【いじめ】「コーヒー係」命令は違法　新銀行東京に賠償命令

◆「コーヒー係」命令は違法　新銀行東京に賠償命令

新銀行東京でいじめを受けたなどとして、元行員の男性が同行などに
約６７００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が３０日、東京地裁であった。

生野考司裁判長は、コーヒーサーバーの管理など、男性の職歴に合わない
雑用をさせた点を違法と認め、１００万円の支払いを同行に命じた。

判決によると、男性は試用期間を経て正式採用される際に、自主退職を
求められたが応じなかった。

その直後に配置転換となり、２００５〜０６年に計約５カ月間、コーヒーサーバーの
管理や座席表の作成などの雑務に従事させられた。

判決は、男性がかつて民間会社で主に法務部門を担当し、経営コンサルタント
を経て入行したという経歴を踏まえ、「機械的作業に専従するとは想定されて
おらず、銀行の裁量権を逸脱している」と指摘。

自主退職に応じなかったことへの実質的な制裁で、違法だと結論づけた。

判決を受け、新銀行東京は「当行の主張が大筋では認められた。
控訴については、判決文を精査して検討する」とコメントした。

asahi.com　2012年3月31日
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201203310011.html

銀行員も転職・再就職では敬遠される。
しょうもなく使えない奴が多いから。

このコ―ヒー係は
有能な人物だったか
ルーピーだったかの
どちらか

この仕事俺が貰った！

さすがに仕事はできるのかもしれんが、いろいろ問題があるんだろうな

正社員でこんな楽な仕事って天国やんか
ひるパパには出演できんけど・・・

＞試用期間を経て正式採用される際に、自主退職を求められたが応じなかった。

使えない奴だったことが試用期間中に判明したんだろ。

>>1
新銀行石原ってどんな銀行？

>>6
試用期間内に強制退職が可能なのに何故行使しなかったのかが重要

「当行の主張が大筋では認められた。

え？？？

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼
　 ／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼ 　銀行でコーヒー係はもう嫌だお…
　 |　　　　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

社会にでるの怖くなる記事でつね

>>2
それ言える。プライドが高かったり、零細企業にやってきて
銀行の並みの福利厚生や組織性を求めてきたりとやりにくくて仕方ない。
それならこんな零細企業に来ずにそのまま銀行にいろよ、って言いたくなる。

機械的作業に専従する、割り切れれば極楽

６７００万の請求が１００万。

日本の裁判は妥当だな。

モンスター労働者

「おやおや？こーひーがかりのカメヤマくぅ〜ん？」

雑用ばっかやってて給料のほかに１００万もらえるのか
うらやましい

使用期間で切っとけよ


自主退職にしようとして裏目にでたか

んじゃ、オレ変わりにやるわ

>>18
試用期間でも14日以上になると、解雇要件は正社員と変わらないからなぁ

新銀行東京って俺が唯一口座開設拒否られたところじゃんｗ
かなり意味不明だったわ。
まぁ糞社員と糞幹部揃いなんだろうな。

5ヶ月間で、6700万円の損害って凄いね。
1月1千万の給料を期待していたのか。

石原珍太郎らしさが出てる銀行じゃないか。
100万じゃすくねえわ
控訴しろ

俺、紅茶係でいいや。

じゃあ俺は青汁係りで

辞めさせるなら辞めさせろ。
嘘で固めた日本にはうんざり。

>>24
よう、グレイスン

俺いきものがかりに。

新銀行東京など潰せよ。
事件に拘わったアホ上司は処刑でしょ。
１００万円の支払い命令じゃ甘いな。

あい　わな　JOYとJOYとJOYとYOUきなベイベー

コーヒー入れてお金もらえるなんて…いいじゃん。

うちの会社でよろこんでその程度の仕事して
8-17時勤務してるやついっぱいいるけどな

民間会社で主に法務部門→経営コンサルタント→コーヒー係.....
人生っていろいろなんだな...

新入社員にコーヒー係りをさせてはいけない判例ができてしまった

雑用ってのはそいつに忍耐強さがあるかどうか試してるんだろ？

･･･喜べジャッカス！お前はコーヒー係を卒業して、今日から晴れて「スムージー係」に昇格だ！

コーヒー係楽そうでいいじゃんｗ
余計で責任ある仕事なんてやーだよｗｗｗ
特に銀行なんてお金扱うじゃん
なんかあって責任取って自腹で穴埋めなんていわれるより毎日コーヒーだけ入れてるほうが幸せじゃん

さらにコーヒー極めて転職するもよし！

コーヒー係として銀行に就職したい。

コーヒー係で公募してくれればいいのに・・・
コーヒーには自信があるんだっ

口で淹れる演出して、インスタントを「やはりレギュラーに限る」って言わせたい。

うは、俺やりますっ！コーヒー係！

コーヒー係をバカにするな。
個人それぞれのブレンドを覚えないとできない。

あきらめずにコーヒー係を極める
　↓
ある日、重役が支店に来る
　↓
絶品コーヒーでもてなす
　↓
役員勘当
　↓
まさかの秘書課勤務決定ｗｗｗｗ
　↓
法務部門と経営コンサルで学んだ知識を活かし適切なアドバイス
　＆重役の愛人と寝る
　↓
課長昇進（コーヒー係島耕作終わり・・・）

