【慰安婦問題】 極右勢力に対して朝日新聞が頭を下げる必要など全くない!

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インドネシア慰安所でBC級戦犯が行った具体的内容からして、女性達が
慰安婦として強制下の痛ましい状況に置かれたことが判明しているわけで、、
そうした残存証拠の一片から見ても、全体像がどうであったかは想像に難くない。
近年においても諸々の旧日本軍文書から強制的実態は明らかになっている。

(※慰安婦問題に限らず、戦時中の資料を大量破棄して自分達の保身を図ったのが
軍上層部・官憲の連中であり、慰安婦や兵を道具扱いしたその血脈は現代まで
脈々と引き継がれている。だから、人権軽視、国民軽視で薬害や原発など様々な
官製ぐるみの事件・事故を引き起こし続けるのである。)

2007年、第一次安倍内閣はインドネシア慰安所の強制事実があることを知りながら、
「強制性はなかった」などという「河野談話」毀損の閣議決定をしている。

2007年当時は、インドネシア慰安所の件は今ほどメジャーではなかった。
吉林省の関東軍文書なども知らない人は多かっただろう。
だから、軍国時代美化の思潮をもっている安倍内閣はそこに託け、
閣議決定をして「強制性はなかった」という雰囲気作りを企てたわけである。

ところが第二次安倍内閣になって、強制性を認めた河野談話を「踏襲する」と、
言明せざるを得なくなった。もし、朝日に謝罪を求めるのであるなら、
「強制性はなかった」と閣議決定したのに、「河野談話を踏襲する」と
ひるがえした安倍についても同等に厳しく問われる必要がある。

内閣総理大臣安倍の重大な誤りを追及せずに、先ず朝日が謝れという読売、
産経新聞などの姿勢は戦争美化の極右や権力におもねったものでしかない。そもそも、
欠陥原発を積極導入し原発安全神話の嘘を撒き散らした口でよく他紙を批判できたものだ。