【領有権問題】中国に立ち向かうフィリピン、すご腕の米法律家雇い国際機関に提訴
1 :
依頼@ベガスφ ★:
"フィリピン、領有権問題で中国に立ち向かう すご腕の米法律家雇い国際機関に提訴"
南シナ海の領有権を巡って攻勢を強める中国に対して、フィリピンは2013年1月、
国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に提訴している。
中国と領土問題を抱えるアジア各国のなかで、訴訟に踏み切ったケースはまれだ。
この訴訟のフィリピン側代理人は、国家間の係争で実績のある米国の法律家だ。
この人物は、過去にも「小国」を率いて「大国」に挑み、勝利した経験を持つ。
◆南シナ海をU字型に取り囲む「ナインダッシュ・ライン」
フィリピン側を代表するのは米ワシントンの法律家、ポール・ライクラ―氏だ。
2013年10月14日付の米ウォールストリートジャーナル(WSJ)電子版では、
その経歴を詳しく紹介している。これまで担当した国際裁判では、
対米国との訴訟でニカラグアを、対ロシアでグルジアを、対英国ではモーリシャスを、
それぞれ率いた経験を持つ。母国との対決となった1980年代の対米訴訟では、
米政府が、当時ニカラグアのサンディニスタ左派政権の転覆を図り
反政府勢力に加担したのは国際法に違反するとの、国際司法裁判所の判決を勝ち取っている。
(つづく)
2013/10/17 18:53
http://www.j-cast.com/2013/10/17186508.html?p=all
2 :
ベガスφ ★:2013/10/22(火) 23:14:12.06 ID:???0
>>1のつづき
フィリピンが主張するのは、中国が南シナ海で推進する「ナインダッシュ・ライン」の違法性だ。
このラインは、中国が領有権を主張する西沙(英語名パラセル)諸島と
インドシナ半島の間の海域からカリマンタン(ボルネオ)島まで南下し、
そこから北上して南沙(英語名スプラトリー)諸島を取り込みながらフィリピンの西岸まで、
アルファベットの「U」の字を描くようにぐるりと囲む。
広大な海域を「中国領」に含むものだが、周辺国のフィリピンやベトナム、
ブルネイ、マレーシアなどと領有権を争う島々が存在する。
フィリピンは、ナインダッシュ・ラインが国連海洋法条約違反で、
「自国の基線から12海里を領海、200海里を排他的経済水域(EEZ)」とする
同法の規定は適用されず、中国の海洋権益として認められないと訴える。
中国は2012年、西沙諸島の島に「三沙市」を設立し、中沙、南沙諸島をも管轄するとした。
この島は軍用の空港も備えている。最近では中国人観光客が島々を訪れ、上陸することもある。
南沙諸島ミスチーフ礁では1995年に建築物を建て、実効支配を始めた。
ここはフィリピンのEEZ内にある。さらにフィリピン・ルソン島西方沖約200キロにある
スカボロー礁を巡っても両国は対立。2012年には中国当局が監視船を送り、
フィリピン海軍と長期間にわたってにらみ合う事態になっている。
2013年9月にはフィリピン国防省が、中国がコンクリートブロックを設置したと発表。
ミスチーフ礁同様、施設を建設して実効支配を進める企てだと非難した。
(さらにつづく)
3 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:14:23.26 ID:NSMkoYDV0
4 :
ベガスφ ★:2013/10/22(火) 23:14:48.45 ID:???0
>>2 ◆「尊大な中国」を国際社会にアピールする機会になる
裁判の期間についてライクラ―氏はWSJに、双方の言い分が対立している場合は
3〜5年を要するだろうと語った。仮に中国が訴訟に敗れた場合でも、
知らん顔を決め込み着々と実効支配を進める可能性は否定できない。
だがこれまでの国際裁判では95%以上の割合で、当事国が裁定に従ってきたという。
仲裁裁判所の判断を無視すれば、国際社会から不信が高まる。
中国といえども、そう簡単に国際ルールを踏みにじれないだろうとの計算だ。
首都マニラ郊外に住む30代のフィリピン人男性はJ-CASTニュースの取材に、
「今回の提訴は、中国に対する抗議の象徴的な姿勢」と政府の方針を評価した。
軍事力や経済力では中国が圧倒し、このまま南シナ海の島々への影響力を
強化されれば訴訟に勝っても実質的には得るものがない。
それでも勝訴により、道徳的に有利に立てることには意義を見いだす。
米の敏腕法律家が「チーム・フィリピン」を率いる点について、
「フィリピンの人々は支持していると思いますが、
それほど大きなニュースになっているわけではありません」。
裁判の行方が、中国の海洋政策に大きな影響を与えないだろうと
人々は少々悲観的にとらえているようだ。
半面「国際社会に向けて、中国がいかに尊大で、弱者をいじめるような存在かを
アピールする機会にはなるでしょう」と話した。
英フィナンシャルタイムズ電子版は2013年5月29日付の記事で、
フィリピンの対中訴訟を「勇敢か、それとも向こう見ずか」と紹介した。
記事の終盤では、尖閣諸島(沖縄県)を巡って中国と対立を続ける日本をはじめ、
類似の問題を抱えるインドネシアとベトナムを名指しして、
「フィリピンのように、仲裁裁判所を通じて自己の立場を主張するだけの
勇敢さを持ち合わせていないのは情けない」と皮肉交じりに論じている。
(以上)
5 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:21:38.88 ID:QDhMVRQm0
これは、心強い! がんばれ、フィリピン!