こっこれは！

ある日、取締役会で伝説の経営者、松下幸太郎が顔を出す
　↓
松「誰や？こないうまいコーヒーをいれたんわ？」
コーヒー島「私です」
松「君か？こないうまいコーヒーは初めてやｗｗｗ
まず、香ばしいキリマンジャロのええ香り、ワシがキリマン好きてよう知っとったな。
次に、丁度ええ適温、慌てて飲んでも火傷せーへん。ワシわせっかちやからよく舌を火傷してしまうんやがこれならせーへん。
最後にほんのりシナモンの香りがするなｗｗｗええ香りや。アメリカで売り込みに苦労したのを思い出すわ...ええ時代やったな〜。
まさにも・て・な・しやな。」
コーヒー島「ありがとうございます。」
松「気のきくやっちゃ。何か仕事を任したいもんやな、斎藤君（常務）空きポストはええのはないか？」
斎「九州の営業部長があと一年半で定年です」
松「よっしゃ、決まりやｗｗｗ島君、博多はええとこやぞガハハｗｗｗ
　　博多の大山営業部長は生まれながらの営業マンや！彼の下で大いに学ぶんや」
斎「島君、君のコーヒーが飲めないのは残念だが、男には大きな仕事が必要だ。
　　期待しているよ。」
コーヒー島「ありがとうございます。」

次回予告...博多とオンナとコーヒー

みんな勘違いしているようだけど、コーヒー係といっても、
実際にコーヒーをいれるのは、この元行員男性ではなく、
事務ちゃんだと思うんだよねｗ

サーバーの管理って書いてあるじゃん
こんなのも機械的作業なのかｗｗｗ

コーヒー島耕作
〜博多とオンナとコーヒー編〜

大山「島君、ここのスナックのママは博多美人なんだ」
島「ほんとですか？楽しみだな〜」
ドアベル「カランカラーン！」

ママ「いらっしゃい！大山さん最近お店に来るペース早いんじゃない？ｗｗｗ今ボトルを出すわ。」
大山「会社の近くのこの店に来れるのも後１年ほどだからね」
ママ「そういえば初めて店に来たのも１年前の今頃だわ」
大山「一階の居酒屋が満員で混んでて入れなかったのがきっかけだったね、
　　そのころ私は妻をガンで亡くして仕事への熱意を失っていたんだ。
　　　やさしい妻だったが土日も接待でロクに相手もしてやれなかった。」
ママ「その時は深酔いしすぎてお店で酔いつぶれてしまって寝てしまったのよね」
大山「見ず知らずの男を店に泊めるなんてママも不用心だよ」
ママ「悪い人だと思えなかったの...」
島「部長は会社でもママの話しをよくしてましたよ」
ママ「ごめんねこんなオバサンで」
大山「ママは綺麗だよ」
ママ「やだもうｗｗｗ」

ドアベル「カランカラーン！」

ママ「遅かったわねレイナ（ホステス）、お酒はそこに置いといて....どうしたの？慌てて？」
レイナ「どうしようママ!!!!いつも来ていた佐々木建設の佐々木社長が先物で損したらしい!!」
ママ「佐々木社長？どうしよう、この店の開店資金は一部、社長に借りてるの。
　　　今返済を迫られたらこの店は閉店だわ」
レイナ「どうやらロブスタコーヒーの先物を信用買いしてたらしくて読みが外れてナンピンしてたらしいの」
島「仕手筋ですね...」
大山「島君...そういえばコーヒーは君の得意分野だったな。どうすればいいと思う？」
島「ある商社の売り浴びせの噂があります 」
大山「ひょっとして、糸蝶じゃないか？」
島「そうです。よくご存じですね」
大山「糸蝶の西取締役とは懇意にしている。もしかしたら解決策があるかもしれん」
ママ「この店はどうなるのかしら」

数日後....（スナック　カウンターにて）

佐々木「ありがとうございました、あのまま損切りしていたら大損で今頃クビを吊ってましたよ」
大山「買い戻しの時期を知ったのはインサイダーです。
　　死ぬまで秘密にしてください」
佐々木「もう先物はこりごりです」
大山「これは島君、君の情報分析のおかげだよ」
ママ「この店も安泰だわ」
島「いえいえ、私は偶然知っていただけです。
　　部長の力になれてよかったです。」
大山「秘密にしていたが、君の推薦状を書いておいたよ、加納取締役は私の元上司だ君の力になってくれるはずだ...
私もよく飲みに行ったっけ」
島「ありがとうございます。私も部長を推薦したいのですがいいでしょうか？」
ママ・佐々木「？」
島「ママ、部長を推薦します部長を幸せにしてください」
佐々木「私も推薦するよ、命の恩人だからねｗｗｗｗ」

ママ「待って、大山さんの気持ちを聞いてないわ...」


大山「ママ、ずっと好きだった...俺が幸せにするよ」
ママ「うれしい」

島「僕はそろそろ帰りますよ、コーヒー飲みたくなってきた」
佐々木「私も伝票整理が残ってた...帰るとするか大山さんお幸せに」

スナックドア前
佐々木「島君、お世話になりました。
　　　　大山さんによろしく。この恩は必ず返すよ。絶対に。」
島「いえいえ、お礼なら部長に。」

佐々木、タクシーで去る

数日後....福岡空港にて
大山「佐々木社長から26億円の融資の依頼が来たよ、担保も十分だ。
　　　これは君の手柄にしておくよ」
島「そんな？でもあれは部長の？」
大山「定年を少し早めることにしたよ。もう手柄はいらない」
ママ「あなたのおかげよ」
島「そうですか...すみません」
大山「さて、そろそろ搭乗時間だ気をつけてな」
島「部長、お幸せに」
ママ「島さんいつでも博多に来てね」
島「ママもありがとう」

手荷物検査のゲート越しに手を振る島、振り返す大山夫妻


機内


CA「お客様、お飲み物は？」
島「もちろんコーヒーで」

次回予告...倉庫とコーヒー

なげーよ

いや、面白いぞ。もっと頼む。

コーヒー島耕作
〜倉庫とコーヒー編 〜

　横浜は好きな街の一つだ、いや、好きだったというべきか...

