岐阜弁護士会でも情報流出…苦情者の実名など
岐阜県弁護士会の会長ら執行部が利用していたインターネット上の掲示板に、
会に対して会員弁護士らへの苦情などを申し立てた市民の実名や連絡先、
苦情内容などが流出し、不特定多数が閲覧できる状態だったことが、読売新聞の
取材でわかった。
会の職員が閲覧制限の設定を怠っていたという。
「北千住パブリック法律事務所」(東京都足立区)の弁護士が開設した掲示板上に
裁判員裁判候補者名簿などが流出したことを受け、日本弁護士連合会(日弁連)が
26日、全国の弁護士に情報管理の徹底を緊急要請したが、岐阜県弁護士会は
27日午後に日本弁護士連合会から指摘されるまで流出に気付いていなかった。
同弁護士会はその後、掲示板を閉鎖した。
(2011年12月28日07時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111228-OYT1T00148.htm