男子ゴルフのかつてのスーパースター、グレッグ・ノーマン(59)=豪州=が
米フロリダ州の自宅で庭木の手入れをしていた際、
チェーンソーで左手首を切る大けがを負っていたことが16日までに分かった。
あと数ミリ傷が深ければ切断の危険性もあったというが、大事には至らなかった。
米メディアなどによると、13日に自宅裏庭でチェーンソーを使って庭木の枝切りをしていたところ、枝が落下した。
ノーマンはチェーンソーを地面に落とし、枝の重みで左手首部分がチェーンソーの刃の部分に押しつけられ、
深い傷を負った。
すぐに病院に搬送され、手術が行われた。筋肉組織に大きなダメージはなく、
数週間で回復が見込めるというが、神経に損傷を受け、執刀医から
「あと数ミリ傷が深ければ、動脈が切断されていた」と告げられた。
ノーマンは「チェーンソーを全速回転させていなかったことや、手から離れていたことが幸運だった」と話したという。
手術後には、病院のベッドに横たわる写真を共有サイトに投稿。
「けがはしたが、まだ左手はついている」
「チェーンソーで作業するときは、予想外の出来事に気を配ることだ」とコメントも添えた。
ノーマンは全英オープンを2度制するなど米ツアー通算20勝を挙げ、世界的な人気を博した。
ただ、この2年間は大会に出場せず、実業家として成功を収めている。
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20140916/spo1409161147001-n1.htm