6 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:23:27.10 ID:dD86qWEF0
本来なら率先して日本が動くべき事なのにな
7 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:26:28.33 ID:oqf5e+7w0
一方、日本は竹島問題でハーグ提訴を華麗にスルー
この差なんだよな〜これが覚悟の問題
8 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:31:36.58 ID:KbWBPC+p0
一方ミンス政権は尖閣国有化時に中国様にお伺いをたてて・・・
9 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:33:35.00 ID:syYvfdk5O
心底、応援する!
がんがれ!
10 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:50:07.60 ID:NVM+JKWGi
インドネシアとベトナムは見損なわせないでくれ
頼むよ
11 :
Ψ:2013/10/22(火) 23:59:29.56 ID:sKA9Yv1L0
12 :
Ψ:2013/10/23(水) 00:00:18.78 ID:AJYcRQ1v0
フィリピンはアメリカと再接近してるから強気になってきたな
13 :
Ψ:2013/10/23(水) 00:01:09.38 ID:15ygMox00
今の中国は国際法ガン無視なのだから、どんな結果が出ようと状況は変わらないと思う。
米軍基地を戻すか、おっぱじめるかの二択しかないというのが現実。
14 :
Ψ:2013/10/23(水) 00:24:29.95 ID:AJYcRQ1v0
しかしフィリピンの軍事力って皆無に等しい状況だったような
こないだ日本に巡視船供与してくれって話あったけどそれがなければ今は小型の船しかないらしいし
陸上も戦車無しで装甲車があるくらいだったはず
空は韓国からFA50を購入とかの話がつい最近あったけどシナに横槍入れられてたし
15 :
Ψ:2013/10/23(水) 03:12:09.52 ID:0JmKuRrM0
頑張れフィリピン 非現代人を叩き潰せ
16 :
Ψ:2013/10/23(水) 03:45:23.52 ID:Lrh8MbLv0
韓国の戦闘機?なんて
凄い度胸だな
17 :
Ψ:2013/10/23(水) 08:41:24.93 ID:vOyF7Zyr0
>>16 独自開発と謳っているが設計はロッキード
しかしフランスに設計してもらった竹島級強襲揚陸艦を見てもわかるように勝手に改変加えて駄目にする
それが下朝鮮クオリティ
18 :
Ψ:2013/10/23(水) 09:29:11.03 ID:cyXBb6j/O
かたや腰抜けの安倍
19 :
Ψ:2013/10/23(水) 14:40:52.73 ID:SL+wog290
20 :
Ψ:
フィリピン:中国批判を撤回 南シナ海のブロックで
http://mainichi.jp/select/news/20131026k0000m030093000c.html 【バンコク岩佐淳士】
中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に多数のコンクリートブロックが見つかった問題で、
フィリピン政府は「ブロックは古く、新たに設置されたものではない」として、中国が軍事拠点構築を視野に設置したとする当初の見解を事実上撤回した。
アキノ大統領は23日、外国人記者向けのフォーラムで「ブロックはとても古い。
我々に脅威を与えるものではなく、撤去は必要ない」と発言。
デルロサリオ外相は24日、報道陣に「我々は(誰がブロックを設置したか)事実認定をしていない」と述べ、中国への抗議を取りやめる方針を明かした。
フィリピン政府は9月、スカボロー礁で約75個のブロックを発見したと発表。
ガズミン国防相は「中国が基地を建設するつもりだ」と批判していた。
中国政府は、フィリピンの主張を否定していた。