自称暴力団狩りの日本人役員が台北で逮捕
2014/06/18
自称暴力団狩り組織の日本人役員一人が17日、台北で警察を傷つけ、
公務執行妨害で逮捕された。逮捕されたのは松本博(49歳)。 昨夜、
台北地方検察署に送検された。日本での住所は不明である。
警察の取調べによると、松本容疑者は16日に台北到着、暴力団狩りの
「東京特捜部」の役員として、台湾の裏社会団体を取り締まりに来たと自称している。
昨日の正午、ワールドカップ日本チームのフルバック森重真人の9号
ユニフォームを着た松本容疑者は南京東路の新光三越デパートの
コーヒーハウスで、騒ぎを起こし、駆けつけた警官が宥めたのにも拘らず、
暴行を働き、警官を傷つけた。
森重容疑者は、支援に来た警官たちに取り押さえられ、管轄派出所に
連行された。アルコール値測定の結果はゼロである。派出所に連行された
後にも、松本容疑者は、「台湾の闇社会打倒のために来台した」と述べ、
日本チームがワールドカップで敗北した鬱憤を取調官にぶちまけ、拘留所に
入るのを拒絶した。
日本では、所謂公務執行妨害で身柄を拘束されることが無い、と松本容疑者は
言い張り、取調官に東京の警視庁と連絡するよう頼んだ。 勿論、派出所は
警視庁に連絡をつけなかったが、松本は日本で、逮捕記録が4度もあると嘯いている。
http://www.kmt.org.tw/japan/page.aspx?type=article&mnum=119&anum=11606