「悪質で利欲的な動機」収賄罪の元県職員に有罪 福島県立医大の発注工事に絡み 福島地裁
2011.12.28 15:23
福島県立医大の発注工事に絡み、受注業者から現金100万円を受け取ったとして収賄罪に
問われた県土木部の元建築技師、中島徳行被告(35)に福島地裁は28日、懲役2年、執行猶予
5年、追徴金100万円(求刑懲役2年、追徴金100万円)の判決を言い渡した。
加藤亮裁判官は判決理由で「現金の授受を繰り返していた中で多額の賄賂を受け取った」と
認定し「悪質な犯行で、利欲的な動機に酌量の余地はない」と述べた。検察側は21日の初公判で
「競馬などに自由に使えるお金欲しさ」を動機と指摘していた。
贈賄罪に問われた宍戸工務店(福島市)の元社長、宍戸章治被告(68)、長男の社員、
順一被告(39)にはいずれも懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111228/trl11122815240001-n1.htm