　
　「元木倉庫（株）は昭和初期から続く地域の中堅規模の家族経営の会社だ。」
　バブル期の狂乱に慌てることなく手堅い経営に努めてきた。
　社長の元木　弘明氏は地味で無口な男だが、身の程を知り、節度を持っている男だった。
　年をとってからの娘が一人いる、名前は絵美（26）、大学を出てから事務を受け持っている。妻とは死別。
　煙草の匂いのしみついた事務所は、散らかった古い型の木製の事務机が並び、この事務所には不釣り合いなカラフルなパソコン配線が床を四方に這っているが、
見る人が見れば、家具の一つ一つはいいものであることが一目瞭然である。


最近立て替えたこぎれいなモダンな正面玄関とは裏腹に、従業員用の通用口の前の柵は少しガタがきてサビが目立つ。

　島がこの横浜中央支店の支店長として配属されたのは大山部長の口添えがあってのことだ、
部長の先輩である、加納取締役はまさに人生が充実しているといった感じのタイプで、銀行員にありがちな打算や策略といったものが、
一切感じられない。まさに、本物だ。
出世頭とのうわさもあり、常務の椅子も近そうだ。

大山部長は苦労人で現場の人間らしく、テンションが高く、相手をうまく乗せるタイプだったが、加納取締役はいかにも人生の成功者らしく君子然としている。
なにか引力でも働いているのだろうか？彼が説明すればどんな”リスク”でもいい”クスリ”になりそうな説得力があった。
また、インテリらしく現状の分析力にも長けていた。

やれやれ、昼から取締役がくるというのに...
ポスターの中でさわやかにほほ笑む美女に苦笑いをしながら、抜けかけた画鋲の頭を押しなおした。
若手の服装もばっちりだし、窓口の女の子も化粧はナチュラル、コーヒーも準備できている。もちろん、帰りに渡すお土産も...抜かりはない。

ATMの前で定年過ぎの再雇用の渡辺さんが片手をあげ私の注意を引いた。
合図だ、取締役がきた。

店舗の前で取締役は左右を見渡している。
大丈夫、ペンキを塗りなおしたのは２カ月前だ問題なし。

渡辺さんが出迎えに外に出た、実は彼も取締役の元部下で、対応は万事任せてOKだ。
帳簿を確認すると取締役はコーヒーをおかわりした。
このブレンドは少し余分に焙煎しておいた、取締役は香ばしさを重視するようだからだ、
温度は少し熱め、でないと帳簿を見終わってから飲むまでに冷めきっててしまうから。
酸味は抑えておいた、時間がたつと酸化する恐れがあるからだ。そうなると酸っぱくてとても飲めない。

笑みがこぼれどうやら満足したようだ...

渡辺さんと取締役は大山部長の話をしている。
楽しそうだ、本人がいなくても話が盛り上がるのは大山部長の人柄だろう。

一足先に、支店長室を出て、午前中の業務の報告を受けた。

1：40

時計に目をやるとまだ二時ではなかったが、元木氏はもう受付に来ている。
彼は大口の顧客だからこちらから出向いてもよいのだが......
こういうところが彼らしい、だからこそバブル後に貸しはがしに遭わなかったわけだが。


支店長室に元木氏を通すと、加納さんは彼を笑顔で迎えてくれた。
二人は以前からの知り合いなのだ。
意外なようだが、加納さんの営業成績を押し上げる要因となったのが元木氏なのだ。

元木氏は、倉庫業という仕事柄、この地域の昔ながらの有力な資本家層と付き合いがあり、
加納さんと資本家たちのパイプ役になっていた。

信用のある元木氏と説得の達人である加納さんのコンビはライバルを圧倒し、この銀行の貸出の地域シェアを高めた。

大前春子なら、完璧にやるぞ。
時給三千円だが。

支店長室にて

融資はまとまり、融資の書類を事務員に渡し、島はコーヒーを準備しに部屋を出た。


加納「どうですか？最近そちらさんも難しくなってきたでしょう？」
元木氏「不景気ですしね...」
加納「違いますよｗｗｗ経営については何の不安も元木倉庫さんにはしておりません」
元木氏「？」
加納「娘さんですよｗｗｗ」
元木氏「そうでしたね...加納さんの娘とうちの娘は一つちがいでしたね」
加納「そうです！それから、奥様はお元気ですか？」
元木「２年ほど前に....交通事故で亡くなりました」
加納「これは...悪いことを聞いてしまいましたね、すみません」
元木「いいんですよ、気持ちの整理もつきましたからね、ただ、最近日に日に娘が死んだ妻に似てくるのです」
加納「しかし、娘さんは奥様の実の娘ではない...そうでしたね？」
元木「そうです、不思議なことです、娘は愛人の子なのですから。
　　　だが、娘はそれを知らない..話してしまえば私は...」


沈黙...

