◆【ロシア―生産】コンチネンタル、露カルーガに新工場を建設
独タイヤ・自動車部品大手のコンチネンタルは4日、総額2000万ユーロ
(約25億円)を投じ、ロシア南西部カルーガにパワートレイン工場を新設
すると発表した。
エンジンコントロールユニット(ECU)と燃料供給システムを製造する。
今年半ばに完工し、2014年2月に生産を開始する予定だ。
ロシアでは来年から、新車に欧州の排気ガス規制「ユーロ4」への準拠が
義務付けられ、15年からは「ユーロ5」の適用が求められる。
同社パワートレイン部門のエンジンシステム事業のブロイエル事業部長は、
同社のECUが厳しい排ガス規制に対応するための需要を満たすと主張している。
新工場の面積は7200平方メートル。16年までに約100人の新規雇用が創出
される見込みだ。同社はカルーガの既存工場で400人超を雇用し、このうち
自動車部門の従業員は230人に上る。
■年内にタイヤ工場を開所
コンチネンタルは2011年にカルーガ州政府と投資計画で合意。2億4000万ユーロ
(約299億円)を投じてタイヤ工場を新設中で、年内の稼働開始を予定する。
生産能力は年間400万本。タイヤ工場の従業員数は現在の200人から600人に
増加する。
また、傘下のゴム・プラスチック製造コンチテック(ContiTech)は、エアコンシステムと
パワーステアリングを生産する新工場の建設を進めており、年内に稼働する見通し。
生産能力は1000万ユニットで、15年までに160人を追加雇用する計画だ。
国際自動車ニュース 2013/04/05
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