岩手と宮城、復興特区申請へ 法人税免除や医師配置緩和
2012年1月25日3時7分
岩手、宮城両県が、復興特別区域(特区)法に基づき、法人税を免除して企業誘致を
進めたり医師の配置基準を緩めて医療サービスを受けやすくしたりする特区の創設を
申請する方針を固めた。両県とも市町村と共同で今月末に復興推進計画を国に提出
する。復興特区の第1弾になる見通し。
宮城県は、七ケ宿町を除く県内34市町村と共同で、新たに立地する企業の法人税を
5年間免除する「民間投資促進特区(仮称)」の創設を申請する方針。34市町村の
約110カ所を「復興産業集積区域」と指定し、特に津波被害が出た沿岸15市町の同区域
では新たに参入する企業の法人税をゼロにする。
また、復興産業集積区域内にある既存の企業が、機械や設備を新増設した際も費用の
8〜15%を法人税額から控除することなどを認める。
http://www.asahi.com/politics/update/0124/TKY201201240761.html