ドア「ギィ〜」

島「コーヒーをお持ちしました、ブラジル豆です」

元木（一口飲んでから）
　　「甘い？（練乳か？）なぜです？島さん、あなたはとても気が効く方だと伺っています。
　　私がコーヒーに砂糖を入れないのはご存じでしょう？」

島「コーヒーはそのままでは苦いものです、しかし、砂糖を入れれば飲める。
　　現実もそうです、つらいことばかりだ、だけど、ほんの少しいいことがあれば生きていける。
　　娘さんが受け入れられそうにないなら、砂糖を加えてみればいい...」

加納「なるほど、私が砂糖役をやれということか？」

この気持わかる。
俺も糖質を会社に告白したら雑用の仕事に回されたよ・・

まて、これ以上行くとラノベ化させるぞ

先輩は窓際に追いやられ仕事もないが、バブル入社で給与も高いから生活楽しんでいる

コーヒー係で給料もらえるの！？俺やるよ！

すんだらトイレ掃除

数日後......

元木「お騒がせしました」
加納「いえいえ、お役に立てれば幸いです。
　　　娘さんは全て知っていたんですね....」
島「まさかプチ整形とは....」
加納「無意識のうちに奥さまに似せて整形していたわけですからねｗｗｗ」
元木「ばれないように数回に分けて手術していたようです。道理で徐々に変わるわけですｗｗｗ」
島「愛人のことも聞いていたようでしたね、女は秘密でできているんですね」
元木「娘とも最近は食事に行くようになりました、これもお二人のおかげです」
島「いえいえ」


元木「これは、まだ秘密ですが、実は、アメリカの尼さん.comから配送センターの事業を委託される見込みがあるんです、
　　　千葉と栃木ですおそらくトラックや冷蔵倉庫などで50億円規模の融資が必要になりそうなんです」

加納「尼さん.comと言えばアメリカ最大手の通販事業者じゃないですか」

元木「お二人に融資をお願いしたいのですが」

加納・島「ありがとうございます！！」

数日後.....支店の前にて

加納「島君、君は噂以上だなwww」
島「ありがとうございます、精進します」
加納「明日、本社に１０時に来てくれ。話がある。」
島「？」

加納「ではこれで、渡辺くんによろしく」
加納取締役は迎えの車で去って行った。

島「何だろう？社長の行きつけのクラブでボトルを勝手に飲んだのがばれたかな？それとも雪菜（斎藤常務の愛人）と
　　寝た事か？」

店内

席に戻るとコーヒーを淹れてくれた派遣社員に礼を言った。
んっ？苦い...あいつ盗み聞きしてたかな？
カップにフセンがついていた、そこには００００−００００−００００と
電話番号が書いてあった。

これって？


次回予告
取締役と首狩りとウサギ

実は、毎夜のお楽しみスケジュールの暗号だったとは。

次回までこのスレあるのか？

俺もコーヒーサーバー管理だけの
しごとやりたいw
雑巾の絞り汁入りブレンドコーヒー

http://t8.wtakumi.com/s/honoka/1332485241900396.jpeg

一滴一滴見つめる仕事か…

保守

保守

コーヒー島耕作
〜取締役と首狩りとウサギ編〜

　フセンはとりあえずポケットに入れておいた。今は仕事中だしな...

　さてと、明日は本社に来るようにと言われたが、おそらく役員会に呼ばれるだろう....
だが、そうなると、あの忌々しい杉田に会わなければならなくなる。
　オレがよそ者ということ重要な仕事からわざと外し、コーヒー係にしたあの杉田だ、いかにも子分タイプの杉田は、芸能人では
堺正章ににている。俺はヒロミになる気はない。
　俺に泥水を飲ませたあの杉田を心底俺は軽蔑する。
　松下会長にコーヒーを出す機会がなければ、俺は神経をやられていたはずだ。
　そしてお決まりの休職→退職→求職コースになっていたはずだ。
　明日は用心しなくて.....

　退社前に、カバンの中に隠し玉をいれておいた、これが役に立つだろう。

　翌日、本社ビル前

　日焼けした厳めしい顔をした警備員が２人、道行く人々を威圧しながら通りを見張る、
きれいに刈り込まれた前庭越しに見るスマートな本社ビルは地上38階、地下3階、まさに「資本主義のオベリスク」だ。
そして彼ら二人は、さながら番兵というところかｗｗｗ。

　役員会議室のある36階は特別なカードが必要になる、網膜スキャンも併用されている。

　受付でカードを受け取り、網膜データを登録する、エレベータも特別あつらえだ。
　
　振り向くと、彼がいた、杉田だ！
島「杉田地区本部長お久しぶりです！」（昂ぶる感情を押し殺しながら）
杉田「君か？茶坊主もえらくなったなｗｗｗ」（バカにしたように）
島「今日はどうやら磯山相談役の退任に伴う役員昇格者の発表もあるらしいですね...
もしかしたら本部長では？」
杉田「そうかな？」（ニヤニヤ）

出っ歯がイラつく（怒り）
手洗いにいくふりをして、杉田を振り切った、庶務に連絡して、今日のコーヒーを手渡しした。
島「会議中はこれを、会議が終わったタイミングでこれを出してくれ」
庶務（荒田）「高そうなコーヒーですねｗｗｗｗどこで買うんですか？」
島「これは都内でもなかなか買えるものじゃないよ、個人輸入したんだ」
荒田「今回は重要な会議らしいですからね。」

荒田と別れ、エレベータに乗る、気持ちが張り詰める。
ガラスのエレベーターは素早く上昇していく。
ここから見下ろせば人も車もマッチ棒やトミカに見える、地に足が付いていない、
バブル期の重役たちが判断を誤ったのも地面から離れすぎたせいだと思う。

10：30

　席は埋まった、私は加納取締役の後ろの椅子に座った。


会議はとどこおりなく進む。
松下「以上で今期の営業成績の見直しと来期の取り組みをまとめる」
斎藤「会長、最後に磯山相談役の退任による役員昇格者の発表があります」
松下「そうだな、国友常務を相談役にして杉田地区本部長を役員にあげるべきだと思うが皆はどう思う？」
坂井「序列的には順当でしょうね」
井手「南関東地区をまかせ得ていたわけですから能力的にも問題ないでしょう」
議論が煮詰まったところで、
島は合図をし、コーヒーを皆に配らせた。

