”裸の王様”福岡市高島市長の下でうごめく福祉利権疑惑
いま、福岡の財界人は東京でのパーティーでは話題の中心にあるという。
「福岡はアメリカのギャング アルカポネの時代に還ったようですね」といわれるそうな。
汚職の巣にある福岡市開発行政。飲酒して他人の乗用車を盗み運転した消防局救急隊員。
飲酒して捕まった市立小学校教頭、飲酒して暴行行為で逮捕された市職員、九州電力会長や西部ガス社長宅に
投げ込まれた時限爆弾事件、通勤途中に短銃で撃たれた福岡県警元暴力団特捜班長などと福岡では生臭い事件が続いた。
そこに高島市長の”禁酒法”施行。一世紀前のニューヨークを再現したとからかわれてもしようがない。
高島市長は前職は地元民放アナウンサー。行政経験ゼロ。朝番組で主婦の機嫌を取っていただけで
まともな取材経験すらない。
そこで、行政の実験を握るワル職員が活躍する。
今年5月15日も応募が締め切られた「平成24年度特別養護老人ホーム開設事業者募集」。
博多区千代1丁目の福岡市住宅供給公社の土地約1648uに特別養護老人ホームを建設するというものだ。
JR鹿児島本線吉塚駅から徒歩3分、福岡県庁から同5分と絶好のロケーションにある。
応募希望者は多かった。だが「福岡市の住宅供給公社、福祉関係は市の幹部のコネとカネで操られる」との
”常識”が敬遠され、最終審査に残ったのは4社だった。
その中で提出した各条件で事務方が書類審査して出された点数が一番低かった社会福祉法人「敬愛園」に
久留米大学教授、九州大学大学院準教授、弁護士、公認会計士、社会福祉協議会常務理事、
福岡市住宅都市局建築指導部長 森俊彦らで構成された「選定委員」が決めたというのだ。
大体、自治体が関係する「特別養護老人ホーム」は国の多額な補助金が出されるため利権化することが多い。
このため、前年に特別養護老人ホーム開設を許可された法人は2年連続して決まることは通常避けられる。
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