KDDI 被災地支援仙台に業務拠点…700人雇用へ
KDDI(au)は22日、東日本大震災で被災した東北の復興支援のため、
仙台市に携帯電話契約者のデータの登録や管理業務を行うセンターを開設すると
発表した。現地採用を中心に最大700人を雇用、来年2月に業務を開始する予定。
このほか仮設住宅に住む独居老人の安否確認などを遠隔地からでも行える
ネットワークシステムの提供も検討するとしている。
仙台市で記者会見したKDDIの小野寺正会長は「スマートフォンなどの新規契約が増え、
センターが必要になった。雇用の問題を考え、仙台が一番いいと判断した」と説明。
会見に同席した仙台市の奥山恵美子市長は「雇用の確保は(被災地の)最大の関心事。
大変ありがたい」と話した。
新設するセンターは販売店で契約した顧客情報などの登録業務が中心になる。
データ管理態勢を拡充し、来春の携帯電話商戦に備える。
[ 2011年12月22日 12:55 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/22/kiji/K20111222002293630.html