"座り心地、最上級 北陸新幹線 金沢駅に座席模型展示"
北陸新幹線の最上級車両「グランクラス」を再現した実物大模型が14日、
JR金沢駅 もてなしドームに設置された。
JR西日本が2015年3月の北陸新幹線金沢開業へ地元 の機運を盛り上げようと企画。
高級感あふれる本革シートや石川県の郷土の花「クロユリ 」などを描いた和のデッキが、
一足早く「県都の玄関口」に飾られた。
展示された模型は、縦約9メートル、横約3メートル、高さ約3メートルで、
全18席 のうちシート2席と、春、夏、秋の風景を描いたグランクラスデッキを再現した。
来年1 月13日まで設置する。
除幕式では、JR西の野中雅志執行役員金沢支社長が
「開業を前に一足早く新幹線の雰 囲気を体感していただきたい」と力を込め、
谷本正憲知事と山野之義金沢市長があいさつ 。県の北陸新幹線開業PRマスコットキャラクター
「ひゃくまんさん」や金沢百番街のマ スコットキャラクター「百番さん」も駆けつけて花を添えた。
実際にシートに座れる「先行体験イベント」も行われ、受け付け開始のアナウンスとともに
30人が殺到した。順番待ちの列は徐々に長くなり、注目の高さをうかがわせた。
グランクラスに乗るのが夢という片山天太君(8)=金沢市富樫1丁目 =は
「ゆったりしていた。今度は走る新幹線に乗って、東京スカイツリーに行きたい」と 声を弾ませた。
21日と来年1月4日、13日にも先行体験イベントを行う。
「テレビでしか見たことがなかった」という谷本知事も早速乗り込み、
「出張は直前に 決まるので、私でもなかなか乗れない。首都圏から来る方にもご満足いただきたい」
と話 した。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/ET20131214071.jpg 12月14日16時06分更新
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/ET20131214071.htm