◆トルーマン孫、長崎で献花=被爆者と面談「胸張り裂ける」
広島と長崎への原爆投下を決定したトルーマン元米大統領の孫、
クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)が7日、長崎市内の
「原爆落下中心地碑」に献花し、犠牲者の冥福を祈った。
ダニエルさんは献花後、被爆者3人と面談。原田美智子さん(73)は「被爆者として
戦争、核兵器をなくすと命の限り訴え続ける。核のない世界を目指して行動して
ほしい」と求めた。
当時の写真などを使って、自らの体験を紙芝居で表現した城臺美弥子さん(73)は
「核の利用は人間を平和にすることはない」と語った。
ダニエルさんは「皆さんの話を聞き、胸が張り裂ける思いだ。行動を起こさないと
いけない気持ちになった。米国に帰って若い人たちに何が起きたのかを伝える」
と述べ、3人に感謝した。(2012/08/07-18:45)
時事通信 2012/08/07
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012080700989