松下「なんだ？今日のコーヒーはあまり美味しくないぞ？」
斎藤「どうしたんだ？君らしくないな....」
島「そうですか...このコーヒーはコピ・ルアクと言って、１００ｇ6000円もする高級品なのですが...
松下「では、反対意見を聞こう、ほかに候補者はいるかな？」
磯山「去るものとして一言申し上げたい、北関東地区本部長の寺田が望ましいと思います、
　　彼はまだ若く、役員会の若返りが図れる」
松下「そうかもしれんな、いずれにしても若手が必要だ。」
斎藤「寺田は杉田より若いですが人望があると聞いています」
松下「そうかでは決議をとる杉田か寺田か挙手してくれ」

大勢は寺田を味方した、寺田が立ち上がり、あいさつする、杉田はさすがに感情を隠せず、
うなだれ気味になっている。

会議後〜玄関ロビー〜

加納「俺にはわかったぞｗｗｗｗ」
島「何がです？」（ニヤニヤ）
加納「コピ・ルアクはお前の気持ちだったんだな」
島「そうです、コピ・ルアクは好みが分かれる豆です、コーヒー豆をジャコウネコに食べさせることで作られます。
　　稀少だということで高値で取引されていますが、一番旨いわけではないんです」
加納「杉田はヒラメタイプで、下を上に媚叱責し上にびるのが上手く人望がない、寺田は地味だが正直で実力と人望があり下に好かれる。
　　　上司にとっては、杉田のようにいい報告ばかりして来る男はかわいい部下だ、逆に寺田のようにまっすぐな物言いをしていると
　　　遠避けられることも多い」
島「そうです、コピ・ルアクは珍しいから値段が高い訳ですが、本当に重要なのは値段ではなく、皆に愛されることです、
　　寺田さんは地味ですが、その分、周りを活かす男です」
加納「杉田はクセが強すぎるが、毎日飲むならお徳用コーヒーというわけだなｗｗｗ
　　　確かに癖の強い、杉田が昇格すれば周りと軋轢が生まれるだろう、しかし、寺田ならゆっくりでも確実に周りを動かせるだろう」
島「そうです、それからコピ・ルアクはジャコウネコの糞の中から取り出すのでクソ野郎という意味もあります」

加納「では、うちの役員たちもまだまだ捨てたもんじゃないなｗｗｗｗ
　　　正解を選べたんだからｗｗｗｗ」
島「そういうことです」

取締役と別れ近くの喫茶店へ

島「そう、１４じに帰るよ」
部下に指示を携帯で伝える。
ふと、窓の外に目をやると、フセンの女「柴田」が外を通って行った今日は休みだったな、
デートか？細身だが筋肉質な男が横にいる、彼氏か？

さて、帰りに飯でも食うか......

次回予告
〜〜取締役と首狩りとウサギ編２〜〜

面白いけどまだ続くのか・・・
さすがに明日は落ちてるだろう

使える奴だったら前の職場が離さなかっただろうし

うんこ拭く係が私の仕事

まだあるな

土曜ドラマ『コーヒー係の逆襲』

保守

＞男性は試用期間を経て正式採用される際に、自主退職を
＞求められたが応じなかった。

＞男性がかつて民間会社で主に法務部門を担当し、経営コンサルタント
＞を経て入行したという経歴を踏まえ、「機械的作業に専従するとは想定されて
＞おらず、銀行の裁量権を逸脱している」と指摘

じゃあどうせえっての？
使えない奴を経営コンサルタントにしろっての？
馬鹿げてる

保守とかしなくても4/30までは落ちませんよ

>>82
そうなんですね。ありがとう！

作者です、楽しんでいただけて何よりです。
エロ路線がいいとかサスペンス要素とか希望があれば足していきます。
リクエストお待ちしてます。


コーヒー島耕作
〜〜取締役と首狩りとウサギ編２〜〜

行きつけのラーメン屋「中州一番星」にて


島「この店の漬物は旨いんだｗｗｗｗ」
　
　べたつく机を台ふきで自分でもう一度拭う、机と床がべとつくラーメン屋はアタリの確率が高い。
　やはり、とんこつラーメンは「ハリガネ（固め）」に限る、「粉落とし（湯をくぐらせただけ）」は
さすがに無理だが....

　替え玉に高菜を混ぜながら、あのフセンをポケットから取り出す。

　よく見ると、住所が書いてあるな？
「神奈川県横浜市港北区新横浜OOOOOO-OOO　トランプビル　４F　４０４号」
なんだ...近くじゃないか、職場から歩いて行ける距離のビルだ。

　残りの麺を掻きこむと、会計を済ませ、駅へ向かう。

電車内

今日は運よく座ることができた、私の一番好きな車両中ごろ、出入り口のすぐ横、
ここならゆっくり人間観察ができる。

島「おや！？あの男はさっき柴田といた男だな？」
細身の男は私の斜め前で携帯で話をしている、よく見ると出っ歯気味でウサギに似て見える。
その男の声がとぎれとぎれに聞こえてくる。
男「時間がないな、仕上げがいる」
島「？」

まあいい、興味があるとは言っても、プライバシーだしな、
意識をそらし、愛読している読みかけの本を読むことにした。

帰社がてら、トランプビルへ寄り道してみることにする。
男も同じ駅だが同じ方向らしい。

しばらく歩く.......

