1 :
Ψ:
日本ガイシは、同社が製造した電力貯蔵用NAS(ナトリウム硫黄)電池が昨年
9月21日に発生した火災事故の原因と安全強化対策、工場の操業再開について公表した。
火災事故は、NAS電池システムを構成するモジュール電池40台のうち1台に製造不良の
単電池が1本あり、その単電池が破壊して高温の溶融物が流出した。溶融物が
モジュール電池内のブロック間にある砂層を越えて流出し、隣接するブロックにある
単電池との間でショートが発生した。
ショートした単電池間にヒューズが設置されていなかったため、短絡電流が継続的に
流れて発熱したことで多数の単電池が破壊して火災が発生し、モジュール電池全体に
延焼拡大した。このモジュール電池1台の燃焼により、火炎と高温の溶融物が上段と
下段に設置されていた他のモジュール電池内の単電池容器を溶解させ、さらに延焼が
拡大した。
安全強化対策では、モジュール電池の延焼防止対策として短絡電流による火災の
発生を防止するため、モジュール電池内の単電池間にヒューズを追加する。また、
流出した溶融物によるショートの発生を防止するため、モジュール電池内の
ブロック間を隔てる短絡防止板を設置する。他のモジュール電池への延焼拡大を
防止するため、上下のモジュール電池の間に延焼防止板を設置する。
また、火災発生を早期に発見するための監視体制の強化や火災発生に備えた
消火設備と防火備品の設置、消火体制を整備する。
http://response.jp/article/2012/06/08/175762.html
2 :
耳を傾けて ◆MoQpLp7QS. :2012/06/08(金) 11:36:28.24 ID:pDzi//fq0
300℃で溶融を続けないと作動しないのかぁ。
もんじゅみたいに液体ナトリウムを循環させる必要性はないのだが、
しばらくは、設置場所は他の設備とは別になるだろうね。
3 :
Ψ:2012/06/08(金) 11:50:15.93 ID:bK9FBZPZ0
茄子より胡瓜が好き
4 :
Ψ:2012/06/08(金) 12:04:53.87 ID:dYSksIgI0
だから全量買い取りなのだな
5 :
Ψ:2012/06/08(金) 12:47:42.86 ID:WK1PQN2V0
■下記の理由で戦略的に超重要な電池
1)太陽と風力、特に風力は、出力が気象条件で激しくぶれる
2)おまえらも、家の電灯が暗くなったり、明るくなって電球が切れたり
パソコンのヒューズが飛んだり、停電したりだと、電力会社に文句言うだろ?
3)再生可能エネルギー時代=揚水が建造できない平野国などでは
NASかリチウム電池に頼るしかない
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核融合は 将来的には水素を燃料とするが、現在、実用化途上にあるのは
リチウムを原料に三重水素を作って、それを燃料に焚くタイプ
●核融合の燃料も、電池もリチウムが必要でリチウムは値上がり必至である
6 :
Ψ:2012/06/08(金) 12:53:52.34 ID:WK1PQN2V0
リチウムの作り方1
太古、南米で陸の隆起で海が山間部に閉じ込められ、乾燥して巨大な塩湖になっている
そこでは海水のうち、塩化ナトリウムは析出して、塩を掘ると、塩化カリウム・塩化リチウムが濃縮された
かん水が取れる。そのかん水(濃縮塩化カリウム・塩化リチウム水)から
沈殿法で カリ肥料と 炭酸リチウムを作っている
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リチウムの作り方2
インドや南米の半乾燥地の近くの海に、海水淡水化プラントを建てて
出来た淡水をパイプラインで内陸に輸送して、巨大な灌漑農地を開拓する事ができる
海水淡水化の副産物として濃縮塩水が取れるが、それからイオン交換膜で
塩を取ったあと、残る「にがり=かん水=塩化カリウム・塩化リチウム混合物」から
リチウムを取る
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採算性は当然1のリチウム採取法のほうがコストが安く、リチウム採取法2は
純水が灌漑向けに高く売れる場合に限って、副産物(カス)として安く供給できるに過ぎないが
南米の塩湖資源が枯渇したら、淡水化副産物の塩水が原料になるだろう
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このように、リチウム製造法1だろうが2だろうが
塩化リチウムを1取ると、塩化ナトリウム5が副産されてしまう海水成分構造だから
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「安全を考えて、ナトリウムは使用せず、リチウムを使用する」という方向性は間違っており
「衝突・炎上の危険のある自動車用はリチウム、風力の平滑化はNAS=ナトリウム硫黄を
安全設計・設置場所を工夫しながら使う=危険を承知で、安全技術で使いこなす」という方向性が正しいだろう
今世紀初頭は 世界60億人のうち 自動車クーラー使用人口は10億人に過ぎなかったが
今世紀末には 世界100億人のうち 自動車クーラー試用人口は70-80億人に達し
エネルギー消費は8倍にも達するので、リチウムだけでは、あっという間に
イナゴの通った後のように枯渇してしまうから、量の多いナトリウムを
電池素材として使いこなさねばならない
そして、世界最大の硫黄産出国は日本であり、日本は硫黄の資源国なのである
7 :
Ψ:2012/06/08(金) 12:57:29.31 ID:m686kN//0
つーても発電施設じゃないから根本的解決にはならないんだよな
過疎の村落潰して水力発電建設すべきだよ
8 :
Ψ:2012/06/08(金) 13:11:32.93 ID:WK1PQN2V0
>>2 現在の日本の人口配置だと、どこに風車を立てても、風車の出す低周波騒音で
住民と裁判沙汰になるので、風力資源が拡大できない
過疎地の住民を強制移転させて、「人口真空地帯」を作って
そこに風車やソーラーを並べて、NAS電池蓄電所や揚水ダムを作るなら
風車の騒音問題、太陽の用地問題、NASの危険性問題は緩和できそうだけどね
ダムが安全ってこともなくて、ダムは満水時にGPS爆弾で爆撃されたり
ミサイルで破壊されると、下流に大洪水を引き起こし多数の死傷者が出る
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ただ、陸上のNAS充電所がミサイル攻撃されても炎上するから
潜水艦型の水中浮体にNAS電池を搭載してもいいかもしれないな
潜水艦型だと「正確な位置が敵にわからない」から
ただ、原潜型海中原子炉は 平時の昼は海底ケーブルで陸に送電し
平時は夜、有事はケーブル切り離し昼夜とも搭載した原子力石炭液化プラントで
石炭液化・・ってことにすれば
原潜型海中原子炉の場合は
有事はケーブル切り離して運用できるから、敵に原潜型発電所/石炭液化プラント
の位置を悟られない と思うけど
海中NAS充電所の場合、戦時もケーブルを切り離せないから
効果は限定的だな
陸上で防火隔壁を沢山設置するとかのほうがいいか?
9 :
Ψ:2012/06/08(金) 15:55:25.02 ID:+3Q/dSt3O
ナズいいよね
天才だと思う
10 :
・?・:
アホみたいな理由だな