"スペインの泥棒の義憤、侵入先で性的虐待画像見つけ警察通報"
スペイン南部のハエンで泥棒が民家から盗んだカメラやテープに
少年の性的虐待のビデオ画像があるのを見付けて警察に通報、
民家の住人の64歳男が逮捕される事件があった。
泥棒は旧式のカメラ「スーパー8」などに収められていたテープ3つを封筒に入れ、
駐車中の車の下に隠して公衆電話から警察に連絡。テープの在り場所を知らせると共に、
封筒の中に容疑者の住所を教えるメモ用紙も添えていた。
また、自らのメモ書きも同封し、「これらのテープを手にする不運に出くわした」などと記述。
「警察がその職務を果たし、この下劣な人物に終身刑を下すことが出来るよう
テープを差し出す義務を感じる」とも述べていた。
逮捕された容疑者は一人暮らしで、地元のサッカーチームのコーチ。地元警察によると、
ボルノビデオを見せる約束で一部の少年選手を誘い、性的虐待を働いていたという。
4人の被害者の存在がわかったが、16歳の少年は6年間にわたって被害を受けていたという。
容疑者は自宅の泥棒被害を警察に通報し、多数の電気製品の盗難を報告したが、
カメラとテープについては伏せていた。
地元警察の警官はこの泥棒を「良心ある盗っ人」と呼んでいるが、行方を追う職務も忘れていない。
2013.12.21 Sat posted at 16:28 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35041759.html