宝塚退学処分の女性 「万引の事実ない」と訴え、卒業認定の調停成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100715-00000513-san-soci 宝塚歌劇団の劇団員を養成する「宝塚音楽学校」(兵庫県宝塚市)から退学処分を受けた女性(19)が、
処分の理由とされた万引の事実はないとして、学校を相手取り処分の取り消しと慰謝料など1千万円の支払いを求めた訴訟は14日、
処分を撤回することなどを条件に、神戸地裁で調停が成立した。
原告側の代理人が明らかにした調停条項によると、学校は退学処分を撤回して卒業資格を与えるが、女性は宝塚歌劇団へ入団しないとしている。
慰謝料の支払いや謝罪の有無は明らかにしていない。
女性は平成20年4月に入学。同級生から「コンビニで万引した」などと報告され、退学処分となった。
女性は「報告は捏造(ねつぞう)」とし、昨年11月に提訴。和解協議を経て今月からは、調停に切り替えて協議が進められてきた。