、韓国メディアは「冷蔵庫と洗濯機はパナソニック、日立などを押さえて3年連続1位となった」と伝えた。2位はサムスン電子、パナソニックは3位となった。
一方、エアコンは2年連続1位。同メディアは「アジアの先頭走者だった日本の企業を押し出した」と伝えている。
ダイキンやパナソニック、日立など日本企業が2位から4位を記録。特に、家庭用エアコン市場のシェア1位となったことは大きい意味をもつと付け加えた。
この結果を受け、韓国メディアはLG電子の現地のニーズに合った製品開発とマーケティング戦略が効果をあげたと分析。LG電子アジア地域のナム・ヨンウ本部長は「LGブランドはすでにアジア市場のプレミアムブランドとして定着した」との見解を示す。
08年調査での総合1位はソニーで、2位がキャノン。だが、09年の同調査では1位のソニーは変わらず、キャノンが3位に後退した。2位にサムスン、4位にLGが登場している。なお、2010年の総合順位は明かされていない。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1027&f=business_1027_199.shtml