まずいな、同じビルに用があったようだ。
男はまた携帯で話をしている、「OK！」と言っているのが聞こえたが、何のことだろう。

時間をずらし、ビルへはいる。
トランプビルは昭和末期に建てられた雑居ビルだ、手入れは....あんまり良くないな。
いくらビルの案内板を見ても４０４号室はない。
とりあえず、階段を上がる、３階まで来たときに、女の泣き声がする。
いやな予感がする。

ビル４階にて

４０１→４０２→４０３→給湯室
島「ないな？４０３までだ、まさに４０４Not Found　だ」
４０３号室から女の泣き声が聞こえている....
給湯室から出ようと振り向くと、「男」がいた。

男「メモを見たんだろ？」
島「これは君の差し金か？」
男「そうだ、柴田にメモを貼らせたんだ。ある人の依頼であんたを消せと頼まれた」
島「彼女は今？」
男「隣の部屋で寝てる、クスリを打ったからな、あいつは俺に騙されて、
　　俺のためにソープで働くことを決めたんだｗｗｗｗｗｗ
　　俺が借金で困ってるって言ったら一発だぜｗｗｗバカな女だ」

気がつくと、後ろに柴田が立っていた。
柴田「借金は嘘なの？信じてたのに.....」
島｢彼女を自由にしろ｣
男「無理だｗｗｗｗ柴田は今日、田舎の温泉ソープに出発するんだよｗｗｗ」
柴田「いや〜信じてたのに.....嘘だなんて」
男「島さん、悪いが消えてもらうよ....」
島「悪いが簡単にはいかないよ、私はこう見えても、空手４段なんだ」
男「大した自信だな」

男はつかみに来たが、島はそれをうまくかわしながら何とか男を倒した、
男は息切れしながらうつぶせに倒れて気絶している。前歯は折れている。

柴田「まさか支店長が空手の使い手だったなんて！！！！！」
島「習っておいて正解だった」
柴田「いつ習ったんですか？」
島「通信教育空手さｗｗｗｗｗ」
柴田「....（絶句）」

逃げ出せないようにぼろぼろに服を裂かれた柴田の肩にスーツの上着を掛ける。
それから、倒れている男の上着を探る、すると中から名刺入れが出てきた。
中には、名刺が一枚だけ入っていた。

そこにはなんと、斎藤常務の名刺があった。
どういうことだ？
彼女に肩を貸して階段を下る。
そのあと、ビルを出ると彼女に替わりの服を買ってやり、駅まで送る。明日は休ませることにした。

応援アゲ↑

支店内にて

渡辺さん「遅かったですね、スーツ！？どうされたんです？」
島「いろいろあってね、何か変わったことは？」
渡辺さん「元木倉庫の娘さんが来ています」

いやな予感がする。

支店長室に入ると絵美がこちらに気付いた。
島「プレミアムブレンドです、どうぞ」
コーヒーを出す。
すると絵美が話し出す。
絵美「島さんこのお前はお世話になりました、実は父のことでお話が.....」



その話を聞いた、次の瞬間、私は驚いて食べかけだったお土産のどら焼きを床に落としてしまった。


次回予告
〜恋人と港にて〜

作者より：乱文遅筆ではありますが、ストーリーの整合性と伏線に気をつけながら書いていきます。
次回お楽しみに。

乙乙、ご自分のペースで更新よろしくです。
小説読むの久しぶりだけど、いいね。

過疎ってきたね
ちゃんと読んでるぞ

期待アゲ

〜恋人と港にて〜

香奈（島の彼女、同棲中）「 おかえりなさい、ご飯もうすぐできるよ」
島「ただいま、ハンバーグか？うまそうだな」
香奈「後はこねて丸めるだけ、コーヒーでも飲んで待ってて、」
島「はいはい」
彼女はもとは同じ銀行にいた子で、コーヒー係を命じられた時に、なぐさめてくれたこと
から付き合い始めた。今は違う会社に転職しているが、内情を知っているので、いい相談相手だ。


ティファールのスイッチを入れ、コーヒーを準備する。
昼間の絵美の話が気になり、不安な気持ちがよみがえってきた。

ハンバーグをこねている香奈に甘えることにする。
香奈は姉妹の長女なので、甘えやすい。

島「香奈〜どうしよう....まずいことになった」
後ろから香奈のうなじに顔を埋める、髪の毛と化粧品の匂いが混じった香奈特有のいいにおいがする。
横から香奈のハンバーグをこねると、肘で拒絶されたｗｗｗｗｗ
香奈「どうしたの？何か問題が起こると幼児帰りするのはあなたの悪い癖よ」
島「冷静だな、実は元木倉庫のことなんだ」
香奈のハンバーグをもみながら相談することにした。

＃回想＃

絵美「父の病気のことと、融資のことで話があるんです」
島「病気？数日前に伺った時にはお元気でしたが」
絵美「会社の定期検診の結果がきたのはそのあとです、
　　私が、病院に呼ばれ、ガンが肺にあることがレントゲンでわかったんです。」
島「レントゲン？ということは？もしかして....」
絵美「かなり大きな腫瘍なんです、先生の見立てではあと半年の余命だそうで」

