カナカン、来年１月に持ち株会社　高知、青森の２社と

◆カナカン、来年１月に持ち株会社　高知、青森の２社と

食品卸業のカナカン（金沢市）は３日、同業の旭食品（高知県南国市）、
丸大堀内（青森市）と来年１月２６日をめどに共同持ち株会社を設立
することに最終合意したと発表した。

３社の売上高の合計は国内業界５番手の規模となり、地域卸の強みを
生かした「地域連合」で競争力の向上を目指す。

カナカンは１１月２６日をめどに、会社分割により、カナカンホールディングス（ＨＤ）
に商号変更し、事業会社としてカナカンを新たに設立して大半の事業を継承する。
旭食品と丸大堀内は１２月３日をめどに同様の会社分割によって旭食品ＨＤと
旭食品、丸大堀内ＨＤと丸大堀内になる。来年１月２６日をめどに３ＨＤを
統合して共同持ち株会社を設立する。

持ち株会社は東京都港区に本社を置き、商号は１１月下旬に決定する予定。
資本金は１０億３５３０万２４４０円。代表取締役社長に竹内成雄旭食品社長、
代表取締役に荒木章カナカン社長と堀内琢夫丸大堀内社長が就き、
角間俊夫カナカン会長は取締役に就任する予定。

持ち株会社は共同仕入れ、商品開発、広域営業の３事業を主に行う。
統一ブランドの開発も計画する。

カナカンの担当者は「地域に根差してきた企業として今まで通り、
地域密着を続ける」としている。

北國・富山新聞
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20121004303.htm
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