安愚楽牧場社長がついに自己破産!
和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の
三ケ尻久美子社長が東京地裁に自己破産を申請し、開始決定を受けたことが21日、
関係者への取材で分かった。決定は21日付で、負債額は約2億円。
法人の安愚楽牧場は8月9日に民事再生法の適用を申請。しかし、選任された管財人らが
調査した結果、「牧場や牛を売却しなければ財産保全はおろか、餌代をまかなえず大量の
牛が餓死しかねない状況」であることが判明し、今月9日、破産手続きに移行した。
再生手続き時の申請書によると、安愚楽牧場の負債総額は約4300億円。大部分は
全国のオーナーと呼ばれる出資者約7万3000人への負債となっている。(共同)
[2011年12月21日22時0分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111221-879573.html