絵美の肩がふるえている、残念だが私は掛けるべき言葉が探せないでいた。

＃回想終わり＃

香奈「元木社長は、ヘビースモーカーだったものね」
島「そうなんだ、そして、彼らの肉親は二人だけ、父と娘の二人きりなんだ」
香奈「社長が死ねば、会社の経営は立ちいかなくなる、彼の信用であの会社は成り立っている。
　　つまり、余命わずかの社長の信用で50億円規模の融資をすれば必ず焦げ付く、
　　というわけね」
島「そう、会社の経営継続の上での重要問題なんだ。
　　しかも、これまでもうちの支店はかなりの額を元木倉庫に融資している。
　　これが焦げ付けば....」
香奈「あなたは左遷、今度はコーヒー係ですらなく、ホントの閑職に回されるわ」
島「どうしよう、せっかくコーヒー係を脱出したのに」

香奈のハンバーグをもむ手に力が入る。

香奈が「痛い」という直前にティファールのスイッチが鳴り、お湯が沸いたのを知らせる。

ここはコーヒーでも飲んで冷静になるしかない。

こいつお茶やコーヒーを舐めてるな
お出迎えや社員のリラックゼーションには、お茶やコーヒーは大切なツールだ

このコーヒー
コーヒーコーヒーしてない
と言われてショックだったんだろうな…

俺もリラックスタイムにするか。

書類カバンを開き、クリアファイルを開く、読もうと思っている資料はいつもはさんである。

すると、懐かしいものが見つかった、以前作った社内の座席表だ、全国の支店、本店の座席と氏名と内線番号が
きれいにまとめられたものだ、重役の机の電話の直通番号も書いてある。
我ながら惚れ惚れする、ブルーを基調にデザインした座席表はこのまま売り物にできそうだ。

しかし、杉田の顔を思い出しイライラしてきた。

食事が用意でき、ファイルをカバンに戻す、飯にするか。

dou demo ii

食後、もう一度ファイルを開けて中を確認する。
よく見ると伝票が挟まっている。
島「香奈、横浜コピーってなんだ？」
香奈「確か、うちの銀行のコピー機はそこからリースしているのよ、
　　２年前に一斉に全社、リプレース（置き換え）したのよ」
島「コピー用紙が5000万円分あるけどうちはアスクルを使っている、
　　どういうことだ？」
香奈「経理に聞いてみるしかないわ、ただこれはトラのしっぽかもしれない、
　　　気をつけて」」

なんでラノべ発表会になってるのかわけがわからん。

読んでますよー 続けてください。

休日の更新乙です

TVI

女だったらイジメじゃない
男女差別の臭い

コーヒー豆買ってきた♪

続きは書き溜めてるのかな？

作者です、ごめんなさい、ちょっと忙しくて、更新できませんでした。

島が出世コースに入るまでは何としても続けます、ご安心ください。

翌日≫
　島「まただ」
客先から戻ると斎藤常務が来ていた、斎藤常務はよく関東圏の支店を連絡なしで抜き打ち訪問することが
よくある。斎藤常務が来る時はいつも花を買ってきてくれることが多い。

島「今日はスイセンか、きれいだな」
横から柴田が口をはさむ。
柴田「支店長、スイセンの花ことばは知ってますか？」
島「何かな？清楚か？」
柴田「違いますｗｗｗ」
島「何かな？教えてくれよｗｗ」
答えが聞けるところで、斎藤常務が奥から出てきた。
斎藤「島君お疲れ様、今日もいい天気だね、どうだ、きれいだろ？
　　今日はスイセンにしてみたよ」

支店長室へ

島「お花ありがとうございます、みんな喜んでいました。
　　コーヒー御出ししますよ、コロンビアでよろしいですか？」
斎藤「ありがとう、島君、ひとつ聞きたいことがあるんだが？いいかな、」
島「何でしょう？」
斎藤「以前君の作成した全社の座席表何だがね、あれ、大変よくできていたよｗｗｗ」
島「ありがとうございます、あれには自信があったのです」
斎藤「ところで、座席表の改訂をしようと思っているんだが、原本を見せてもらえないかな？」
島「なぜです？完成品から作り直した方が正確では？」
斎藤「原本のほうも照らし合わせる必要があるんだ」
島「わかりました」（あやしいな？）
斎藤「今原本はどこに？」
島「書類はまとめてあるのですが、ちょっと探すのに時間がかかりそうです。
　　見つかり次第お送りしますよ」
斎藤「至急頼むよ」

それから雑談をして、斎藤は帰って行った。

柴田「斎藤常務はファイルを探していました、大阪生命保険のクリアファイルらしいです」
島「なぜそれを？聞こえたのか？」
柴田「独り言を言ってましたブツブツと」

やはりあの伝票は何かある、斎藤常務の秘密は何だ？

松下幸太郎について....

松下幸太郎は伝説の人物だ、戦後の日本経済の生きた伝説、彼には多くのあだ名があり、
彼の人に好かれやすい人柄を表している。
彼は、小さなころから、未来を嘱望されていた、特に数学の才能は抜きんでていた。彼の田舎の人々は彼を神童と呼んだ。
彼が大学に行くために、彼の生まれた村の人々は金を出し合い、彼のために力をかした。

彼は、日本の六大学の一つ、明和大学を卒業した後、単身渡米した、ウォール街で金融のノウハウを学ぶためだ。
ウォール街に着いた彼は、片っぱしから、金融会社に面接に出かけたが、人種の偏見のせいで断られ続け気持ちが折れそうになっていた。

ある日、彼は意を決して行動に移ることにした。
エレベーターでビルの最上階に上り、上から順に面接を申し込むのだ。
結果、彼はそのビルの3階にあるタウンバンクNAに郵便係として採用されたのだ。

最初、彼の応対で出てきた男（ジョン）は、薄汚い男く、やたら発音の悪いアジア人を乞食と勘違いして、50セントを
与えて追い払おうとした。
　しかし、幸太郎はとっさに、日本からの船の中で船員から覚えた基本的なコインマジックを披露した。
　目の前で消えたコインに驚いたジョンは受付にいたみんなを呼び集めた。
　その中に、郵便部の課長がおり、幸太郎は見習いとして、採用にこぎつけることができた。

