移動電話の普及率、初めて人口上回る―昨年11月の出荷実績
2012年1月18日 06時09分 更新
電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は17日、
移動電話(携帯電話・PHS)の累計契約数が昨年11月に総人口を初めて超え、
人口普及率が100.4%に達したことを明らかにした。
JEITAの発表によると、11月の移動電話国内出荷台数は204万9,000台で、
前年同月比64.5%と3カ月連続のマイナスとなった。このうち携帯電話だけでは
193万5,000台で、こちらも前年同月比63.3%減と大きく落ち込んだ。
しかし、調査対象の10社にアップルが含まれず、10月に発売されたスマートフォン
(高機能携帯電話)「iPhone4S」の分が欠落している。
ワンセグ対応製品は16万4,000台となり、単月の出荷台数が200万台を割り込んだのは
2カ月連続だった。JEITAは原因として、新製品のラインナップが出揃っていないことが
影響したとしている。
一方、PHSの出荷は11万4,000台で、前年同月比98.5%と意1年4カ月ぶりのマイナスを
記録したものの、13カ月連続で10万台超えが続いた。契約者数についても10カ月連続で
増加している。
http://jp.ibtimes.com/articles/25728/20120117/575939.htm