◆高松宮殿下記念 第24回受章者に森下洋子さんら
世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」
(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の
第24回受賞者が決まり、12日、同賞国際顧問の中曽根康弘元首相
(アジア委員会委員長)が東京・内幸町の日本プレスセンターで
記者会見を行い、発表した。
今回の受賞者は、絵画部門=蔡國強(54)〈中国〉
▽彫刻部門=チェッコ・ボナノッテ(70)〈イタリア〉
▽建築部門=ヘニング・ラーセン(87)〈デンマーク〉
▽音楽部門=フィリップ・グラス(75)〈アメリカ〉
▽演劇・映像部門=森下洋子(63)〈日本〉−の5部門5氏。
蔡氏は中国国籍で初めての受賞。森下洋子氏の受賞は日本人で13人目となる。
次代を担う若手芸術家を育成する「若手芸術家奨励制度」の第16回対象団体には、
黒人・ラテン系米国人のクラシック演奏家の養成を目指す
「スフィンクス・オーガニゼーション」(本部・米デトロイト)が選ばれた。
発表はニューヨークなど海外3都市でも実施。
東京の会見には森下氏と来日中のボナノッテ氏が駆けつけ、森下氏は
「すばらしい賞で夢のよう。光栄です。大きな使命をいただきました」と
喜びを語った。
ニューヨークでの発表には蔡氏とグラス氏が出席。
席上、日本美術協会の日枝久会長が「スフィンクス・オーガニゼーション」の
代表に表彰状と奨励金500万円を贈呈した。
授賞式典は10月23日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。
産経新聞 2012.9.12 23:47
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120912/art12091223480006-n1.htm スレ立て依頼