その50セントをくれた男はそのあと幸太郎にコーヒーショップでドーナツとコーヒーをおごってくれた。
その男（ジョン）の好みが、コーヒーにシナモンパウダーを足すことだったのだ。
その思い出のおかげで、その後も幸太郎はシナモン風味のコーヒーを好んで飲むようになった。

その後、出世した彼が日本の銀行からスカウトを受け、日本に帰ることになったとき、ジョンにシナモンコーヒーと山もりのドーナツを奢った、
彼が帰国後、生まれ育った村に帰り、お金を出してくれた人の家を回り、一軒一軒、お礼をしていった。

70年代後半、彼は世界史上最大級のバブルの一つ、日本の80年代バブルの発生とともに、彼は融資の拡大を進めた。

そんなある日、アメリカのジョンから１９２０年代のダウ平均のチャートだけが入った封筒が送られてきた、
ジョンからのバブル崩壊の警告だった、もはやパーティは終わった。

幸太郎は融資を急激に引き締め、バブル崩壊をいくらかましな状況でしのぐことができた。

会長室にて

佐野経理部長「会長、先月行った監査の件なんですが」
松下「どないしたんや？」
佐野「使途不明金が見つかりました」
松下「それを探すンが君の仕事やろ？」
佐野「斎藤常務が絡んでいるようなのです....」
松下「わかった、わしも探ってみよう。資料を見せてくれ、この件はくれぐれも内密に」

まず、駄目な人は何でも虐めと受け止める傾向がある。

コーヒー係を命令されたのであれば
今までの職種が何であれ
会社の経費で色んな喫茶店に行っておいしい入れ方
良い豆の知識を覚えて
社員の福利厚生員としての職務を全うするべきかと思います。

この人の腕次第で社員の士気は上がりますし
コーヒー以外にもお茶の勉強して（女性社員が好みそうなのを研究する）
会社に貢献するべきだと思います。

電話「プルル、プルルルルッルガチャッ」
電話の向こう「はい、経営企画室です。」
島「横浜中央の島ですが、加納常務は今そちらにいますか？」
向こう「島支店長ですね、今替わります」


加納「やあ、島君、どうした？何かいい話かな？」
島「難しい問題が見つかったのです、私ひとりでは判断できません助言がほしくてお電話しました。
　　問題というのは、会社の会計上の問題です」
加納「問題？わかった、今日は早引けして横浜に向かうよ、夕方７時に横浜駅のドトールで会おう」

だから駄目なんだよ
文句言わずに何でもやれよ

話が複雑に複雑になってきた　本格的だな

横浜駅に向かい歩く、部下には直帰するとつたえてある。
いずれにしてもこの伝票は危険すぎる、一人で抱えられる問題じゃない。
謎解きの協力者が必要だ。斎藤常務が何の問題を抱えているのかわからない。

横浜ドトールにて

加納「島君、どうした？顔色が悪いぞ」
島「突然すみません、難しい問題なのです」
加納「とりあえずコーヒーでも飲みたまえ」
島「そうします、実は昼飯を食べてなくて腹ペコなのです」
加納「そうか、今日も元木倉庫にいっていたんだったな、荷物は見ているよ、行ってきたまえ」

島はミラノサンドとアイスコーヒーを注文した。

加納「ミラノサンドは意外とうまいよなｗｗｗ
　　私もミラノサンドを食べにスタバよりドトールに来るんだｗｗｗｗ」
島「取締役もですか？ｗｗｗレジ横に置いてあるレモン果汁をかけるとうまさが
　　UP！しますよ。紅茶用ですがねｗｗｗ」
加納「そうか？私も今度試してみよう、ドトールは適度にダサいのが入りやすいんだよ
　　　水もタダだしな、そういえば、渋谷のドトールに噴水があるのには驚いたよｗｗｗ」
島「私もですｗｗただ、何分かおきに電車のガタガタ音が聞こえてきますけどねｗｗ」

加納「島君、君はコーヒーの話をすると目が輝くなｗｗｗ
　　　さて、腹が膨れたところで本題に移ろうか」
島「はい、実は怪しい伝票を発見したのです、横浜コピーという会社から大量のコピー紙を購入しているのです
　額は5000万円です」
加納「そんなに大量に？なぜだ？会計処理の簡略化のために、アスクルを利用しているじゃないか？」
島「そうなのです、しかも、横浜コピーに全社のコピー機のりースもとを変えたあとすぐに書かれた伝票なんです」
加納「わかった、5000万は大金だ、経理をあたってみる必要がある、会計監査も近いんだ問題ごとは早く解決したい」
島「お願いします、それから今日行った元木倉庫のことですが...」
加納「元木社長から電話がきたよ、話がしたいと」
島「どういうことです？」
加納「わからん、しかし重要な問題だそうだ」

草多すぎ ふむふむ

>>97
ヘルベチカスタンダード乙ｗ

専ブラの検索をつかって登場人物ごとに読んでいくとわかりやすいな

職歴に合わない雑用とか言われてさ
コーヒー屋は裁判所に差別されたね
国家賠償レベルの失言だな

コピー、茶酌み女子はどうしたら…

これってただのわがままじゃないの???　働けるだけありがたいじゃない！

サーバーはアカンな。ワシならサイフォンシステム造るぞ俺やったら。
さっさと和解して、ワシをコーヒー係（もちろん平出）雇ってくれんか？