仮想通貨ビットコインの大手取引所で、経営破綻(はたん)した「Mt.Gox(マウント・ゴックス)」を
運営する会社の元社員らの個人情報がネット上にアップされていたことがわかった。
破綻原因とされるサイバー攻撃との関連は不明。運営会社の代理人からはコメントを得られなかった。
ロシア在住のハッカーを名乗る人物が2日、掲示板サイトに公表したファイルを朝日新聞が調べたところ、
運営会社の元社員9人を含む18人分の名前や連絡先、メールアドレスなどがアップされていた。
ハッカーはマウント・ゴックスのサーバーに侵入し、大量の顧客情報も入手したと掲示板に書き込んでいる。
名前があった元社員は「アップの事実を3日夜知った。4日未明から知らない電話がかかってくるようになった。
マウント・ゴックスのコールセンターに対策を依頼したが、何の反応もない」と話す。
http://www.asahi.com/articles/ASG346CRSG34UTIL048.html